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16、たのしい海釣り

 私は社会という戦場で戦う戦士、その名は藤山、現在もせこせこ仕事をしている。この時期は波があるものの基本忙しい…あぁ早く帰って寝たい…




就寝



 今日は私は海釣りするため車で海に向っているが雨が降り、さらには風が非常に強く状況は非常に良くない、しかし私は今日ここで釣りをする必要がある。何故だか分からないが釣りをしなければならないという使命感、または、強迫観念があったのかもしれない。

 海の近くにある無料駐車場に車を停め、釣り道具一式を持ち私は海近くに立つ高層ビルに入る。私は特に疑問や初めて入る建物内で迷うこともなくエレベーターへ入り10階のボタンを押す。しばらくするとエレベーターが到着し扉が開く、目の前に広がるのはこのビルの屋上で、すでに会社の同僚が来ていたため私は軽く挨拶をするといそいそと海釣りのための仕掛けを作り始めたが、ここで大きな失態を犯していたことに気づくそれは…エサを1つしか持ってきていなかった。すでに釣りを始めている会社の同僚にエサをもらおうかと考えるも、迷惑になるのも悪いと考え言い出せない、しばらくして私はたった1つしかないエサで本日の釣りを乗り切ることを覚悟した。

 エサが無くなった。やはり今日は雨も降っていれば風も強いため海の状態は非常に悪い、釣りを始めて開始数分でエサは無残にも海中に消えてしまった。私は恥を忍んで会社の同僚にエサを分けてもらえないか相談すると、

 「いいっすよ!」

と快諾してくれたのだが何故か何らかの野菜の「漬物」を手渡されて私は非常に困惑した。

 (これで釣れるものなのか?)

どうしたものかと途方に暮れながら、何故か私はその「漬物」の味が気になりためしにに食べてみたが非常にしょっぱかった。

 今、私達が釣りをしている屋上からおおむね5階くらいのところまで下りられる梯子が屋上海側にせっちされているが風が強いため下に降りるのは無理だろう…下に降りることができればフナムシの一匹や二匹捕まえることもできるかもしれないがあきらめるしかない、私は釣り針に先ほどもらった「漬物」をつけ投げ込むと同時に強い当たりがあり、釣り糸が激しく引っ張られる、何とか釣り上げるとハゼのような魚が釣れた。

 (漬物でも釣れるものなんだなぁ)

私はハゼのような魚を針からすぐ外し再び海に投げ込む、しばらくすると当たりがあり引き上げると色が緑のような、茶色のようなカエルが針にかかっていた。それを見た会社の同僚が私に近づき、

 「これはサクシマガエルっすね、食べれません」

私は少し気落ちしながらもカエルを針から外そうとしたところ、指をかまれてしまった。びっくりはしたが痛くはなかった。




起床


 主に腰と肩が痛い…どうやらデスクで寝てしまったようだ。時計を見ると午前4時、もうひと眠りしたいところだが、まだ少し仕事が残っている。とりあえず私は、会社内に設置されている自動販売機へ向かう、コーヒーでも飲んで目を覚ますことがまずは必要だ。残りの仕事が終われば多少仮眠する時間くらいとれるだろう…


 

・お久しぶりです。仕事が苛烈すぎて書けませんでしたごめんなさい。

・休みが欲しいなぁと思う今日この頃です。

・ちなみに今回出てきた会社の同僚は少なくとも私のいる会社では見たことはない人でした。

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