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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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戦闘体制に入ったシュー

戦闘体制に入ったシュー




前日、闇の二人と戦闘体制をとったシューは、まず移転という能力を使った。


今、彼らの近くにいる透明のシューを実体化させ、自分をその実態化した透明のシューに移転し、

どの程度の敵か把握することにした。


そして、他のエリアでの戦いに誘い込む算段であった。


闇の者たちは、透明のシューの存在に気がついておらず、ビルを飛び越えながらの程度の力で、

どこかへと向かっていた。


あるビルの屋上に着地し、そこを飛び越えようとしたその時。目の前に、実体化した透明のシューが

突然現れた。そして、いつの間にか手に剣を持ち、その剣を闇の一人に向かって、突き刺した。


その一人に対しては、縛りという力を実体化した透明シューは使っていた。

人の心に隙が出来たときに、使う力で、相手の体を金縛りにするのである。

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