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友達


「もう遅いだな」


「まだまだだよ。ただ夜が早く来ただけだ」


普通ならば夜がまだおよそ二時間後に来るなのに白黒の外の昼の景色と違って、もう夜のように灰色の土といつもの黒空になっちゃた。


「これで終わったな」


労働者の一人の言葉にあたしが頷いた。


「そう。ありがと。それに気をつけてね。十分に払わない仕事のために死ぬなんてだめだよ〜」


「わかった、わかった」


「ヤグアラウナはいつも仕事について話すんだな」


「「ははは」」


この町の最後の果実を手に入れて、飛行船が約十メートル長くなった。


まだぽっちり太いだけど、前と違ってなくて残念。


「またね」


でも明日朝早くから残った果実の全部を回収して、おまえを完全にしよう。


あー〜。


堪らない。


ぴょんぴょんと出て行ったら、直ぐに家に戻した。


前と同じ家の近くに二人がいちゃいちゃするからあたしが密かに家に入った。


「もう遅いだよ、ヤグアラウナ」


「大丈夫よ。それにまた休んだか」


長く抵抗器の仕事に努めたから少しの休みもいいよ。


「朝に会社の一人が作った抵抗器を取りに来た。作った全部を渡しなかったから次までちゃんと作れって言われたが、普通のことだから彼らに異変を見せたくない。


「いい判断だな」


あたしの魔術のおかげで仕事を一瞬で出来るようになったとしても上司に偽りの優越感とかを与えないと上司が不安を感じて、大変なことをする恐れが多くあるんだ。


「彼が消えた直後に新しい材料で新しい抵抗器も作った。ヤにこっちを」


そう言うタベラバがあたしにもう少しの緑の心臓の粉を渡してくれた。


十二日の仕事におけるタベラバが手に入れた緑の心臓の粉であたしが明日完成する飛行船に必要な抵抗器の十分な量っていうか、二千寝台が作れるくらいの抵抗器を手に入れるなんて。


