こんなのってありぃ!?
まぁ、そんなこんながあってすごい光の中で凪の笑顔を見たその瞬間
私の足元にぽっかりと、全てを飲み込んでしまいそうな穴が開き
「ぎゃぁあああ~~~~~~~~~~~!!!!!」
・・・現在進行中で落ちているのである・・・・・
「ギャーーギャーーギャ~~~~~~~~~~~!!!!!!!」
なにこれなにこれ!??!!どうして穴が!?やだやだやだやだ!!!
てゆーか!凪の名前を呼んだ瞬間よね!?
てゆーか!あいつ私が落ちる瞬間めっちゃ楽しそうに・・・なんか・・・妖艶に笑った・・・
なんか、凪であって凪じゃないような感じがした・・・
だぁ~~もぉ~~!!!!
しっかりしろ私!!
てゆーかぁ・・・
「これいつまで落ちてんのぉおおお!?!???」
そう、これだけ考え事してもまだ地面が見えないのだ・・・
いやいやいやいや!!今更過ぎるけど地面が見えたらどうしよう!!
あ~あ・・・私死ぬのかな?
意外と短い人生だったな・・・
でも・・・私だって・・・一応女の子なんだから・・・・
「ひっ・・・くっ・・」
中学校時代から誰にも見せたことがない涙
一応私にも涙があったんだなぁと実感
「うぅ・・・なん・・・で!」
だれにも見られてないんだったら少しくらい良いよね・・・
「もぉ・・・やだ・・・なんで・・・!皆嫌いだ・・・」
だから友達だって作らなかった
ましてや親友とかも作らなかったのに・・・!
「なのに・・・!なんで・・・よりによってあいつがぁ・・!!!!」
「あ~!ゆな今私のこと言ったでしょ~!」
ひくっ
その瞬間私の涙は止まった