飛行船の作り
ついに来た。
今日は飛行船を手に入れる。
散歩の日の次の日はあたしが家に過ごした。その間にイタボの研究を読んだ。
面白いことがあった。例えば、人と怪物にも見つけた内臓の説明とか、人の魔エネルギーと魔法の関係についての文章も。でも、彼の本にある情報は載せられなかった。
残念。
その他に、昨日変換機に行きたかったが、残念ながらあたしが近づけることもできなさそうだ。
知られる世界の中で唯一の変換機だからあたしのような人に近づけられたくないのは分かる。
では、今日からあたしの欲しかった仕事が始まる。
あたしの瞳の色と同じの淡い青い頑丈な制服にも着替えたから美味しい肉を口に運び、外に出た。
もちろん、順猟師があたしの後ろを続いてる。
もう知った道だからぴょんぴょん歩きながら早く地上の要塞についたんだ。そして、印を見ながら役員を見つけた。
「すいません」
とだけ言うと役員に書類を見せる。
長くかかると思ったが、三分の内に役員があたしを外まで導いた。
「もう分かっていると思いますがが、果実が大きくなったらヤグアラウナさんまでつられています。その時からはもう我らの責任ではないんです」
自然に実った木だったら、果実が大きくなると浮揚力で木から上へ落ち、七秒後に崩壊するんだ。
だが、こっちは果実を網で飛ぶ前に取ったら、果実を他の果実に接触することで魔エネルギーの流れを保つことが出来る。それで果実が崩壊しないんだね。
流れを保つようには人で意志的にしたり、抵抗器を使ったりしかないんだ。でも、彼らがそんなに多くの抵抗器でも、労働者でもいないから今手に取る二十の果実を全部崩壊から防ぐには出来ないことだ。
その一方、あたしが抵抗器を持つから果実全部がすぐにあたしまで連れられたらあたしが崩壊を難なく防げる。
でも、最初の果実がついてきたらあたしがその中に魔術をかかることだけで崩壊を防ごう。
二つに切って、その間に抵抗器を使うことも出来るが、最初から抵抗器を使うよりは魔術で保つのほうが簡単だから。
へへ
ちょっと面白い。
地球にこんなことのような自然な過程がなかったな。
いいえ。ちゃんと考えれば地球の崩壊とこっちの崩壊が違っても、でたらめな法則として見えるね。
なおさら面白い。
笑顔が出てくる。
「分かった」
外に出る前にエルフの役員が人間の労働者と彼らのエルフである長に仕事を説明したんだ。彼らはもう話を聞いたから直ぐに果実が来るって言ってきた。
この日ついに来たね。
「準備しないといけないことがあるから、あたしが外で果実を受け取る」
なんか、すごい景色だぞ。
要塞の隣に採掘者がいないから砂丘の輪郭が見えない。ただのまだ暗い白い土が突然黒空になるのだ。
影なんかないって今までも心地悪いことがあるなんて。
また残念なことに、要塞に飛行船はない。
どこか行ったね。
「ここまでありがとう、ジュバさん。でも、今はあたしが働かないといけないから、他人が近くにいると困るんだからここまでにしよう」
あたしが事情を説明したら彼女が納得して、去っていった。
多分、彼女の命令ではこれまでよかっただろ。
何であってもあたしが自由だから作業を始めよう。
歩きながら近くの詳細がなんとか分かるようになったから採掘された跡が見えるようになる。採掘者が長い間にこの辺りに働かないことも明白だ。
採掘ために掘った穴とそれから取った砂で作られた砂丘は風の影響で人工的な感じを失って、角度などが緩かにされたんだ。
あたしが要塞から少し離れた砂丘まで行くと前に書いた魔術を発動する。
