歯をくいしばれぇ!!
その瞬間、私の涙は止まった
「ねぇねぇねぇ!今私のこと『あいつ』って言ったでしょ!」
「・・・・・・・・」
「うふふ~・・・どんな罰ゲームにしようかな~♪」
「・・・ぇ」
「え?なぁに?」
「歯を・・・・・くいしばれぇ!!!!」
「ぐふぅ!!!!」
「・ぇ・・・え?」
「いつからいた!?何をみた!!??あ”あ!?」
「ちょ、ゆ、・・・ゆな?怖いよ!?」
「質問に答えろよ?」
「な!なにも見て「嘘なら殺」泣き顔見ましたぁ!すいませんん!!」
「・・・・殺す・・・・」
「ちょ!?ゆな!?落ち着いて!!」
「・・・・だ・・・」
「・・・へ?」
「も・・・やだ・・・・・・」
「もぉやだ・・・・・・なんでよお、・・・なんで・・・」
「・・・ゆな・・・・」
「うぅ・・・ひっく・・・・・・っ・・・」
「・・・・そっち行っても良い?」
「・・・・来んな・・・」
「うん」
「来るな・・・」
「うん」
「・・・なんで来るなって言ってんのに・・・来るんだよぉ・・・」
「・・・うん・・・、でも・・・ゆな、泣いてるんだもん・・・」
「・・・だって、凪が・・・・」
「うん」
「・・・凪のせいだこのやろぉ・・・」
「うん・・・ごめんね」
その瞬間、私は泣き寝入りをしてしまい、眠りにつく瞬間
凪が泣き笑いをしていたような気がした