四月某日
これは四月某日。憶えてませんが、とにかく四月下旬です。
「失礼します!」
ドアノブを回し、生徒会室へ入ると、先輩がソファに座って早速くつろいでいました。
「あ、佐々木さん! うわー、本当に可愛い!」
見知らぬ女子生徒。彼女私を待ってた様子で駆け寄って来ましたが、別に興味ありませんので、適当に返しておきます。
「ありがとうございます」
「私、岡本って言います。もっちゃんでいいです!」
「わかりました岡本さん」
「わかってない!」
「そう言われましてもいきなり呼び捨ては……」
と問答していると、澄谷さん、いえ会長が手を叩いて私たちの注意を強制的に自分の方へ引っ張りました。
「はい注目!」
「あのー、それで生徒会長さん。私を呼んだのは如何なる理由ですか?」
私はこの時、生徒会長に呼ばれていたのでした。
「佐々木・モード・望さん……」
生徒会長の澄谷さんは髪をかきあげ、こう答えます。
「あなたを呼んだのは他でもありませんわ。あなたをこの新生の生徒会へ招待します」
「話が見えないんですが?」
「我が生徒会に入れると言ったんです。あなたうちの中等部からのエレベーター組ですわね?」
「お嬢、それを言うならエスカレーター式では?」
と、横にいる同級生が言いました。彼と私は同級生ですが岡本さんと澄谷さんは一個上の先輩です。
「もちろん知っているわ、ギャグよ。
佐々木さん、中等部では出席日数がカツカツだったようだけれど、どうも体が弱いようね?」
「ええ……勉強は一応ちゃんとしていますが」
「もちろん知っているわ。あなたの成績がトップクラスなことは。
だからユキくんと同じクラスなのだものね?」
「お嬢、ユキくんはやめてください」
ユキくんと呼ばれた彼は異様なほど嫌そうな顔をしました。
男性が女性に向ける顔ではない、と言っていいと思います。
もちろんすでに瞳のログを読んでいる方はご存知の通り。
この人こそ瞳に色目を使っていた変な男です。
しかしこの時点での私は当然それは知るよしもないことです。
この時点ではまだ彼は瞳と出会ってもいないんですから。
「あ、つい。ハルくんねハルくん」
澄谷さんは反省の色なく、神野春雪さんは会長に対しては諦めているといった表情。
そして会長の代わりに彼が説明を続けます。
「佐々木さん、あなたの出席日数が改善する見込みがない以上こちらとしてもそれなりの措置をとるべきというのが先生方の見解です。
生徒会役員には様々な特権が与えられ、もちろん出席日数も融通は利きます」
「嫌だと言ったら?」
「言わない方がいい」
今思えばこういうところ瞳の出会った彼と同じですよね。まあ本人ですが。
この、有無を言わせない感じとか、彼の丁寧な態度と裏腹に、何故か接しているこっちが見下されているような気のするこの雰囲気。
瞳のログを読んで受けた印象と同じです。瞳は平板な文章でログを書いていますが、なかなかどうして正確に神野さんという人の人となりを伝えてくれています。
「言わない方がいい、ですか。その通りですね。じゃあ入ります」
「えー、それでは新生生徒会へようこそ。会長の澄谷拱ですわ。
この通り外では過剰なくらいのお嬢様口調を徹底しておりますの。
年齢は十六歳、能力は……ノーコメントで……ともかくよろしくお願い申しあげますわ!」
澄谷会長さんはスカートをつまんで西洋風の挨拶をしました。
それもそのはず。澄谷家は江戸時代以来の豪農で、明治になってからは貿易で財をなしたといいます。
相当なお嬢様。県警本部長の姪の私など何の特別感もないのがこの学校の特色ですからね。