これであたしの足付近から左右に血の糸を伸ばすとそれから隣の砂を魔術で続々結合する。数秒で長い土の糸が成長し、後には大きな曲がった板として見えたが、数秒の内にそれが登って、あたしの上でまた接触した。長い円筒の形で。
これで最初の手に入れる果実を円筒の一側に入れたら、誰にも見えずに自動的に魔術で捌ける。
少しの間に全部を確認すると抱きしめた飛行船ちゃんも円筒に残して、果実が入ってくる扉から外に出た。
またね、飛行船ちゃん。
次は飛行船さんになれたんだね。
遠くから覗く視線を気にせずに、ついに来た最初の六メートルの直径の果実を連れてくる労働者達をこちらに呼ぶ。
「この中に入れてください」
あたしの頼みに労働者達が最初の果実を大きな円筒に入れた。
「手離していいよ」
果実が円筒に入ったら、労働者達が果実を離すと外へ飛ばずにただ円筒の天井まで浮揚したんだ。
飛行船になる最初の果実を手に入れた。
笑顔を隠せない。
「こっちに流れた魔力を渡したら、完了です」
労働者の一人が大きな果実に抵抗器通りに接触する小さな果実を指差しながらそう言ってきた。
魔エネルギーが抵抗器通りに魔エネルギーに満ちた大きな果実から、魔エネルギーのない小さな果実に流れて、崩壊を防ぐ。そのために魔エネルギーの少しが小さな果実に流れたから今はそれを返さないといけないんだ。
「いいよ。あたしはもう準備できた」
微量であっても、全部の果実と魔エネルギーが払われたから小さな果実に流れた魔エネルギーももらうつもりだね。そのために労働者の一人が両方の果実を分けると自分の体通りに小さな果実に流れた魔エネルギーを大きな果実に戻してくれたんだ。
抵抗器にも魔エネルギーがあるかもしれないが、それは最後にしてもいい。
数秒で努力を終わったら彼が手を上げるとほぼ同時にあたしが大きな果実を円筒のなおさら奥に押した。
「これで果実が抵抗器通りに中の小さな果実に接触したから、崩壊する恐れはないね」
実は果実の中に魔術を発動しているから崩壊を防いでる。でも、それを言いたくないから普通の過程だと述べた。
数果実が手に入れたら普通の過程に変えるから言わなくてもいい。
そんなに待たずに次の果実もついてきた。
黒空と白い砂丘の接着線に緑の果実。
それに、前の果実のように三人が果実が飛ばないように網に自分の重量の大部分を任せながら連れてくるのだ。
前の果実に接触しないようにあたしが建て立てた建物の中の最初の果実を奥まで押そうとしたが、浮揚力のおかげで果実に天井が床のようなものだからあたしが果実を玉のように天井で回さないと難しいね。
果実を天井に押し回すのは面白いだけど。
超巨大なバスケットボールを天井に叩こうとしたが、浮揚力が強すぎ。
またまた残念だよ〜。
少しの魔エネルギーを出さないとそれが出来ないね。
密かにあたしの足下から伸びる血の糸を土の砂通りに果実までの繋がりを保つ間に次の果実も中に入れてもらった。数時間で最初の果実のように十個の果実が中に入ったんだ。作った円筒形の建物に三個の果実しか入られなかったから途中で建てた倉庫を大きくして、形も小さな太い飛行船に変えさせたんだ。
全長が五十メートル以上で、長径が十メートルくらいだから、もうちゃんとの飛行船に見える。先端が超細いだが、今日の手に入れる果実全部を中に入れるために十分大きい。
大きくしただけじゃなくて、魔術で切り合わせた十の果実がもう飛行船の前後の上部に合わせた。次の十の果実がその下に入るつもりだ。
それに飛行船の全部の重量を浮揚する果実に等しく乗せるための石で出来た構造も作り上げる。大体の飛行船ではその構造が簡単な皮革の構造だから力が等しく乗せられなくて、果実が縮小されるから飛行船の浮揚力が落ちるんだ。
