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11. 宿といえば飯

さて、初めての大露天風呂を堪能されたお客様に、「お食事のご用意が整いました」と告げた俺は、囲炉裏がある大広間へ、再びお客様をご案内しました。 調理場と大広間の間にある炉端と、5つある囲炉裏の五徳に載った鍋料理から、腹の底に染み渡る肉と野菜の香り。 炉端で肉を焼く祖母に代わり、俺が給仕を担当。 囲炉裏の五徳に載った鍋から丼茶碗に鍋料理を盛る。 大型炊飯器から丼茶碗にご飯を盛る。 囲炉裏の周りに置いた、スプーンとフォークと木製コップが置かれた盆に、どんどん並べていく。「すいませんが、適当に座って頂けますと、ありがたいのですが…」と、大広間の入口で突っ立ったままでは困りましたので、自主的に座るように促した。 おそらく宿の飯で、テーブルにイスが定番だったであろうから、地べたに座るスタイルは初めてだったかもしれない。 当然だけれど、クーガさんが戸惑いながらも座っていくと、皆様も見習いながら座っていく。「アルベルト様も適当に座って下さい。コレがこの宿のスタイルなので…」と、俺が申し訳無さげに言うと、アルベルト様も渋々ながらも座っていく。 さぁ皆様! お待ちかねのメシですッ(これが異世界の味です)!

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