残念ながら前からあたしの魔術を持ってなかったな。


未来が輝くと思う。


こっちに来てよかったよ〜。


でも。


「タベラバが何したいか。ここに残るか。それともあたしと一緒に前線へ?」


「残るに決めた。逃げたら追いかけられるはずだから、他人を危険に晒したくないんだ。それに上司から黒貨がとれる今は皆に努めたほうがいい」


二、三日で一人の一年の給料を皆の仕事のおかげで手に入れるから悪くない仕事だね。


「分かった。腕輪にあることをよく読み続き、他の同志を見つけたらいい」


「時間がある今は同志を探すのもいい提案だな」


それからもう少し話したらあたしが寝てた。


明日飛行船を完成して、明後日はついに帰るだな。


皆元気かな。




「「また」」


タベラバの家族と別れて、地上へ戻る。あたしと一緒にタベラバもいるんだけど。


「あたしが作ってる飛行船を見たくて嬉しい」


笑顔を見せながら白い洞窟通りに地上まで続く。


「そうね。抵抗器を作ることしかしなかったのにどこ抵抗器が使われるかは寝台しか知らない」


「大分は寝台に使われるね。だいたいは変わらない使い方だ。飛行船で大きさが違うだけで。それなのに結果を見ていいと思う」


と笑顔を顔にあたしが言った。




まだ暗い地上に着いたら。


「あれはあたしの作った飛行船だよ。寝台より大分大きくない?」


「はは。本当だな。でも、それが飛ぶか」


「飛ぶ飛ぶよ。砂の少しを落としたらすぐに飛ぶ」


もう少し話しながらあたしが飛行船の中を案内して、タベラバが中にいながら飛行船を少し飛ぶと彼が出たらあたしが出発する。


それから楽しく飛んでると次の町に到着した。


あたしの作った大きな彩りの建物を上から見るとすごいね。


いつも自動的に土の構造の魔術が表面に模様を濡れるようにして、簡単に見えるようになってよかった。


大事なインフラとして見える。


うれしい。


社会を維持するインフラはすごい。


この世界に橋は町の中にしか見なかったが、地下の町なんて魅力的だ。


嬉しながらにその町に着陸したら果実を取ることで飛行船がまた大きくなって、労働者も入ってきた。それにまた次の町に行った。


こっちで手に入れた果実のおかげで飛行船の大きさが朝から倍くらいになった。


もう普通の飛行船より大きいな。


他の飛行船の隣に見たい。




「授業が地上で起こるのは嫌だ」


「風魔法を中でするつもりかよ。死ぬ気か」


「でも怪物が現れたら大変だよ。姉の頃では怪物が要塞の近くに現れたから生徒全員が人間の町に逃げないといけなかったんだ」


「夜が長くなりそうだよ。その前に風魔法を学ばないとそれより危険と思わない?」


「兵士に任せていい」


「君の部屋に現れても?」



要塞の中の皆元気だね。


この町にも会いたい同志がいるから生徒などの話があたしの耳に流れながらあたしが要塞通りに町に降りかけた。


初めてこの町に来たが、もう精密な地図があるからあたしが行きたい所までの道をもう分かる。



「今日的を当ててみせるぜ」


「僕のほうが早く当てるぞ」


……


「知らない女子だったよ」


「エルフじゃないんだけど……」



洞窟を経て、町に入った。


数生徒がいるのおかげで前の静かな町と大分違ってね。


他には前のこの国の町と違っては、この町はあたしの町のようなものだ。つまり、ほぼ全部の建物が一緒にあるのだ。


学園の町だから生徒を守るようにしたかな。


皆を監視しても易くなるから皆に安全だ。


それに壁に生徒の絵もある。面白い壁画を見ながらあたしがすぐに目的地に着いたんだ。


とんとんとんと戸に叩くと間もなく戸が開かれた。


「こんにちは」


「おー。ヤグアラウナちゃんじゃないか。どうぞ、入ってください。妻が働いている」


あたしを見たら、灰色の肌に暗い目のおじいさんが笑顔を見せてくれた。


もうあたしが誰だと分かったから早くあたしを家にも誘った。


「はい」


「グアラチ、ヤグアラウナが来た」


その家の中に淡い赤色の肌に長い暗い赤の髪のおばあさんもいる。


先生のおばあさんは机でたくさんの石板の半分と働く。


普通の先生と違って全部があたしの石板で、様々な彩りの景色がついてる。飛行船で模型を表した魔術もあって、それが波動などを表すのだ。


「二人はよく働くね」


「ヤちゃんがたくさんの仕事を渡してくるから」


グアラチおばあさんも笑顔でそう言いながらこっちに来て、抱きしめた。


「あの教会で働くしかないと思ったらもう出たね。それに飛行船も手に入れたなんて」


「今日完成するつもりだから明日帰る」


おばさんの抱きしめを返しながらあたしが説明する。


もう明日だね。


「話続く前に、ヤグアラウナが来ると聞いたら夫に昨日食った美味しい苦った肉を買ってもらった。それを取ってから話し続けよう」


