狂編9 音楽のボリティーブと3つの力を持つボリティーブ
「ラララ~
私は~歌と奏2つの力を持つ~合わせて音楽のボリティーブ~ ミュングよ~
私と戦うのは~誰~」
歌っている色んな種類の楽器と音符が合体したような変なボリティーブが音楽室にいた
「なんだこいつ
てか2つの力を持つって
せこくないか」
「私が~取り込んだ~信見剣は~
2つ~だから~たまたま~
あなた達が~2つの力を持つボリティーブに~
出会った事が~ないだけで~
せこくないわ~」
「あの歌いながら言う言い方イライラすんな
じゃあ平等に2人でいかせてもらうぞ
関先生はさっき戦ったばかりだから休んでください
残った西龍寺と俺でいくぞ
信見剣!抜刀!炎!」」
「ええ
信見剣!抜刀!月!」
「2人も相手にしてられないから~
眠らせてあげるわ~
緩やかな眠歌」
ミュングは凄く眠くなりそうな歌を歌い出した
「支援だけは教師としてしてあげる
信見剣!抜刀!魔法!
信見剣よ
あの二人に耳栓を」
関先生がツッコミどころ満載な技を放った
魔法の信見剣から耳栓が出てきた
「雷神くん、西龍寺さん
受け取りなさい!
まあただの耳栓だけどね
それ魔法なのっていう質問はしないでね」
俺と西龍寺は耳栓をした
「これでお前の歌は聞こえない」
「な~ら~
これならど~う~
音楽団奇音!」
音楽室に音楽団の幻影が現れ
耳栓をしている意味がなくなる程の聞くに耐えない音で演奏しだした
「うーうるせぇ!」
「何よこの酷い音!」
「この~
オーケストラは~
あなた達の~
耳が壊れるまで~
演奏し続けるわ~
攻撃が出来るものなら~
してみなさ~い~」
「そうでもねぇぞ
剣を信じる心があれば!
火流爆破!」
俺の攻撃は音楽団の幻影を一掃した
「私もやられてばかりではいられないのよ!
月光斬り!」
西龍寺の光り輝く月の信見剣で
ミュングを斬った
「いっっっったーいー!
何をするんじゃ!
私が気持ち良く歌っている最中に!」
ミュングの口調が少し変わった
思ったよりダメージが通っているようだ
「私の歌を邪魔した奴には
制裁を!
滅びの演奏!」
音楽室にまるでゾンビのような奴らが床から現れて
まともに聞くとやばそうな歌と演奏をしだした
「こいつ
元々戦闘には向かねぇボリティーブなんだな
さっきから自分で攻撃して来ねぇし」
「このよく分からないゾンビみたいな奴らと一緒に
ミュングも月に閉じこめてしまいしょう
月の牢獄!」
「何よこれ!?
吸い込まれるぅぅぅ...。」
「ウガー!」
西龍寺が信見剣でめいいっぱいの円を宙に描いた
その円はやがて巨大な満月になり
クレーターと思われる1箇所が穴が空き
ミュングとゾンビ達を吸い込んで満月の中に封じ込めた
「雷神
今がチャンスよ
今から私が言うことをよく聞いて!
2人抜刀者が入れば合体抜刀奥義が放てるの
私に続いて詠唱して!」
「そんな事も出来るのか!
分かった!」
「我らは信見剣の力を持つ者なり
信見剣の力は異次元の理
過去未来総ての時代において存在する
2人の抜刀者の力を1つにせよ
火炎の月!」
俺は西龍寺に続き詠唱した!
「こんな牢獄破ってやったわ!
さあ
今こそ制裁を」
俺と西龍寺が同時に詠唱し終えた瞬間
ミュングが月の牢獄を破って出てきた
だが
俺と西龍寺が描いて生み出した燃え上がる赤い月に吸い込まれた
そして俺と西龍寺が同時に一回転しその燃え上がる赤い月を同時にクロスに斬り裂いた
「熱っ!