次はその隣の付き人の人でした。神野春雪さんだと私はこの時までは知りません。
瞳が詳しく書いていないので私も記憶を頼りに書きますね。
まず顔は、正直言うとかなりの美形。私は瞳からハーフの男子生徒がいるかと聞かれ、彼について瞳に話しました。
噂のハーフの美男子というのが、この人で間違いありません。
一応、瞳の調べによると父親の顔がやはりアラブ人っぽいらしいですが、両親ともに純日本人のようです。
身長は平均よりは高め。百七〇センチくらいはありました。
話に聞いている限り十月生まれの私より五ヶ月も年下の早生まれくんなんですけどね。
彼の勉強の成績は常にトップなことは、当時の私でも知っていました。
そのためか、この人が澄谷会長といつも一緒にいるけどどういう関係なのか、と最近噂になってるらしいです。
私と同級生なんですが、一体何者なんでしょうか。
みんな気になって仕方ないですよね。私も気になります。
彼は心底怠そうに自己紹介しました。
「神野春雪です。会計を担当します」
「神野といえば神農製薬ですが……?」
この学園は大抵、親が金持ちか、あるいはよっぽど勉強のできる人しか入れませんからね。
しかも澄谷さんと仲良しでお嬢と呼んでるなら彼女の近縁の人でしょう。
「神野製薬は親戚が経営してますね」
「まさか!」
「神野家は医者の家系です。その神野で合ってるとおもいますよ」
はい、これは瞳のログにあった通りですね。いちいち説明するのが面倒臭そうなので、何度も聞かれた事がありそうです。
と思っていたら、澄谷会長が自分の事のように自慢してきました。
「神野博士の研究費用は我が澄谷家が全額出したのよ。
ちなみに博士の妻は私のひいお祖父様の叔母にあたるお方ですわ!
神野家の多岐にわたる事業は時価総額一兆ドルの日本最大の企業ですのよ!」
「スゴいですね……」
これはマジです。日本人唯一、ノーベル賞複数回受賞の神野博士ですが、そもそもダイナマイトを開発したノーベル以上の大富豪が神野家です。
病院経営や製薬の他にも全然関係のないリース会社、金融業、保険、不動産、スーパーマーケットチェーンなどといった全ての業界で日本を牛耳るレベルの大富豪。
あと、元々が命を救う医学で財を成したので、ちゃんと慈善事業もやっていますから、特に嫌われてもいません。
はっきり言って澄谷さんをお嬢と呼んでる神野さんですが、もし本当にその一族なら立場は逆のはず。
「お嬢。それは僕がすごいわけじゃありません。
それに、僕は財産を継ぐ立場じゃないんで……あの人らは雲の上の存在ですよ」
「どういう事です?」
「あまり言いたくはないんですけどね……佐々木さんになら話してもいいですよ」
「ちょっと、私は嫌なの?」
岡本さんは物おじというものを知りません。とにかくガンガン行きます。
もしアマゾンのジャングルで遭難したら警戒が足らず毒キノコを食べたり毒蛇に噛まれたりして真っ先に死ぬタイプですね。
「岡本さんも聞いてください」
「あ、じゃあ聞く」
ガンガン行くだけじゃなく切替もはやい!
私もこういうところ見習いたいと思います。
「神野家には二つの系統がある。一つは僕の系統。
神野博士の直系の子孫です。もう一方は神野博士が拾った子供の系統です」
「ん……? 神野さん、おかしな話ですね?」
「そうだよね、佐々木さん。笑っちゃうよね」
と神野さんは俯きながら自分の一族へ嘲笑のような笑いを漏らしました。
瞳から聞いていたとおりです。しかし奇妙な話ではないですか。
神野さんの系統が直系子孫なら、拾った子供の系統が経営をしてるってことでしょう?