石で脆くなっても、あたしの飛行船の浮揚力が落ちるなんて絶対に許さないだけど。
果実の中の石の構造が簡単に壊れないように重くても、皮革を使う構造と比べると飛行船が浮揚出来る重量がまだ上で、黒貨も必要ではないからいいことだね。
怪物の硬い角とか、牙とかの材料を持ったらこんな小さい飛行船の構造でもがほぼ七十キロ下がったのに〜。
でもそれだけはこの飛行船の値段の半分以上になってもおかしくないから、この時点で遠慮しよう。
将来に期待してるけど。
その他に前後の果実を繋ぐに飛行船の中央の臨時な部分に少しの果実を筒に通して、一側で抵抗器を接着した。
前後の果実の間に魔エネルギイーの差がないと魔エネルギーが抵抗器越しに流れがないから飛行船を作るために果実にある魔エネルギーの千分の一を地下から石を上げるに使うことにした。
これであたしが飛行船に繋がらなくても果実が崩壊しない。試すには少しくらい繋がりを切る。
うむ。順調だな。
「何作っていますか。要塞の兵士達によるとこれが視線を塞ぐことになりますが」
近づいた役員にあたしが書類を見せた。
役員はアイイラが果実の商売に結んだ契約で臨時な建物を作っていいって許されたことを見たみたいんだ。それに彼がすぐに謝って、要塞に戻した。
順調だな〜。
でも、本当に飛行船が大きいね。
要塞ほどの高さで、鋼より強い白い石で出来た飛行船だよ。
石が脆いんだから、壊れないように各前後が固体の石の部分で分けられて、浮揚力を提供する果実を囲うようにする。それに飛行船の中央の部分は臨時な部分で、エネルギーの源として使うつもりの果実以外はあたしの家なども含む。
中に入りたい。でも、創造ための魔術に干渉する可能性があるから我慢しよ。
うまく行くから、全部がつられてくることを待つしかないんだ。
すぐに十果実を手に入れたのに次の十果実が夜まで来る予定だから楽しく時間を過ごすのもいい。
例えば、新しい建てた構造を見に来た人達と話せるのだ。
「皆元気?」
「「はい、黒猫様」」
「「そうよ、小僧」」
返事バラバラ。
「黒猫様に尊敬を示すようにぞ」
「いいよいいよ。今日の仕事はどうかな。あたしが魔法を使ったことでこの飛行船を作ってる」
「俺らが新しい穴を彫りかけたから毎日たくさんの砂を採掘するぞ」
「皆で大きな石を見つけたから皆で売ったぞ」
「借金を少し減らせることが出来た」
「母上の貢献で息子を無事に培えそうだ」
「私はこの黒いツボを見つけたよ」
「皆頑張るね」
それからもっと人達と話しながら、他の果実もつられてきた。あたしが飛行船を大きくしたから近くにいた皆と魔法についても話した。その中にあたしが知りたかったことも聞いた。
「球体の建物を作るってどうしたか」
「昔のことだったね。数日間にたくさんの人が続々に意志を注いだことになった」
面白いことを言った労働者にあたしが続きを尋ねると彼が快く説明した。
「それは、つまり、地下に敷いた血の球体を維持するために?」
あたしの魔術では一人がそんな大きな血の構造を長い間に維持できるが、便利な魔術がない他人に優れた血の魔法使いには数人が必要んだ。
「その通りだよ。一気に建物を作るには誰も持たないほどの人の心臓が必要って聞いた。だから、たくさんの大きな桶を使うことになる」
「なるほど」
あたしの読んだことと似合うね。
おもろい。
「その絵を頭に浮かぶの疲れたが、だいぶ稼いだぜ。それからの他の球体の創造にも参加することになった」
「それはいいね」
夜が近づくと全部暗くなる。土も、人も地上で地下にも。