そして痛ぁぁぁい!」
ミュングは一瞬で消滅した
「抜刀奥義同士って
合わせる事が出来るんだな」
「そうそれが二人で放つ合体抜刀奥義
まあ
詠唱がバラバラだったり
息が合ってなかったら
放てないけどね
信見剣自体の支えもあって今回は成功したわ」
関先生がゆっくり起き上がった
「二人共すごいわね
合体抜刀奥義まで使えてしまうなんて
先生感心したわ」
俺達は鍵を回収し音楽室を離れ
今度の矢印は3年の教室を向いていたので
俺達はニュトゥツを食べて
教室に向かい1組の教室に入ったすると
「同じ戦いには飽き飽きしてきただろう
だから俺が相手だ
もう3年の1組、2組、3組のボリティーブと戦う必要は
ないぞ
何故なら俺は3つの力を持っている
ウシ、コウモリ、コブラのボリティーブ
カトブラだ
いきなり俺の所に狂様が現れて信見剣の波長を狂わし2組、3組にいたボリティーブと俺を一体化させた
どうだこの俺に勝てるかな?」
頭がコブラみたいで
身体にはコウモリの羽がついていて
足が闘牛のように図太いボリティーブが立っていた
「また狂が余計な事を!
3種の動物が合体したみたいな変なやつだな
信見剣!抜刀!炎!
隙は与えねぇ火炎斬り!」
「ええ
信見剣!抜刀!月!
月光斬り!」
「イッツアマジックショー
信見剣!抜刀!魔法!
炎の信見剣投影!
火炎斬り!」
「なっ!」
俺と俺の信見剣を投影した関先生が
ダブル火炎斬りを
カトブラに食らわせた
その後に西龍寺が飛び上がり
上からカトブラを斬り裂いた
「がはぁっ!
なかなかやるな
だがその程度ではこの俺の水牛の
強靭な肉体は傷つかない
フットランチャー!」
カトブラが足に着いていた
2本のランチャーを肩に乗せてぶっ放した
「あっ危ねぇ!」
何とか避けた俺達だったが
黒板を見てみると大きな大穴が2個綺麗に空いていた
「ハハハハ
俺の大砲を避けるとは
大したものだ
だが
これならどうだ?
マントドリルクラッシャー!」
カトブラが身体に付いているマントを持ちながらその場で回転し
見た目がドリルみたいになったそして
俺に向かって突撃してきた
「雷神
危ない!
月の盾 3枚綴り!」
西龍寺が俺と関先生と自分の前に
月の盾を3枚出現させ
カトブラの攻撃を防いだ
「私はガードしているだけで精一杯!
誰か早く攻撃して!」
「あのドリルを砕く!
私の信見剣よ
磁石と鋼鉄の混ぜ合わさった剣になりなさい
マグネットスチールクラッシャー!」
カトブラの前に関先生が躍り出た
そして
関先生の信見剣が
いかにも硬そうな剣と言うより
大槍に変わり
カトブラを覆っているドリルを砕いた!
「コウモリは磁石に弱いはずよ」
「おのれ!
ドリルが鈍って戻ってしまったではないか
大毒!」
カトブラが口から関先生に向かって毒を放った
「魔法の盾!
からの詠唱剣技よ
我、信見剣の力を持つ者なり
我の剣は魔法系の剣において最古
発端の魔力を放て
最古 魔法光剣 !」
「うはぁっ!」
関先生が宙に盾を描きいかにも何でもガードしそうな大きな盾を出現させ
毒を防いで
光の波がカトブラを襲い
身体に傷が出来た
「この俺に傷をつけるとは少しはやるようだな貴様
だが貴様がそんな事をしているうちに俺は標的を変える!
爆連足砕!」
「西龍寺さん
危険よ!」
カトブラが西龍寺に向かって
大砲を放ち
爆発させ目をくらまし
西龍寺の視界がはっきりした後
連続で宙を蹴りながら
西龍寺に向かって最後はドリルになって襲いかかってきたが
西龍寺を退け関先生がもろにそれを喰らった
関先生は傷を負った
「先生なんで」
「き...教師は...生徒を....守るものよ...。」
関先生は気絶した
「よくもやってくれたわね!
先生をこんなまでにして!
私はあなたを絶対に許さない!」
「西龍寺大丈夫だ
ただ気絶しているだけだ
関先生回復薬を」
俺は関先生に回復薬を飲ませた
傷が深すぎるのか完全回復とまではいかなかった
「ハハハ
貴様らも
今から同じ目に合わせてやる
爆連足砕!」
「時間低速!」
どこからともなく声が聞こえてカトブラの動きがスローになった