そういうグアラチが家の奥に消えた。


「面白い問題を渡してきたね。妻がすっごく気に入れた」


「嬉しいよ。カタグアも働いてる?」


「そう。難しいだけど順調に進んでいる……」


仕事について少し話しかけたら、グアラチが突然戻った。


「あなた。肉を本当に買ったか」


可愛い笑顔を見せるグアラチだが、その目は燃えてる。


夫が間違いをしたことに気づいたか少し震えたみたいんだが、直ぐに背を伸びた。


「買ったのはもちろんよ。でも、家にないなら店に忘れたに決まったんだよ。ちょっと取りに行く。少々を待ちください、ヤグアラウナちゃん」


そう言いながら戸に歩いた夫が外に出る前に妻に笑顔を見せると消えてしまった。


妻を愛してる笑顔だね。


「まったくよ。あいつが仕事にしか集中しないよ」


「妻に追いつきたいと聞いたが」


「まったく」


そういう妻だが、笑顔からして彼女も夫を愛してるね。


可愛い夫婦だな〜。


「受けた情報によるとヤちゃんが飛行船を手に入れたね。それにその飛行船がまだ何も輸送しない」


彼女が戸から視線を外したら、話題に入った。


「どうだよ。なにか運びたいか」


「私達と他の数人を運べるか。ヤちゃんが作った球体の建物に住みたい。やちゃんたちにした仕事のまだ払われなかった給料で支払って、あそこで数人と一緒に引っ越しするつもりだ」


それに決心だね。


目から見て重大な決まりだったみたい。


「もちろんよ。今でも出発するか」


「他人と話さないといけないが、時間あるか」




「こっちに働いたね」


カタグアが戻ってから話しながら美味しい肉を食って、まだ肉を口に三人で出かけた。


「そうよ。この国立学園で長くは国のえらいたちのたくさんを教えた。繰り返す機会が訪れてきたらもう一度したいが、力と黒貨(かね)で学園の自体を崩してきたことはもう見たくない」


「働きかけた時にもう悪化中だったが、まだ希望があっかな」


クアラチとカタグアの言ったことにあたしが頷く。


「あの時は少なくとも金持ちでも無能は許されなかった。でも、今はそんな学園の生徒とその子が力を持つから、その子を前より楽にするように学園が金持ちの生徒に甘すぎる」


「猟師の制度はまだなんとか大丈夫だけどな。そっちは学園の後の訓練もあるから」


学園の長い歴史は面白い。


悪くなったのは残念だが、どうしてそんなことになったのはおもろい。


壁画も面白いね。


例えば魔法の絵が多くて、幾何的な絵に方式が書いたものもある。


その最後はあたしの壁を作る魔術にも入れてどうかな。


壁の大きさと構造についてとも書ける。


魔術に壁などの情報を保存する行列に書いた壁などの角の平均値を取って、それに壁の情報を表示したら一応悪くないね。書きたいことの大きさは行列に保存してる角の間の距離から導かれるんだ。


小さなあたしが行列を学んでよかった。


そんな授業に入れてくれた家族はどうかな。地球に残ったあたしと楽しんだらいいね……


そう思いながら球体の建物の大きな最低室に入ることになった。ここに数人が教会にしたのように血の槽に手を置いて魔法をかけるんだ。


魔法は血を操る魔法だ。


生徒数人が血の槽の外から見ながら教授と生徒の一人が血を太長い柱として上げる。そして血の槽の向こうに仮面を被る人達もいる。


その皮革の仮面では外が見えなくても、彼らが繋がってる魔法に関する全部はもちろん見えるんだが。


魔法に参加してるから自然なことだ。


全員の動力で血の柱が天井について、先端が天井を走ろうとした。数秒それを保てたら、突然と血の柱の表面が壊れたと血の槽に落ちた。


あっ。


周りを見れば授業中で天井とかに血が走るからこの辺りは普通より清潔だね。


「前より楽になった」


「意志的しなくても集中を保ちますようになるまでは基礎を繰り返さないといけないですね。次回は魔法をもっと長く維持できますと思う」


生徒と先生が話しながらあたし達が近づいた。


「先生ですね。どうしてここに?」


生徒に教える先生がグアラチを先生と呼んだ。


まあ、人口はそんなに高くないこともあるからよくあることだろ。


「この子に学園を示したかった。血を動かすのは面白いね」


グアラチの言葉にあたしが大きく頷いた。


「うむ。あたしと違う勢いだけど、悪くないね」


生徒に操られた血の表面がちょっとうやむやだった。あたしの血の操る魔術の完璧な表面と比べるはずはないんだ。


「君も知っていますか」


「どいてくださいとあたしの魔法を見て」


あたしがそう言いながら仮面の労働者達の所まで行くと彼らが跪いた所にあたしが跪く。グアラチは同時に仮面の人達をあっちに招くと彼らに何かを囁きかけたことを視界の端に見てた。