わけがわかりませんよ。一体どういうことなんでしょうか。
「拾ったというか、親のいない子供を治療してそのまま引き取ったんだそうです。
優秀だったので継がせたんだそうです。
実際この息子が世界初の抗がん剤を開発してます……それも神野博士の功績じゃないかと疑う人もいますけどね」
「そうだったんですか……それで、あなたは澄谷さんの事をお嬢と?」
「神野博士や、それより前の江戸時代から仲のよかった家柄ですから。
本家には澄谷家と仲良くする仕事を押し付けられてますけど、まあ悪い気はしませんよ……結構可愛いところもあるんで」
神野さんは会長の頭を冗談混じりに撫でました。
これでわからなくなりました。二人は恋人の可能性もあります。
でも、別に家ぐるみで付き合いのある仲のよい幼なじみかも。
「佐々木さん何ぼーっとしてるんですか。あなたの番よ?」
「あ、はいすみません会長。えー、副会長に任命して頂きました佐々木望と申します。
トントンはご存知の通り秋田県警本部長。たまに記者会見などで見かけるあの怖いおじさんの娘です」
「知ってる。君は本部長の能力を受け継いでないんだって?」
「はい。そうなんです。残念ながら」
私の叔父は県警本部長。実際には国際警察インターポールの長官になっていてもおかしくないレベルの怪物捜査官です。
なんと、警察にこれ以上ないほど向いている能力を持っているのです。
『好きな場所へ行き、そこの過去を呼びだし、覗き見る』という能力。
過去の秘密の会話も聞き放題。もちろん誰にも見られていない犯罪の現場をつぶさに観察し、証拠を探す事ができます。
誰でも異能が使えるこの世界。完全犯罪など能力を使えれば非常に簡単です。
しかしその中でもトントンは世にも珍しい「時空間系」と呼ばれる能力持ちで、あらゆる犯罪を許しません。
海外からの取材も頻繁に訪れる秋田県警本部ビルはちょっとした観光地にさえなるほどです。
しかしまあ、神野家や澄谷家に比べればお金の方は持ってないに等しいのでしょうが。
次は岡本さんでした。
「どうも岡本書記です。能力は……あ、そういえば神野くんって能力は?」
「僕は能力はまだ出てませんよ、先輩」
「え、うそ!?」
「だから言いたくなかったんだけど……」
神野さんは俯き、逆に澄谷さんは彼の頭を撫でてあげていました。
そういう関係ですかわかりました。二人に恋愛関係はないと確信します。
二人は幼なじみ。兄弟同然に育ち、そういう目では見られないってことでしょう。
そして、瞳のログを見る限りこれはウソです。能力の貧弱なマフィアをザコ呼ばわり。
銃を持った大の男を相手に無傷でしたから、相当な戦闘力を有しているんでしょう。
この時の私に知る由もない事ですが、彼は父親を自らの力で消し飛ばしているようです。
正直言って一緒にいていいものなのかどうか。
でも瞳の見解によると、彼は何かに操られているみたいです。
彼が自分で父親を殺したならその後五日間、死にかけていたのは計画性がなく、実に不審です。
二歳児離れした知能があったからこそ父親を殺す事になったはずなんですが、そのせいで死にかけるなんて実に馬鹿な事です。
ゆえに、瞳はあの時何らかの力で彼が操られたのだと推理していましたが、私は強引な結論だと考えています。
「うそ、能力ないの!? 男で言えば精通来てないみたいなもんでしょ!?」
「そっちはちゃんと来てます」
「そこは疑ってないよ……」
全く持って岡本さんは下品ですね。女の子の風上にも置けません。
私は触るな危険と感じて触れないようにしました。
「別に気にしないでください先輩。気を使われるとアレなんで」
「わかった……」
「うん……むしろ今ここで話せてよかったのかも知れない。
これから仲間としてやっていく二人に、隠し事をするのもどうかと思っていたから……」
「さ、ハルくん。しょぼくれた顔してないでやるわよ。
今日の仕事は掃除だけよ。みんなしっかりやってくれるわよね?」
「もちろんです会長」
「はーい了解」
岡本さんは軽い感じで、私はごく普通に挨拶し、掃除は始まりました。
しかし始まった直後に澄谷会長が。
「あ、力仕事はハルくんに全部任せて構いませんわよ」
「やれやれ……男の追加メンバー来ないかな」
「来ないわよ。いやほんとはね、男ばっかりにしたかったのよ?
