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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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甘さ

甘さ




アイは考えた。

この会社の警備の体制とか、外部からの接近に対する対応の甘さから、


ティンに対する失望を感じていたが、よく考えたら、これは使えると思い直していた。

この甘さは、何かをここから得ようとしたら、入りやすいはずだ。


もう入ってるはずだという確信に変わった。

闇は、組織で動いているみたいだから、必ず尻尾は動いているだろう。


アイはすぐに、ジェイに連絡を取った。

『ジェイ、弟くん、ちょっと借りていいかな、』

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