魔魅ブギらんど

ここは九州の北西部に位置する国境の島『対馬』
古（いにしえ）より、この島には魔魅（まみ）が棲み、人間と共存してきた。
物語の舞台は対馬の南部。
主人公のあゆみは、対馬の天仁法師（てんにんほうし）と言う、太陽を信仰する天道教の教祖とその母の墓を守る塚守の娘。
ある日、突然、黒い霧があゆみを襲い、その衝撃から、天仁
法師が生きる時代へとタイムスリップをする。
黒の大魔王と戦うことになったあゆみ。
自分が何者であるかを少しずつ知りながら、島を守る勇者へと成長する。
結末は意外な真実が明らかとなる。