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愛しすぎて

作者: 齋裕有

《僕は妻を殺しました》


夫婦仲は良かったし


幸せでした


毎日好きだよと言い合いました


明日しんでしまっても後悔はないと思うくらい幸せでした




と思っていたはずなのに





僕が妻を殺した理由……


僕はそろそろしんでしまうそうです


もう手術で治る見込みもない病気になってしまいました


僕がしんでしまうと聞いたらきっと妻は悲しむと思います


きっときっと毎日涙がとまらなくなってしまうと思います


そんな妻を見てられません


なので

《僕は妻を殺しました》








というのは言い訳です


本当は、一人でしぬのが怖かったんです


僕がいなくなった後、妻に新しい男性ができるのが嫌だったんです


結局、僕は僕のことしか考えていませんでした


誰かと幸せになってね、なんてきれいごとは言えませんでした


ずっと僕だけを見ていてほしいんです


僕のことを嫌いになったでしょうか?


僕がしんでしまった後、そちらの世界でもまた一緒にいてくれますか?


こんな僕を許してくれますか?





《僕は妻を愛しています》


こういうのはなんというジャンルになるのかわかりませんが書きたかったので書きました

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