表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/22

ナギサ・イシュタルと今後のツバキ・サオトメ

その後は各自、持ち場に戻る。

レースやラリーとなると、新生サタルニア魔女王国に集合する。

エントリーが決まると練習走行に入る。

練習走行の時は参戦が決まった者だけで、ハズレた者は当日に集合する。

これはハイリヒ王国での場合も同じ。

新生サタルニア魔女王国からハイリヒ王国に練習走行の時だけ出向くという形をとり、子供達への勉強会や炊き出しを手伝うのだ。

で、工房の方はというと……

マッサンはマッサンGT-R R369proto3の開発に成功し、翌年からマッサンGT-R R369typeRという名前で市販を開始した。

それと同時に次世代新型GT-R R370の開発に取り掛かった。

"インディ"の方はというと、もはやGT-Rを名乗れる状態ではなくなった。

原型が無くなり、Cカーそのものになったからだ。

そこでマッサン工房は、GT-Rの名前を取り、"マッサン インディ"という名前にした。

勝てない貴族はエントリーをしなかったりしたが、そこは貴族!買えば良い。

なら、財力誇示だと買いに走った。

セツナ・テレシア達も周りを見て、10台ほど参戦してきた辺りで買い替えをしようとした。

すると、パルシャ工房も動いた。

同じく往年のCカーを想わせる、パルシャ9556を投入してきたのだ。

フェラーチオも動いた、フェラーチオL430i、それに伴い他の工房も動く。

タヨトが69"インディ"V、ダメセデス・バンズがAMC072i、なんとラリーの名門、パジョーまでパジョーEVOを投入してきた。

遅れてガンボリマーコン"インディ"500が市販された。

全てどう見てもCカー、マッサンを手本に手を加えた状態だ。

これで"インディ"も賑やかになった。

駆動方式はミッドシップが主流になった。

マッサンはアテーサ4WDで頑張っているが、工房内ではGT-Rではないので4WDをやめても良いのでは?

という声も出ているとか。

フロント4WDでは太刀打ち出来ず、ミッドシップ4WDに変更しはしたのだが……

これに伴い、"マッサン インディ"は"マッサン インディ ミッド"という名前になった。

ラリーの方はというと、3台体制になったラチアが全てのラリーでプロトタイプを投入し、幅広いデータ取りに成功した。

また、プロトタイプの複数台参戦などで、パーツのテストもやりやすくなった。

重複エントリーのラリーでは、誰かが引き当てればプロトタイプを試せる為、開発データも取りやすく、シード権があれば確実にデータが取れる為、非常に助かっているとか。

絶対的エース、セツナ・ミケレ組の活躍は素晴らしいが、ツバキ・サオトメ:ナギサ・エトワール組、ナギサ・キクチ:ミア組も大活躍で、開発データ取りをしていた。

まぁ、ナギサ・椿組は相変わらずの状態だが(笑)

とはいえ、パルシャではトップクラスの活躍だし、椿のとんでもないミスでもそこまで成績を残せる魔動ラリー車という事で、意外と人気が出たとか。


(早乙女 椿)

師匠!私のおかげでパルシャの人気が上がったそうです!


(ナギサ)

"バカとハサミは使いよう"って言うからな。


(椿)

なんでですか!


(ナギサ)

お前の右と左を間違える、信じられないミス多発でも成績が残せる魔動ラリー車って言われてるからな。


(椿)

のおぉぉぉっ!!(涙目)



椿、ガンバ!まぁ気にしろ(笑)

たまにだが、女神ナギサ・カンナからもお茶会の誘いが来て、その時行けるメンバー全員で世界を渡った。

やはりなかなかこちらの世界に来る事は難しく、こちらから行くという感じだった。

まぁ、常に3ヶ国を周り、手を差し伸べているんだ、なかなか時間は作れない。


(女神ナギサ・カンナ)

今日は来てくれてありがとう。


(セツナ・テレシア)

こちらこそ、呼んでくれてありがとう。



お互い、日々の出来事を話したりして談笑し、楽しい時間を過ごす。


(セツナ・テレシア)

では、また呼んでください。


(セツナ)

面白い話をお話ししましょう。


(ナギサ・エトワール)

同じ異世界、"ニホンのオオサカ"出身ですしね。


(ナギサ・キクチ)

身体には気をつけてください。


(ツバキ・サオトメ)

また会えるのを楽しみにしています。


(ナギサ)

連絡待ってますね。

 

(椿)

頑張ってくださいね。


(女神の使徒 ケイン)

では、女神様。


(女神ナギサ・カンナ)

分かった。

では、皆さんも身体には気をつけて。

また時間が出来たら連絡します。


(一同)

ありがとう。



そう言うと、女神ナギサ・カンナは皆を見送り、次の慰問地へ向けて出発した。

あれ?ケイン、一度も股間蹴り上げなかったな。

そこは空気読んだか?

