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24. バスク村

ほんの少し前まで、ほろ酔い加減のアルベルト様だったが、俺とオリオールさんがしていた会話を聞いて、一瞬で酒気が消え去った真顔で、「私と取引をしませんか?」と、突如として俺に取引を持ち掛けてきた。 「実は私が、この地に赴いたのには理由があるんだ」と、語り出したアルベルト様の話しでは、この宿から歩いて2日の距離に、エスフォード辺境伯様の領内で、最西端の僻地にあたいするらしいバスク村がある。 バスク村から北に歩いて1日の距離にあるクルド村。 バスク村から東に歩いて1日の距離にあるロディアン村。 この3村が領内有数の穀物地帯だったのだが、ここ2年間で大干魃に見舞われたという。 バスク村にあった2カ所の井戸が、1年前に枯れ果てしまい、残りの1カ所の井戸が、最近になって枯れ果てたという。 50人以上いた村人は、30人にも満たないらしく、バスク村を捨てようとアルベルト様が決断した矢先。 突如として干上がった川跡に、バスク村より更に西から水が流れ始めたという(⇐それがココね)。 しかし、この山から流れる川の水量では、干上がってしまった大地を潤えないという(うん、小川だからね)。

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