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透明探偵なシュー
透明探偵なシュー
この総務の男は。闇に脅されているわけではなく、自発的にというか、親の意思を継いでいるパターンであった。
どうしようもないパターンであった。
シューはこの男に決めた。透明のシューは。このクサの男にまとわりついて、どのような目的を持ち、
闇との接触があるのか、どの程度の能力なのかなど、すべてを探り始めた。
そして、シューは、このことをアイに伝えた。
『と、いうことで、僕たちの考えが当たりましたね。それで、闇につながる者を見つけたので。
今日は、この男につきまとうことにしましたから、そちらに行くのは、またにします。』




