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32. 御紹介します、ゴリアテさんです

「もしかして、荒廃した大地を歩いていたはずの眼の前に、突然、山が現れたとかしてませんか?」と、仮定を語る俺は大露天風呂の縁に座っています。 そんな俺の眼の前には、湯から上は上半身のゴリアテ(『巨人族』という意味の種族なんだって)のジャイアン(青い狸が主役の『○ラ○もん』に出てくる、ガキ大将みたいな名前)さんとは、ほぼ同じ目線の高さです。 これで対等な会話が出来るでしょう。 「そうなんだよ。ココには小高い丘があってな、ソコから湧き出る水から川になってたんだ。だけどよ、いつの頃からか解らんが、湧き出る水に勢いが無くなってきて、遂には枯れちまったんだ…」と、山下の彼方に見える荒廃した大地に、溜息を混じえて語るジャイアンさんだったが、「それがだよ、枯れ果てた川に水が流れてるんだよ。大地が甦ったんだと思って、あの小高い丘に来てみたんだ。そしたらだ。あったはずの小高い丘がいつの間にか、木々が生い茂る山になってたんだ。いやぁ〜、驚いた〜」と。

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