「では」


あたしが腕輪を無効化にすると血に手を載せる。


最初は槽の血の表面があたしの触りによって振動してるがが、意志(マナ)を込めることで感じる振動を操作意思的に操りかける。


血の操作の魔術で完璧な操作を遂げたが、今回はあたしが脳でかける魔法をすることにした。


あたしがしたいことが脳に浮かぶとあたしの前の血の槽から血の柱が上げかけた。ますます高くなってるんだ。


「若いのによくよく出来た」


「柱を曲がると自分の間に通すのは難しそうだが」


あたしも悪くないとも思うが、これは数分でも維持できない。


あたしの魔術では意志の消費が体の再生より短いから永遠にできてることだけど、魔算機にある情報に繋がってるだけで魔法をかけるのはそれに及ばない。


血の魔法使いじゃなければね。


そいつらは一時間程度以上血の操作ができて、他人の意志を借りることができれば魔法をいくらでもし続けるんだ。


あたしの場合はそこまで及ばないんだけど。


とにかく、あたしが柱をもう数回自分に曲がってから、柱を滑らかにするとまた血の槽に慎重に降りた。


「あたしは悪くないね」


へへ


「いいですね。そんな歳でそこまで頑丈そうな血の柱を出来るのはめったにないですわ」


「よく試したことなんだよ」


「他者の意志(マナ)なしでそこまでできるのは先輩程うまいな」


「少しの間だけなら私もできたわ。先生……」


とその言葉にグアラチが戻った。


「授業を邪魔してすみません。また」


それだけ言ったグアラチと一緒にあたし達がこの球体の建物の中央にある大きな広間に戻る。


「楽しかった。グアラチもここで学んで楽しかったか」


「そうだね。沢山の友達を持っていただけじゃなくて、その時代でカタグアも会えた。いつも一緒に勉強しようかって笑顔で誘ってきたんだ」


大きな広間に座ると少し話を続けたら、仮面の人達が仮面を被らずに現れた。


その数人と一緒にこの球体の建物を出ると一旦グアラチの家に戻った。


「家も売るか」


前からおばあさんは学園の労働者達の借金を払うに働いたから大分量を下げたが、まだまだ借金が残ってるね。


前からもうあたしと連絡を持ってたから一応分かる事情だ。


「一昨日ヤちゃんの知らせを受けたから昨日でも売ったわ」


「その黒貨で大丈夫?飛行船にいくつかの石があるから、まだ黒貨が必要であれば売れるよ」


「売りすぎると魔術についての詳細がバレるから売らないほうがいいでしょう」


今まで欲しく次第に砂の地下にある石を採って売らない理由は大体二つだ。石を売りすぎるとその値段が減るの他に、あたしの魔術がバレるか。


魔術をバレたらその魔術をできた誰かがそのをあたし達に対して使うか、あたし達にその力を使用するための依頼が出てくるの可能性もあるからそれを逸したかったんだ。


でも、あたしが球体の建物を密かにあたしの町の隣に作ったことでもうなんとかバレたね。その上に、飛行船の作りのときにと怪物の防御には魔術で壁を作って消したこともあるからもう大分バレたんだろ。


「もうなんとかバレてるよ。その上に数個の石を売ったら魔術の機能を紛らわすようになるかもしれないから大丈夫と思う」


あたしの笑顔にグアラチが頷いた。


「ありがとう、ヤ。これで出発する時にもう誰も借金を持たない。数十年かかったけど……」


「グアラチが労働者達を最初から手伝ったのにこんなに難しかったね。あたしの住む町がそんなに長く存在しないから良かったが、たくさんの町では労働者達の借金が高すぎて、あたしの作った魔術でも払えがたい。それを解決できる計画があるから良かった」


