第7話:認め合う仲間たち
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書いてくれたら
嬉しいです
理人:「えーと…
まず何て呼べばいいかな?」
炎:「好きに呼べ」
理人:「…そしたら
………炎?」
炎:「何だ、理人」
要:「うんうん!
最初はそんなもんで
いいだろ!
…ほら、着いたぞ!」
動物園
要:「さて、何を
見に行くかな。
炎はどこに行きたい?」
………返事がない
理人:「炎?
…あれ、いない‥」
要:「何?
こんな場合は‥」
要は直弥からの手紙を
しばらく見ていた。
要:「…わかったぞ。
〈動物たちと触れ合おう広場〉
にいる可能性が高い」
理人:「触れ合おう
広場か‥
行ってみよう!」
広場
要:「結構いるな〜。
…お、いたぞ!」
理人:「おーい、
炎‥‥え、炎?」
何か…動物たちと
一緒に草むらで
見たことがないくらいの
笑顔でいるけど…
さっきまでの炎なのかな?
理人:「え、炎?」
炎:「いいな〜
お前たちは。
こんなに自由で
のどかに暮らせる
なんて。
……ナーヤ!、
マーキ!
大好きだ〜!
…ん?」
理人:「……炎?」
要:「……炎‥」
炎:「……あ」
炎の顔が真っ赤に
なってきた。
理人:「…その〜
何ていうか…
た、楽しそうだね」
炎:「理人…
…見たな?」
理人:「え〜と…
…ボソッ、要!
何て答えればいいの?」
要:「ボソッ、待ってくれ
…駄目だ、載ってない。
…理人、己を信じろ!」
理人:「うん…
…み、見たよ」
炎:「……」
理人:「ゴクッ‥」
炎:「…そうか。
見たのなら
しょうがないな。
……ちゃんとした
挨拶がまだだったな。
改めて言おう!
《崋崎 炎》だ。
よろしく頼むぞ!」
理人:「え!
ああ、こちらこそ」
炎は手を出してきた。
握手…かな?
珍しいけど。
要:「ウィアスターズ
ではな、昔から
交友関係がよりよく
なると
握手をするんだ。
見たことないか?」
理人:「そういえば
この前、直弥と雅紀
が戦ったあとに
握手してたな〜」
炎:「握手だ。
早く手を出せ!」
理人:「はは…
握手を強要されたの
初めてだよ」
そして僕たちは
かたく握手をした。
理人:「…炎は動物が
好きなんだね」
炎:「まあな。
特にこの!」
炎は2匹のウサギを
前にだした。
炎:「ナーヤとマーキだ!」
理人:「ナーヤに
マーキ?
どこかでよく似た
名前を聞いたことが
あるような‥」
炎:「き、気のせいだ!」