それなのに人混みが大きくなった。だから最後の果実が届かれる前にこの機会を見逃さずに協同組合について話そうとしたが。
「そんなことについて聞いたんだけど」
「そんなことに参加するはずはないよ。黒貨を盗られたくないぞ」
ちょっと興味を見せてくれた一人の男だけど、彼の側に立つ男が彼を馬鹿にした。
こっちもそんな話ね。
「軍が存在する理由を分かるか」
「もちろん、人を守るためだ」
誇りそうにそう言ってくる彼にあたしが続く。
「それもそうだけど、怪物がなかっても金持ちの資産を守るために存在したんだよ。見れば、兵士と猟師が主に守る所はエルフ達が住む所じゃないか」
「俺達も守るよ」
「「そう」」
他人も彼と賛成だけど、そんなに大声ではないね。
「そう?人間の兵士しか人間の所を守らないのは、自分ための女子を守るだけではないか?それとも、労働者達が自分で自分を守るに組み合えないように可能性もないかな」
「それは……」
「たしかに」
「「そうだ」」
「やつらはおれらの娘を奪うとしか考えないぞ」
残念ながら、あたしの情報が正しかった。
ここまであたしの提案を馬鹿にした男が少し黙ったら、他人がすぐにあたしに賛成した。
「そうならば、どうして労働者だけが黒貨と時間を使わずに自分のものを守ることが出来ると思うか」
「黒猫様が正しいんじゃないか。エルフ達から守れようとしたら危険だが、もう危険じゃない?」
あたしの発言にあたしの腕輪の設計とそんなに変わらない女子が前に踏み、よく響く声で自分の意見も述べた。
「前線の近くはもうそんなことをしてる。だが、エルフ達が何もせずに状況を見守るだけは思わないんだけど」
「あんな変態の兵士に奪われたくないよ」
「俺の娘があんな男に盗られたくないよ」
「「「そうだよ」」」
皆自分の気持ちを声に込めるね。
どんだけ圧制されたんだろ。
思った以上に事情が厳しかったみたいんだ。
それでも、ここに皆を励むのは過ちじゃなかった。
頑張ろうよ。
「私達の拾った石で作られた砲弾がないと怪物と戦えないのに、どうして私達ほぼ何も得ないよ」
「「「そうよ」」」
「私達がここまで働くのにあの変態の兵士のほうが報われるなんて不公平だ」
人が自分の価値を得たいのは当然だ。
皆元気な声を上げるのもいいね。
それにあたしの腕輪を持つ数人はもう皆と話し合って、今の状況と問題とこれからのことについても聞くのだ。皆の意見を手に入れたらいい未来を出すための計画も作りやすいんだから。
タイナラが渡してきた情報によると彼女はここまで来なかったが、境界付近で会った数人はもうここまで来たから心強い。
それに、あたしが明らかにここの状況の詳細を分からないね。最後の果実が渡されるのを待ちながら更に口を出さずに皆の話し合いを見守ってるの中で、それが起こった。
えっ。
あたしが早く人混みを出て、皆の前に止まると少しの砂をあたしの足から上へ魔術で飛ばせる。
その中で袖をあたしの周りに回し飛ばし、あたしの服もフリフリのミニスカとかに着替える。
それに、飛行船ちゃんの素材が飛行船の中であっても、血の糸であたしに繋がってるから形を杖に変えてあたしまでに飛ばしてもらった。血の糸を砂の粒の間で遠くあることに繋げるのは便利であっても万能じゃないから。
もちろん、この魔術を前に準備したからその全部が自動的に進んで、あたしが前の地点に集中した。
「何?」
「黒猫様はどうだい?」
「怪物?」
後ろからの声を気にせずに、隣の砂で人混みを守るために壁も建てる。
あたしに似合う色にするためにあたしの服の飾りとして使った知ってる色の石でも壁の表面として敷かれた。
