表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/41

16. 奏多 side

異世界転移した俺と祖母と柴犬。 これは元の世界に残された、奏多の視点です。

父は中小企業の技術職の会社員。 母は父の勤める中小企業の託児所の保育士。 大都会の郊外に住む一般家庭で生まれ育ち、小・中・高と平均的に進学した大学2年生です。 母は大都会の下町で生まれ育ち、祖父母も健在。 父は地方の田舎の山奥で生まれ育ったが、半年前に祖父が他界した。 祖母はいつの頃からいなかったのか、記憶に無い…。 父母に聞いても、「あれ?」と、お互いに口を揃えて言う。 そして最近、俺の身の回りで、「あれ?」となる事が多い。 俺は1人っ子だ。 1人っ子のはずだ…。 それなのに、違和感しかない…。 父母に「俺は1人っ子だよね?」と聞いても、「お前は1人っ子だ」と、お互いに口を揃えて言うが、「1人っ子のはずだ…」と、お互いに口を揃えて言う…。 そう…、父母も俺と同じ違和感を感じている…。 母から産まれたのは俺だけのハズなのに…、特に母が「あら?」と違和感を口にする。 俺も父母も、何かを忘れたのかもしれない…。 もしかしたらこの違和感の正体は、永遠にわからないのかもしれない…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