そんな言葉にあたしが微笑むとグアラチも口の端を上げた。




「家はどうして?」


家に戻ったカタグアおじいさんが空っぽい家を見つけたら、驚いた声でこっちに尋ねた。


「ヤちゃんが魔術で家の全部を片付けた。魔術で家具全部切ってから少しの砂で箱を作った」


「飛行船で搬送するつもりだからどんな時に備えるようの魔術とかを準備したよ」


グアラチの言葉にあたしがそれをついた。


「あー。なるほど」


格子しかないの箱の中の家具とかを覗きながらカタグアがなんとか納得した。


「もう払ったか」


グアラチはそう夫に訪ねた。彼は頷いたが、顔はまだ真剣だ。


「大丈夫だよ。ヤちゃんの洞窟で働いたらすぐに黒貨を手に入れるだけじゃなくて、ヤちゃんが千黒貨ほどの石を渡してくるのだわ」


「それは素晴らしい。でも、大丈夫か。他のことに使ったほうが良くないか?」


「血の魔法に詳しい数人の労働者が洞窟の学校で魔法を教えるようになったら安すぎだろ。あたしの魔術が強くても、魔術無しで魔法をするのはあたしにもまだ難しいことが多いよ」


いつも魔算機に頼るからあたしの魔術なしの魔法は欠点だらけだ。


「それもあるんだな。それについて、一人はヤグラウナちゃんと働きたいって言ってくれたが、どう?」


そう言いながらあたしにチビ妻の石像を渡してくれた。


妻の笑顔と肌の色の超薄い赤いとぴったり。


「賛成だ」


石像に通してあたしに渡した情報を一瞬しか見えなくてもその人物を分かって、賛成を発した。


「ヤグアラウナちゃんが飛行船でみんなを連れて行くと聞いたら仕事の依頼をすぐに書いたね」


「嬉しいよ。あたしの魔術をわかるのもう一人がいて、心強っ」


もう一人がいればあたしが働いてないときに大体の現れた問題は解決できそうだな。


嬉しい。


「じゃー、行こうか。みんな待っている」


その言葉にあたしたが箱を引っ張りながら三人で要塞へ向いた。




「来たな」


洞窟を曲がったら、数人があたし達を待っていた。


「その箱をおれに任せとけ」


「ありがとう」


あたしの箱を重そうと思った一人はあたしから箱を取ったから、例を返した。


「おう。ヤグアラウナじゃないか」


大声でそう発する大きな男が一瞬に消えるともうあたしの前に立ってた、と視線がいきなり全部塞がれたことから分かった。


同時にあたしが上へ上げられたのも分かったよ。


「ついに会えたな、ヤグアラウナ」


「フラシさんが元気で何よりよ〜」


珍しい人間のような肌の色の男の笑顔にあたしも笑顔を見せる。


「ついにこの町から出るよ。次に戻ったら労働者達の営業下にあるときにしたい」


「そんな時にあたしも戻りたい。でも、その前に飛行船に行こうよ。数石を売って、黒貨を取り戻さないと」


「まずはそれだな。行こうぞ」


とそれを言ったのにあたしを降ろさずに、あたしをそのままで要塞まで運んで行こうことになっちゃった。


フラシは背が高いからここからの景色はいいね。


でも、ここからでも天井と天井付近の壁画にはまだなんの飛行船を見つけなかったが。


まあ、そんなに遠くないから身体強化に少ししか頼れずに要塞に着いたらすぐに要塞を経て、前にある飛行船までに運んでくれた。


「よくできたな。もう大きいじゃないか」


「まだまだだよ。でも今日のうちに完成するつもりだ」


短い話の間に飛行船に到着した。


「石を取りに行くね。この魔術を発動してくれる?」


「任せとけ」


フラシに石像を渡すと飛行船の入口の端に踏む。それからぴょんぴょんと飛行船に入ると倉庫にある大きな石に手を置くと魔法の手伝いで二百キロくらいの石を前へ動かすようにした。