手を掲げたら杖もあたしの手に到着したら準備ができた。
「なにこれ?」
「「カイブツ」」
後ろの大声に全員が動き始めた。
同時に杖に入ってる魔エネルギーに満たされた心臓の粉の数キロがあるから三分の間に数メガワットも出せること心臓の粉の中の魔エネルギーで壁を作ることにした。
「ミンナ、カマエロ」
「黒猫様の土魔法はスッゲー」
壁が魔術によって建てられた間にそんな言葉が後ろからも聞いた。他人の視点ではあたしの複雑な魔術がただ土の魔法として思われるね。
たしかに、十分に優れた技術は魔法として見えるからそんなことに驚かないべきだが、多分あたしもそんな視点を取るべきかなー。
魔法をかかる時に魔法についてどう考えるかは魔法の効率に影響するだから後にあたしがどんな考えを持ったほうがいいか試していい。
とにかく、その壁に数円筒形のことが現れた。砂がそこまで導かれて砲弾に作られたことだ。
壁は杖に入る人の心臓の粉の中の魔エネルギーで建てた一方、心臓の粉の少しを砲弾に付いたことで必要であれば心臓の粉を魔エネルギーに変換して撃つつもりだ。
でも、この状況に決着が直ぐつけられなかったらあたしと砲弾を繋ぐ血の糸の魔術がなくなって、撃てなくなる可能性もある。現れる怪物がそれを塞げなくても、砲弾に着いた心臓の粉を魔エネルギーに変換すると魔法防止の空気が爆発的に発生され、この場所の魔法全部を停止するのだ。
魔法無しであたしが自分ところか、皆を守れるなんてできないんだよ。
絶対絶対。
怒りが燃え上がってきた。
あたしを飛行船から離すつもりか。
いいえ。落ち着けよ。
皆と飛行船を守らないと〜。
後ろに叫ばれる指示があたしの耳に届くのに、あたしが前に集中しつづける。
突然砂が飛ばされて、想像と違う怪物が現れた。
各前後に三本の灰色の脚が百二十度の差で細い緑の体についてる。
上の脚は曲がった形に収まれたんだけだ。
立てたほうがもっとよかったんじゃないか。
どうしてもおかしいだけど。
全部で半トンにも及ばない体重だろ。その頭は大きな口と目しかない。
鋭い歯は体のようにも緑だ。
「こんにちは」
あたしが一旦怒りを忘れて、あたしの最もいい笑顔で怪物に挨拶をあげようとした。
それなのに、怪物があたしを聞いたことでこっちに走りかけただけだ。
無礼だな。
その時にあたしが杖も、何も動かさなくても数多くの石の触手が土から伸ばし、怪物の脚を掴んだ。
おおおっ
その触手を作って動かす魔術のは複雑なものだけど、たくさんの方法で試した甲斐があって触手が怪物を止めることに成功した。
オオオオオ
怪物がそんな口を大きく開くと吠える。
同時に杖から数刃が音速以上に早く飛んで行き、怪物の脚を切り取るとほぼ同時に胴体などを微塵にしたんだ。刃が超狭いなのにすごい音を出せるね。
怪物を切り裂く刃の音はあたしの骨に感じられる。
同時に怪物の下から超巨大な拳骨っぽいの石が現れると一直線に怪物の切られた体を百メートル毎秒で殴った。
拳骨と爆発的に魔エネルギーになった心臓の粉の音は叫ぶ刃に隠される一方、撒き散らした怪物のたくさんの破片のように拳骨も消えた。
低い音を発生する怪物の破片が大きくなりながらも遠く飛ぶことで戦いが終了した。
それに轟音も、あたしの怒りと一緒に消えた。
刃が杖に戻って、飛行船も大丈夫だ。
でもね、簡単だってよかった〜。
あたしの推定が正しかったらこんな小さくて、弱い怪物を何とかするのはこんなに簡単はずで、兵士が消費する魔エネルギイーの千分の一しか使わないんだ。
