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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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先手

先手




シューの剣は、確実に相手の心の臓に突き刺さり、その体を抜けた。

そして、あと一人いた闇が、それと同時に、シューの胸に短剣を突き刺した。


その短剣がシューの胸に突き刺さった瞬間、3人の体が、音もなく消えてしまった。


シューが剣を突きき刺した男の方は、先ほど風船の技を見せてくれた闇とは別の

あと一人の闇の者であった。


風船の技の闇は、わかったが、あと一人の方は、どのような技を持っているのかわからないため、

先に、わからない方に向かって、先手を打つことに決めたのである。

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