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ラブサーフィン  〆の章  作者: エムト
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戻れた

戻れた




ジェイとアイのふたりが現れたのは、最初にワン氏と契約を取り交わし場所、役員室の中だった。


ジェイとアイは、喜びのあまり、どちらからともなく、しっかりと抱き合った。

「よかった。助かったな。」


ツーは、ディオから、指示されていたのだ。彼らと別れる時は、

ジェイとアイは、最初の場所へ戻せと。


そのために、ツーは、あのエリアからの出口と、この部屋への道を作っていた。


ふたりが、ほっとしていた時、ドアにノックの音が響いた。



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