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42. 凄くない?

大神様の登場に、『フェンリルだッ!』『聖獣様だッ!』『神狼だッ!』と叫びながら空を指差し騒然とする、出立直前の皆様(異世界あるあるだ…)。 俺と祖母と虎太郎の目の前に、音も無くスッ…と着地した大神様は、そのままお座りのポーズで俺達を見下ろしました。 前足の爪先から頭の上の耳まで、3mは軽く超えています。 『初めまして、大神様。遥歌といいます』と、ココでも俺は平常通りな対応に、皆様からの突き刺さるかのような鋭い視線が、ハンパなく痛いです…。 ちなみに虎太郎は、憧れのヒーローの登場に、お座りのポーズをしながら、回転するプロペラのように、尻尾がプルルーンとフル回転してます(もしかしたら、そのまま飛べるかも?)。 『ハルカとは初めてだったか。ミヨとは久し振りだがな』と、祖母とは久し振りの再会の事実に、『えッ!婆ちゃん、あるの!?』と流石の俺でも驚きました。 『今は亡きお爺さんと、まだ若かった頃に1度だけだぁ。あれは嫁入りした祝言の後で、祠の前でだから…。もう50年は超えてるねぇ…。』と、眼を細めて大神様を見上げる祖母から、初めて出会ったあの日の事を初めて知りました。


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