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38. オリハルコンの魅力?

左手で掴んだチスタガネに、右手で掴んだハンマーを、ガルムさんはパワー全開で打ち付けました。 ガインッ、ガインッ、ガインッと、表面をキズ付けただけの衝撃音が、僅か4打目にして、ガイーンッと、巨石の中に響き渡る衝撃音に代わりました。 「割れるッ!」と、俺は思わず叫んでしまいました。 俺の叫んだ声の通り、巨石の表面にある微妙な線状が、5打目にして亀裂に代わりました。 「フルパワーだッ!」と、クーガさんが叫びました! 「やっちまえーッ!ガルムーッ!」と、ガブリエルさんも叫びました! 「わんッ!わんッ!」と、虎太郎までも激しく吠えました! 「うぉりゃぁぁーッ!」と、叫んだガルムさんが振り下ろしたハンマーは、チスタガネを巨石に突き刺さった。 バキッバギッと、激しく切り裂くような音をあげながら、亀裂は巨石の奥へ、上へ、左右へ、縦横無尽に走りました。 山の頂上を貫いて剥き出しに立っていた、黒曜石ならぬオリハルコンの巨石は、小さくても俺の手に収まる拳大から、大きくてもガルムさんが担ぎ上げる(ガルムさんにしか無理です!)くらいにまで、見事に打ち砕かれました。 俺の足元に転がる打ち砕かれたオリハルコンを手に持ったモーリスさんが、「ハルカさん、コレを鑑定して下さい」と、依頼された俺はオリハルコンを鑑定した結果…。 「すげぇ…、純度100%の最高品質のオリハルコンだ…」でした。 マルクスさんとエアリスさんが、手に取ったオリハルコンをマジマジと見ていた。 オリオールさんがブツブツと何かを呟いてた(たぶん…計算してるかな?)。

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