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前前世のこと
前前世のこと
「では、仲良くやっていこうか。ジェイ、そしてアイさん。
それで何か質問は。」
「ひとつ聞きたいんですが、僕たちのこと、どれぐらい知っているんです?」
「いい質問だ。逆に、君らは自分のことを、どれぐらい知っているんだい。」
「そうね。そっちから逆質。仕方ないわね。ジェイと私は、記憶を共有していると、
そういうこと。
私が答えるわ。はっきり言うと、前世のことまでしか記憶にないわ。
でも、前世でも、前世の前の世界のことを思い出して、そう25の時にね。
ふたり、愛し合ってたことを思い出して、一緒になり、結婚した。
しかし、前世の前の世界でも愛し合ってたことは今でも覚えてるけど、
前前世のことは何一つ、今では、なぜだか記憶には無いの。
どんな世界だったのか。どんな一生だったのか。何にも思い出せない。」