その後、新生サタルニア魔女王国の貧民街で、歪みが発生した。

調査に向かったセツナ・テレシアとツバキ。

そこで、また異世界転生者、ナギサ・イシュタルと出会う。

彼女?はイシュタル侯爵家のひとり娘であり、薬師をしていた。

イシュタル薬局を経営しており、皇帝陛下のお気に入り薬師でもあった。

自分達と違う点はというと、完全なる転生、転移ではなく、その世界に居るナギサ・イシュタルという人物に入れ替わった?憑依した?という状況だった。

もちろん"転生チート"であり、異世界の知識をふんだんに使って進歩させていたが、娯楽までは手を出していなかった。


(セツナ・テレシア)

ちなみにですが、元の世界の出身は?


(イシュタル侯爵家ひとり娘 ナギサ)

"ニホンのオオサカ"です。

もう少し言うなら"サカイ"ですね。


(セツナ・テレシア)

同志よ!

ちなみ、他にも、セツナ、ナギサ・エトワール、ナギサ、ナギサ・キクチ、女神ナギサ・カンナ、椿の世界とも繋がり、色々やってます。

椿は同じ"ニホンのオオサカ"でも"キシワダ"ですが。


(ナギサ・イシュタル)

だんじり!


(ツバキ・サオトメ)

そうですよ!

ただし、渋谷の黒ギャルに憧れて"トウキョウ"へ。

結局なれずに、コスプレしてたそうです。


(ナギサ・イシュタル)

魂、売った!


(セツナ・テレシア)

でしょう(ため息)

で、各自持ち場の世界や移住して来て、主に新生サタルニア魔女王国で魔動レースや魔動ラリー、魔動バイクレースに参戦して、子供達に夢を与えています。

頑張って勉強して職に就けば、こういう娯楽を観る事ができるよと。

普段は貧民街で炊き出しと勉強会をやってますから。



それからセツナ・テレシアはやっている事業や福祉、教育について話し、異世界人同士で協力している事も話した。


(セツナ・テレシア)

各々、自分の世界で同じような事をしている人は、流石に手一杯ですから、資金協力までは無理ですが、子供達への活動は、時間が許す限り、手伝ってくれてます、ありがたい事です。


(ナギサ・イシュタル)

なるほど。


(ツバキ・サオトメ)

そう言えば、ナギサ・イシュタルさんは、なんで娯楽には手を出さなかったんですか?


(ナギサ・イシュタル)

ウチは代々薬師の家庭だからさ。

それの延長線上の商売はやってるけど、流石に商人の分野に手を出すわけにはいかないでしょ。


(ツバキ・サオトメ)

なるほど。


(セツナ・テレシア)

良かったら、新生サタルニア魔女王国の世界に遊びに来ませんか?

 

(ナギサ・イシュタル)

是非行きたいね。

仕事の休みの時は、連絡するよ。


(セツナ・テレシア)

その時は、必ず迎えに来るよ。



そう言って、連絡口を渡した。


(マンティコ帝国皇帝 リリアス・マンティコ:女)

何を迎えにくるのだ?(ニヤリ)


(ナギサ・イシュタル)

こ、皇帝陛下!


(リリアス・マンティコ皇帝)

ここではマンテ子爵だろ(ニヤリ)


(ナギサ・イシュタル)

あゝ、はい。


(リリアス・マンティコ皇帝)

で、何の話だ?


(ナギサ・イシュタル)

いや、特にこれと言って……


(リリアス・マンティコ皇帝)

嘘は国家反逆罪だぞ(ニヤリ)


(ナギサ・イシュタル)

そこまで!!


(リリアス・マンティコ皇帝)

当然だろ?皇帝陛下に嘘をつくのだからな。


(ナギサ・イシュタル)

いや、マンテ子爵……


(リリアス・マンティコ皇帝)

今はマンティコ帝国皇帝、リリアス・マンティコだ。


(ナギサ・イシュタル)

職権濫用!


(リリアス・マンティコ皇帝)

で、誰を迎えに来るのだ?


