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24.進路

「お前〇○大学志望なの」

「ああ、お前らも一緒に来ない?」

「いや、俺らの頭では」

「学部次第だ」

「なんで、そこなの?」

「音楽サークルの部室がすごく充実してるからな。それと、プロを目指すなら東京がいい。それに、俺は、この先もお前たちと音楽をしていたい。一緒に行かないか?」

「口説かれてるなあ」

「やばいなあ、そう誘われちゃうと断れないや」

「活動を続けるにも金が要る。プロになって、稼げるのなんて一握りだ。今のまま、ライブを重ねてもそのうち限界が来る。だから、サークルに入って比較的安く練習して、活動場所を広げたい。」

「…俺の頭なら、どの学部がねらい目だ?」


夏が終われば本格的に進路を考えなきゃならい。思っていたが、具体的には何もしていなかった。ケンの提案は魅力的だ。そういう視点で考えてもいいのか。頼りになる仲間の提案に乗ることを決めた。それでも今の学力を考えるとかなり厳しいものがあるが。

薄まったアイスコーヒーを飲みながら親を説得する理由を思案した。


「で、最近どう?」

「なにが」

「文通」

「今朝、彼女の母親から手紙が来た」

「「は?」」

「親公認か?いつからそんな仲に?」

「落ち着け。この間のお礼と、今度自宅にも遊びに来てくださいって。みなさんでって」

「俺らもいいのか?」

「良ければエリカとマキもと」

「いつだ?」

「花火の日に。彼女の家からは見えるそうだ」

「よし、さっそく電話だ。カズ、テレカある?」

「はいよ」



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