7、たのしいサイクリング
ドーモ、フジヤマです。一般的なサラリーマンをしていて、特にこれと言って特徴の無い成人男性をしている。
先日までの夢の中で仕事ばかりしているという悩みは忘却の彼方に消えていた。
それは何故か?
そう、「休日」である。
というわけで明日から土日で休めることになった。
うれしい、とてもうれしい、普段は土日関係なくお休みなどほとんどもらえないが勤務関係上、うまい具合に休めることになった。さて、明日は何をしようか、私は期待に胸躍らせながら眠りについた。
就寝
今日は念願の休日だ、私は先日テレビで見た「足がクッソ長い茶色の鳥」(鶺鴒様の鳥)を見に行こうと思い立ち、ママチャリで山へ向かった。
道中、山道を必死に上って行ったところ、目の前に田園風景が広がっている場所に来た。空気がとてもおいしい。たまには自転車で出かけてみるもんだ、と思いつつ付近を再び自転車で走り回った。
しばらくするとようやく「足がクッソ長い茶色の鳥」を見つけた。テレビで見た鳥と全く同じなので間違いない、少しの間バードウォッチングをのち、私は目の前に続く「道」を見て思った。この「道」は一体どこまで続いているのだろうか、気になる、ならば行ってみよう。私は自転車にまたがると目の前の「道」道なりに真っ直ぐ自転車で進んでいった。
えっちらほっちら進んで行くと川のせせらぎが聞こえてくる、そのせせらぎのする方へ目をやるときれいな渓流があり、水が陽光を反射してキラキラと光っており、よく見ていると渓流釣りをしている男性も数人いた。
さらに道を進んでいくと、
「リバーサイド」
と書かれた看板と木造の大きな建物が見えたことから、進んでいた道を外れ近くに行ってみるとたくさんの人が集まっていて、それぞれが川で遊んだり川岸の砂利の上にテントを設営したり、建物で何かを買ったり、川で釣りをしていたりと、私が見た限り、そこにいる人々すべてがとても楽しそうな顔で過ごしているように思えた。
しかし、そんな楽しそうな光景を見た私であったが、どうしても「道」がどこまで続いているのかが気になってしょうがない、また休みが取れたらここに来ようと決意し、再び「道」をどんどん進んでいく、砂利道を超え、きつい傾斜の坂を上って進んでいくと、そこには……海があった。
起床
眠い……仕事に、いや、今日は休日だ、携帯電話で時間を確認すると午前3時だった。まだまだ、寝れる、眠いから寝よう。私は二度寝を開始した。
・二度寝三度寝していくと、起きる直前まで見ていた夢が続くことが私は多々あります。
・というわけで今回は二度寝三度寝n度寝した内容を分割してお送りいたします。