ハルくんが女の子に変なことしないようにね?
でもほら、メンバーを男ばっかりにしたら私の世間体がねぇ……」
「逆ハーレムを築いてると?」
「それにお父様もうるさいし……泣く泣くあなたたちを選んだわけ。
もちろん人格や能力を考慮した上でよ?」
「それは承知しています……」
会長の机を拭くのは当然神野さん。
日頃の怨念を込めているのか、それとも愛情を込めてか、かなり入念に彼は机と椅子を拭き掃除し、消毒もしてます。
「キレイキレイにしましょうねっと……」
見習わなければいけませんね。私も資料などの入っている本棚をハタキで掃除。
カーペットを専用の粘着する掃除道具でコロコロと掃除し、やっと私たちの縄張りは完成しました。
「よーし綺麗になりました。それでは我が生徒会最初の任務終了を祝しまして、何かゲームでもしましょう!」
「何ですか会長、ゲーム?」
「ゲームですわ。なければ……」
「あ、じゃあ相性診断やろ!」
今何か澄谷会長さんが言いかけたのに、岡本さんが計画を引っ掻き回した事は容易に理解できました。
「相性診断ですか……? 全くこの年頃の女子というのはどうしてこう占いや診断などが好きなんでしょうか?
全く理解に苦しみますわよね、佐々木さん?」
「あ、はい。でも面白そうじゃないですか。やってみましょうよ」
私は反対する理由もないので岡本さんにつきました。
しかし、これで私は会長には岡本さんと同類だと思われてしまったようです。
「そう来なくちゃ佐々木さん!」
岡本さんは水を得た魚。喜々として携帯を取りだし、相性診断アプリか何かを見せつけてきました。
「これは最強の総合相性診断アプリですよ会長!
生年月日、血液型を入れるとその人の相性のよい生年月日、血液型がわかるんです!」
「や、やればよろしくてよ?」
明らかに動揺している会長に気付かないはずがないのに、なぜか岡本さんはお構いなしに進めます。
「えへへ、会長が気乗りしないようなので僭越ながら私が!
六月十日生まれのAB型女性の性格は気高くプライドの塊のような芸術家タイプでしょう。
非常に繊細で芸術的センスに優れ、賢い女性です。
臆病なところがあるので積極的にアタックしてくれるワイルドな男性がいいかも、ですって!」
「……」
私は絶句しました。岡本さんのこと、私は今日初めて話したのでよく知りません。
ただ、この診断が間違っている事だけはわかりました。
「えへへ、じゃあ神野くんやる?」
「二〇〇一年の三月二十六日、A型っと……」
「へえ、早生まれだけど見えないね! えーとナニナニ?
一言で言うと、非常に珍しい支配者タイプ。
きっとあなたが今まで出会った中で最も頭の良い人ですが、同時に今まで見たことないくらい自己中心的な性格をしており、気付けば彼が周囲を掌握していることでしょう。
人間には冷酷な反面子供や動物が好きな一面があり、女心をくすぐるギャップがあります。
独占欲がとても強く、一度あなたを好きになったらいつでも側にいてくれるでしょう。
私との相性は七〇パーセント。付き合うきっかけさえあれば必ず上手く行くでしょう……」
し、支配者タイプ!? そんな性格診断初めて聞きました。
「はは……ギャグセンスだけは認めてやるよ、その診断」
という感じで神野さんは全く信じてない様子。
神野さんが動物好きかはともかく、これは非常に女性向けのアプリであることはすぐわかりました。
何故かというと、男性の紹介が女性目線で書かれてるからです。
澄谷会長は神野さんが酷評されてしまったこの占いに不満顔です。
「もう何それ!? 作った奴は馬鹿よ馬鹿。愚にもつかないわ!」
「会長は何月生まれでしたっけ?」
「人の話をすこしは聞いてちょうだい……」
岡本さんは会長を完全無視。そんなにやりたいんですか、占いが。
「もう……七月の八日生まれのO型よ」
「七月八日生まれのO型女性は男性に好かれやすい小動物のような可愛い系乙女タイプ!