猟師はあたしの魔術並みの消費で討伐できたかもしれないが、取れる心臓の量があたしより高い一方、本当の長い戦いは危なすぎ。
まー、これも十分に危険だったけど。
この怪物が軽いから切った胴体を簡単に飛ばせたとしても、たくさんの破片から再生しようとした時に自分の心臓を消費したことでたくさんの魔法を防止する空気が生じられたよ。今のあたしの魔術がほぼ全部停止して、守った身近にある魔算機しか働かないんだが、それ以外は何の魔法もできないんだ。
空気を絶対に遮ないわけではないが、不意をつかれたら魔法無しで戦う何か無理だ。
身体強化で逃げられるくらいか。
とにかく、そんな危険な空気があたしに届けた前にもう血の糸を回収したから貴重な血の全部は無事に瓶に収めた。
密かに試したこともあったが、頼れないんだ。
大きい怪物か、その空気を意志的に使える人じゃなくて本当によかった〜。
それから空気の効果がなくなることを待つ間にあたしの腕輪を持つ労働者の数人がこちらに走った。
「もう何もない」
「すごい音だったな」
そして順猟師と兵士達も現れた。
「何があったか。怪物はどこだ?あれは脚?」
順猟師は怪物の脚が落ちたところまで言って、そう言ったんだ。
触手はただ脚を掴んで、怪物から遠い所まで放したとすぐになくなったからあたしの襲撃の跡は何もないんだね。もちろん、あたしの後ろにあった壁も消えた。
これで技術を隠蔽出来るんだが、手がかりが残されなかったことも手がかりだから仕方ない。
「隣に落ちた破片は怪物です。今直ぐに回収しよう」
兵士達が怪物の死体を確認して、間もなく回収を始めた。
怪物が再生するに心臓を消費したからそれの少ししか回収できなさそうだが、その逆に怪物の破片が再生しようとしたことで怪物の重量が増したからもっとの肉が残ったね。
まー、戦いであたしの持った心臓の粉の少しを消費したのに、土魔法の拳骨に捕まれた怪物の心臓の少しを自動的に回収出来たから持つ量を三倍にしたんだ。
残念ながら、それ以外は何もあたしに来ないんだけど。法律によるは討伐された怪物は死体が落ちた土の主のものだから。
その法律は昔からのもので、両端で球体に繋がってる幹の裏表に二つの国があったほうがいいという慣習のように尊敬される法律だ。
「どうして君らがここにいるぅう?さっさと消えろ」
「誰がこの怪物を終末したかぁあ?さっさと言え」
遠くに二人の兵士が大違い指示を出しながら皆を脅かそうとした。
いつものようなことだろ。
「我らが怪物だと思うか」
「自分の娯楽のために俺らを脅かしたいつもりだな」
「卑怯」
それなのに押され始めた労働者達が覚悟を決めて、兵士に立ち向かった。
誇るべき行為だ。
でも、バカな兵士達がそれを気に入らなかった。
「なあにをー」
「ホラッ」
兵士の一人が銃を労働者達の方向に上げてみたらあたしがそれをすぐに停止した。
遠くても一瞬で距離を縮めて、あたしの杖を掲げる。
あたしの津を恐るべしよ。
隣に魔術を防止する空気がもう消えたからあたしの杖と彼の銃がまた働くようになった。
「誰だ〜と思うかよ」
と言ってくる兵士があたしに歩き始めたが、順猟師があたしの隣まで来て、それも停止したんだ。
「そこまでだよ」
「ハッ」
それを言われた兵士が材料を採る仕事に戻ることにした。
「こっちを任せたね」
とあたしが順猟師に言って、ぴょんぴょんと去っていく。
ジュバがなにか言いたそうだが、あたしには仕事がる。彼女と話すはずはねぇ〜。
その逆に労働者達と話したいんだよ。だから皆に戻る。
「すごいな、黒猫」
皆が褒め言葉をあげてこようとしたが、あたしが先ずは皆が大丈夫か確認した。
皆ちょっと怖かった。