石を上げるのはエネルギーの無駄遣いだから摩擦の低さをちゃんと使おうね。


「手伝ってほしいか」


「大丈夫よ。ありがとう」


飛行船の中の一人の労働者が手伝いを提供したが、もうすぐ終わるからあたしで済む。


「できたぞ」


フラシが発動した魔術で砂を白い石に作ったからあたしが彼に頼んで、その石をあたしに渡しながら彼があたしの押す石を外に降ろしてくれた。


「彩り石だな、三色が繰り返すだけか。三色の石を切って三個の一色の石に作り変えたら簡単に怪物になるなんて、恐ろしい」


「気をつけないとね」


笑顔を浮かびながらそう返事するとその間にもフラシが石を脇の下に取るとあたしを他の脇下にすぐに突然取って、要塞に戻された。


石を恐るのかは、彼が加速しながらあたしも体を守るために身体強化を使ったのに早く加速したから内臓が動いた気が少ししたよ。


久しぶりの感覚。


要塞の入口にあたしを降ろしたら、あたしがぴょんぴょんと役員に行った。


「この石を売りたい。元は三つの石だったが、安全のために小さくに切った。試してみていいよ」


役員が驚いた顔でこっちを向いたが、大体は普通だから彼があちこちの各色を魔道具で切って全部を結合した。同じに見える色だけじゃなくて本当に同じ色だから各色の作れた石の中は透明になった。


前に話した男だから全部は十分で終わった。金は町で取るようになったが。


もちろん、石を守るために兵士の数人も呼ばれたんだ。


せっかくなので役員と一緒に三人で町に戻ると待たずに済もう。


町の役員は学園がちゃんと働くように重要な労働者達の意外な出発に髪を引っ張っているみたいんだが、石の売りに関することだと聞いたらあたしの金も準備してきた。


千黒貨以上だ。


「この黒貨を皆に連れてきてください。あたしはフラシを飛行船で待つよ」


またねと大声で言ってから彼が廊下の曲がり角で消えたんだ。




「皆すぐに飛行船に現れるんだな」


フラシの行ったことにあたしが頷く。


「そっか。それにもうたくさんの時間を飛行船を模倣しよで勉強して、挑戦も全部できたっていうことね」


飛行船を模倣しよっていう魔算機向けの遊戯(コンピュータ・ゲーム)を数人に配ったからもう世界であたしの作った飛行船を操作できる人がいるから飛行船を思った以上に早く手に入れたのにもうフラシに頼れる状態だから心強っ。


「そうだよ。それで飛行船を操縦できるか」


「ここから出てからあたしが操縦するが、フラシさんにも首都に付くまでに少し飛ばせようね。経験をたくさん積んだほうがいい」


「頑張るよ」


「では……」


それからあたしがこれからの予定を説明すると皆がこっちに着いた時に皆を中に案内した。


皆が乗るのは問題なくできた。そして次の町に飛行船を拡張するには皆が出ないといけないんだが、土に着いた鎖に重い錨を作ったことなどから効率よく飛行船を飛ばさずに作り直した。


青の国の首都に戻るまでにフラシも飛行船を操縦したから問題に備えることができた。


首都で労働者に給料の後半を与えたら、飛行船が空っぽにある間にあたしがついに全部を作り終えた。


長さが約百三十メートルに、長径が約十五メートル。この離れた所からでも大きく見える。


そんな大きさに相応しい二十三トンっていうか三百人くらいが運べる真っ白の飛行船だ。


だから、最後にその硬い白い表面が壊れて、砂の形に戻った。飛行船の後半の砂がそのまま土に落ちて、上半の砂が飛行船の新しい表面を滑りながら飛行船の両側から土に落ちていく。


その砂の下の表面はあたしのだきまくらの飛行船の水色と鮮やかな赤紫色。


何か蜂蜜っぽいの模様で塗られてる。


そして、飛行船の両側の中央に飛行船の名前がこの世界のあたしの国の文字で書かれた。


アラプアン。


完璧だ。

ついに飛行船を手に入れたんですね、ヤグアラウナちゃん。


よかった。


ここから前以上に楽しめるように。

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