プロローグ
初執筆です。
至らない点も多々あるとは思いますが、どうぞよろしくお願い致します。
突然だが俺は今、大変まずい状況にいると考えられる。どういう訳なのかはこの一言を聞けば、察してくれると思う。
「ここは……何処だ?」
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俺の名前は才波 類、25歳独身だ。普通にそこそこの大学を出て、普通に就職をして、仕事が終わったらまっすぐ家に帰り、ネットサーフィンして動画を見たり小説を読んだり。たまに面白そうなアニメがやってたらちょろっと見る。そんな平凡な毎日。
だけどそんな普通に平凡な人生が俺は楽しいし、充実していると思う。
そんな俺が最近少しハマっているものがある。
___【サバゲー】だ。
っていっても月に1、2回やる程度なんだけどね…。
サバゲーを知らない人もいると思うから説明すると。
【サバイバルゲーム】
サバイバルゲームとは、全国各地にあるサバゲーフィールドと呼ばれる競技場に紳士たちが集い行われる、エアガンを撃ち合うゲーム(スポーツ)である。エアガンといっても、電動のものやガスを使うものもある。レギュレーションはいろいろあるが最もスタンダードなのは参加者が2チームに分かれ、お互いのチームの陣地にセットされている旗を奪い合うフラッグ戦である。
以上が簡単ではあるがサバゲーの解説だ。
___っえ?何故紳士なのかって?
何故なら被弾したとき「HIT」と言って退場となるのだが、これを判定するのは被弾者が自分で自己申告をしなければならない。明らかに被弾したのに退場せずにいるとゾンビ行為となり嫌われるのだ。
そう!サバゲーとはマナーとルールを重んじる正に紳士のスポーツなのである!!
因みに被弾するとすごく痛い。かなり痛い。歯に当たったら折れたという話を聞いたくらい痛い。なのできちんと防護するものを着用しよう。
そして俺は今、サバゲーの聖地千葉県印西市の某森フィールドに来ている。定例会と言われる身近にサバゲーをやっている人がいない俺みたいなボッチでも参加できる集いのためだ。
それから何事もなく定例会は行われ、午前の部が終わりお昼を食べ、午後の部が始まった。
「よし、午後も頑張るかー」
そしてゲームスタートの合図がなってすぐに俺は茂みの深い所へ身を潜めた。
____異変が起きたのはその時だった。
辺りに白い靄のようなものが立ち込めてきたのだ…。
濃霧かとも思ったが、いきなりこんなことが起きるなんて異常としか言いようがなかった。
「なんなんだいきなり?」
とりあえずこの場から離れようかと考えたが、そこで急に視界が晴れた。
そこでさらなる異常を目にすることになる。
自分は一歩も動いていないのにもかかわらず、明らかに周りの風景がさっきまでと違うのだ。
薄暗くなり、ジメジメしていて、何より一番おかしいのはさっきまでこれでもかというくらい生い茂っていた茂みが一切見当たらないことだった。
もう一度言うが自分は一歩も動いていない。
「おいおいおいおい………冗談だろ?…」
もう一度辺りを見回す。___そして。
「ここは……何処だ?」
と、冒頭に繋がるのであった。
読んで頂き有り難うございます。
不定期ですが頑張って執筆していきたいと思います。