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三、夜
暗きより
闇と呼びしは
秋の夜
遠き彼方を
月よ照らせよ
紅き葉は
未だ見えぬか
宵の闇
涼しげなりし
夜気なりけり
※くらきより
やみとよびしは
あきのよる
とおきかなたを
つきよてらせよ
あかきはは
いまだみえぬか
よいのやみ
すずしげなりし
よきなりけり
☆今回、夜をテーマに二首詠みました。一首目は昔からある「冥きより冥き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山の端の月」と言う和歌を参考にしたんですが。作者は和泉式部です。
かの紫式部の後輩に当たり、歌人として有名な女性でした。また、なかなかに恋多き人であったと言われています。
二首目は普通に詠みました。まだ、紅葉に至っていない樹木をイメージしながらになりますが。
けど、まだ昼間は暑いです。熱中症やら風邪には注意が必要ですね。
では失礼します。