それなのに、そんな怪物と戦える兵士に立ち向かうような自信があるなんて嬉しい。こちからもどうしたら立ち向かえるかの疑問も空気に浮かんでる。
頑張ってね。
それに、力を合わせよう。
労働者には合わせた力しかなくて。
この世界であたしの魔術の力もあるんだけど。
それはなおさらいい。
それから服を元に着替えて、皆と話し続けると数人も雇用したんだ。
飛行船を作るには百八十五の果実が必要のに、あたしが一日に手に入れるのはただ二十ぐらいだけど。だから、この町から取らないといけないの次の果実を彼らに任せることも出来たから、明日もう次の町に行ける。
だから、飛行船の最初の二十果実の部分を終わせよう。
「はい。こちらに入れてくださ〜い」
ついに今日の最後の手に入れる果実を飛行船に入れることになった。
飛行船の下から果実が超薄い石の殻に入る。それに飛行船が動けないように十メートルくらいの足が飛行船の側から土まで降りる。
もちろん、この果実と共に百三十キロの底荷も入れた。こうすると底荷を飛行船まで上げるにはエネルギーを消費が大分減るのだ。
果実が中に入ったらその果実があたしの魔術によって自動的に切られて、中の味付があたしの部屋に自動的に運ばれる一方、果実が飛行船に合うように結合される。その果実の中に重量を分散するの石の構造も作られる。
楽しいことに、あたしがその魔術と繋がってるから飛行船の中にあってもあたしに見えるのだ。
あたしが最後の果実の部分が飛行船に結合することを見ると小さな飛行船の果実の構造が完成された。
こっちまで乗った飛行船の半分だ。
では、飛行船を完結しよう。
先ずは尾翼だね。
表面を突出するには魔術を発動すると数秒で尾翼が成長した。
空力性能が感じられるほど綺麗だ。
飛行船の表面の同じ白い石けど、その下に飛行船ちゃんだったすっごい素材を使っているから、全部を完成したら白い石の皮を剥くつもりだ。
可愛い太い魚みたい。
あっ。
腕輪通りに魔術を書き直し、発動すると完璧だ。
黒貨が必要だったけど、飛行船の白い石の表面を剥く時に金を収集していい。
忘れないように書き留めよう。
空力ための臨時な白い表面に簡単な黒い目と口を塗って、もっと可愛くなったよ〜。
明日はその可愛い飛行船に入って、運転する。
あー、楽しい。
誰も入らないように飛行船を閉じると飛行船をちらりと見ながら要塞に戻ることになった。夜が確かに早く来てるから急がなきゃ。
《怪物の研究、その一》
《エルフの首都の近くに働く労働者達と話した間に地下に怪物になるほど大きな石達を見つけた》
《最も大きな石は数破片に切って、飛行船に回収したが、残りの小さい石は危険として数えなかったから放っておいた》
《石が他の石に近づけば、その間に発生する引力が増すことは分かって、人混みが石に近づいたらその引力がなおさらに増すのも分かったが、人達が騒いでたら引力の上昇が思ったより遥かに高く増した》
《人混みが増したと共にあたしがその地下にあった石を監視してたからその上昇などを量ったからこの報告に付着する》
《まだ聞いてなかったことに、その引力が莫大的に増したと共に石に接触した血の糸を維持する魔法が突然停止された》
《石が怪物になる過程についてまだ分からないことが多いね》
《次は全部の危険な石を地下で壊すとか、回収したほうが安全だ。今回はあたしが十分な魔エネルギーを持ったから危険が少なくなったことで過ちを訂正できたが、それ以上の何かが起こらないように皆気をつけてね》
過ちを悩み過ぎるのはよくありませんね。
大事なことに集中したほうが楽しいんな。