すこし腹黒ですが恋愛では一途なので、重い愛を受け止められるオトナな年上系彼氏がいいかも!?」
「おっほっほ……全然当たっていないわ!」
澄谷会長は勝ち誇ったように言いました。
それにしたって無理矢理ですねこの口調。誰か止めなかったんでしょうか。
「私とは相性悪いですね。神野くんとの相性はすこぶる悪いですね!
オレ様タイプの神野くんにはサバサバタイプが吉!
澄谷会長のような可愛いらしい尽くすタイプとは相性悪いです!」
まあ、澄谷会長が尽くすタイプってところだけは絶対に合ってないと思いますけどね。
「佐々木さんは?」
岡本さんは私にも火の粉を散らして来ました。
「わ、私ですか? えー、十月二十八日生まれのB型ですけど」
「えー、あなたはルックスがいいですが極度に甘えん坊。
人が良いので騙されやすく、つい守ってあげたくなる人でしょう。
一般的に言われる女性的な部分を濃縮して煮詰めたような女性です。
会長との相性は可もなく不可もなく。
神野くんとの相性は驚異の八〇パーセント!
オレ様系ワイルドタイプとほんわか系甘えん坊は少女漫画でもよく見るよね!」
神野さんは頭をかきながら呟くように岡本さんに聞きました。
「僕がそんなワイルドに見えるんですか?」
「んー、まあ人は見かけによらないし?」
「やれやれ……佐々木さんも気にしないでね」
「わかってますよ神野さん……私も極度に甘えん坊とか言われて頭に来てるので」
ところが神野さんは岡本さんを馬鹿にしつつもこう言いました。
「佐々木さんが相性良いのはわかったけど、僕の理想の相手って何月何日生まれなのかな、岡本さん」
「理想の?」
「ええ。五月五日生まれだったりしないですか」
「こどもの日生まれの女の子?」
誰のことを言っているんでしょうか。不明です。
「相性は最悪。結ばれることは有り得ないでしょうってあるけど」
「なるほど……納得ですね。告白する前に他の男に取られちゃったんですよ」
「まあ元気出して、この中だけでも三人も女の子いるから」
「ですね……」
「ところで神野くんの最も相性のいい人は同い年だと十二月六日生まれのAB型女性とあるけど」
「知り合いにはいないな、そんな誕生日の子。
自慢じゃないですが僕は内向的な性格なんです。
異性にしたって、既に仲良くなっている人の中から選びがちで……そんな新しい子をいきなり好きにはならないと思いますけどね」
「私も十二月六日生まれの知り合いに心当たりはないわね岡本さん」
「なるほど……じゃあそれぞれの理想のタイプは……」
「もういいですから岡本さん!」
いい加減しつこいので、私は頑張り、結果見事岡本さんを止める事に成功しました。
これには会長も拍手してくれました。
「佐々木さん、損な役回りをさせてごめんあそばせ?
岡本さんもせっかちすぎますわ。これからメンバーを知っていく時間くらいいくらでもありますのよ?
アプリで診断しなくても構いませんわ」
「それもそうですね会長! それじゃそろそろ今日の活動は終わりにして帰りましょうか……?」
「結構でしてよ!」
こうして一番最初の生徒会業務は終了しました。
まあ副会長の私はどのみち明日からも大した激務を負うことはないでしょうが、むしろ私が心配なのはこれからあのメンバーでやっていけるかです。
澄谷会長は死ぬほどキャラが濃い。悪い人ではないですが付き合いづらそうです。
同じく二年生の岡本さんは会長と友達だから選ばれたんでしょうが、非常にアクの強い人です。
こちらも同じく悪い人ではないですが、これから心配です。
さて私がこうしてログを書いているというのも神野さんに関することを瞳に何でもいいから教えてほしいと頼まれてのこと。
彼に関する事を記そうと思います