(ナギサ・イシュタル)

陛下、ちなみにどこから……


(リリアス・マンティコ皇帝)

"ニホンのオオサカ"出身からだ。


(ナギサ・イシュタル)

全部聞かれてる!!

陛下には公務があるじゃないですか。


(リリアス・マンティコ皇帝)

公務にも休みはあるぞ。


(ナギサ・イシュタル)

宰相、泣きますよ(ため息)


(リリアス・マンティコ皇帝)

その為の宰相だ。


(ナギサ・イシュタル)

開き直ったよ!



というわけで、早速招待する事になった。


(マンティコ帝国近衛騎士団長 アイリス・バロイ:女)

護衛は私が。


(セツナ・テレシア)

その心は?


(アイリス・バロイ近衛騎士団長)

私も行きたい!あっ……


(ナギサの弟子兼助手 アリス・ヴェルホード:女)

私も!先生達だけズルいです!



という事で、戻って来ました新生サタルニア魔女王国。

早速、案内して回る。


(リリアス・マンティコ皇帝)

ほう、凄いの。

ナギサよ、お主は……知っておったな。

家の都合か。

ならば妾から勅命を出す、"娯楽を普及させよ"

家の事は気にするな、妾から言っておく。


(ナギサ・イシュタル)

は、はぁ……


(セツナ・テレシア)

皇帝陛下、魔動車は投入しない方が良いかと。


(リリアス・マンティコ皇帝)

何故じゃ?


(セツナ・テレシア)

安全性の問題です。

街中では事故が心配です。

後、安全装置は私のオリジナル。

楽しまれるなら、こちらの世界で楽しまれるのが良いかと。


(リリアス・マンティコ皇帝)

ふむ、なるほどのぅ……ならばそうしよう。

1台いくらだ?


(セツナ・テレシア)

金貨200枚です。

魔動バイクは金貨100枚ですね。


(リリアス・マンティコ皇帝)

なんと、これだけの物がか!安いな!

気に入ったのをいくつか買おうではないか!



試乗もせずに、買うリリアス皇帝。


(セツナ・テレシア)

いや、試乗してから……


(リリアス・マンティコ皇帝)

そうじゃな、試乗させよ。


(セツナ・テレシア)

仰せのままに。



そう言うと、セツナ・テレシアは愛車タヨト スープGT69を出した。


(セツナ・テレシア)

隣りへどうぞ。


(リリアス・マンティコ皇帝)

うむ。



それから、セツナ・テレシアは予選並みの速さで走行したのだが……


(リリアス・マンティコ皇帝)

これは楽しい!刺激的な娯楽だ!

お主も乗ってみろ!



余計に気に入ったみたいだった。

近衛騎士団長とナギサ、アリスを乗せた。


(ナギサ・イシュタル)

これ、良いねぇ〜!


(アイリス・バロイ近衛騎士団長)

これは楽しい!


(アリス・ヴェルホード)

ひゃっほー、刺激的ぃ〜!!



という事で、お3方も招待確定となった。


(セツナ・テレシア)

娯楽は小出しにした方が儲かるし、盛り上がるよ。

皆んなに周知してもらう必要があるから。


(ナギサ・イシュタル)

分かった、商人と相談するよ。


 

という事で、異世界転生者ナギサ・イシュタルも参加する事になった。

リリアス皇帝、アイリス近衛騎士団長、アリスも一緒に。

またイシュタル薬局に新しい商品ができる事になったが、薬局ではどうか?

という事から、イシュタル商会を立ち上げる事になったとか。

積極的に魔動車レースやラリーにも参加するという事で、一緒にエントリーする事になった。

えっ?ラリー??

ナギサ・イシュタル:アリス・ヴェルホード組、リリアス・マンティコ:アイリス・バロイ組だそうだ。

当然、観戦にも来るわけで……

身分を隠し、貧民街の子供達とも打ち解けていた。


(リリアス・マンティコ皇帝)

子供達へのお土産は要らんのか?


(セツナ・テレシア)

セツナ教の一環ですから、お気持ちだけいただいておきます。


(リリアス・マンティコ皇帝)

そうか、分かった。



そう言いながら、手ぶらは皇帝の沽券に関わるとセツナ教への寄付金を持参するリリアス皇帝だった。

こういう日々を送るツバキ。

要請があれば駆けつけ、そうでない日は平和に皆と楽しく生活するのであった。


(ツバキ・サオトメ)

"転移"して来て良かった。

楽しい仲間も居るし、やり甲斐もある。

幸せだな。



そんな日がこれからも続いていくのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