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町に到着

 町の規模は村よりかは、流石に広そうだ。高さ3メートル程ある石造りの塀に囲まれており、浅い堀がその外側にあった(堀には水が入ってなかったが)。入り口には番をするような人間もいなかったので、そのまま門を潜る。

 中に入ると今日、泊まる為の宿屋へとさっそく向かった。町のメインストリートであろう道を、緩く曲がったりしながら進んでいく。町の中の建物はそれなりに密集して建っており、村よりも当然数は多い。そのほとんどが石造りで、だいたいが二階建て。中にはそれ以上の物もある。すれ違う人々の格好も、村で出会った人達より、心なしかお洒落で上品に見えた。

 宿屋へは10分程歩くと、すぐに着いた。30平米ぐらいの敷地面積がある建物で、中庭もあるよう。入り口を入ると、すぐにいくつかの座席と、正面にカウンターがある。そこで名前と滞在日数を告げるのだが、この町にいつまでいるのかはわからないので、日数は「今の所はわからない」と述べた。

 二階の一室が、俺達の泊まる部屋だ。部屋の中には簡素なベッドが二台、小さな机が隅にある。ベッドには敷き布団と、リネンのシーツが掛かっていた。

 俺はクタクタだったので、そのまま部屋で休んでいたのだが、アーリエは荷物を置き、どこかへと出掛けた。

 宿の人が(たらい)を持ってきて、水を入れてくれたので、それで身体を洗う。アーリエが暗くなる前に帰ってきて、この町の名物だという、鶏肉の串焼きを買ってきてくれた。甘辛い味でこちらの世界で食べた物の中では、かなり美味しい部類。

 食事をした後、アーリエも盥で身体を洗い(申し訳ないので、水は自分で変えておいた)、そのままベッドで眠った。

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