採掘の機械
「洞窟の底まで案内できるか。あそこまで人の家があるからね」
彼が頷いて、あたしとイビリを洞窟の突き当りまで連れることになった。
垂れる皮革の幕をくぐって、中が見えるようになった。出入り口付近に数人が座って話してた。
あたしを見てすっごく睨んできた。
とにかく、その次に採掘ための道具などが収められて、続くと吊床が多くあるから潜って勧めた。服を着替えるための皮革の壁もあるが、寝るに全員一緒に寝るみたいんだ。
まあ、吊床が皮革で覆われることも多いから最悪ではないけど、全員が自分の家に住める可能性があったほうがいい。
ついに洞窟の突き当りに着いたら、あたしが洞窟の壁を押す。
ふー
前と同じようにあたしが押した所があたしから離れた。前と違うのは奥と外が完全に隔てられるから、魔術が自動的に壁に穴を開いて、奥から強い風が吹いてきた。
閉じられた時の気圧が今より高かったから、中の余る空気が今出てきた。それにその穴を開けなかったら奥と外の気圧の差で戸があたしの力で動かなかったね。
簡単に統べたのにこの前に誰かが偶然で押しなかった理由は骨があるからだ。
あたしが押した所に魔術を発動することで穴が開いて、少しの血が戸の中の筒を一瞬で走って、戸を壁から切り分けた。 他人が出来たことじゃないね。
最終的に戸が全部開く前にその血が戸の向こうの間の表面全部も走ったことになった。これで全部が大丈夫か確認出来た。想定通りに少しの違いもあったから、問題じゃなかったのにそれが自動的に改められた。
この魔術はすげーな。
誰かがこれを無効化する前に思う存分使おう〜よ。
では、案内してくれた人を外に残して、イビリと一緒まだ降りる洞窟に入った。
「ヤがこれらを建てたか」
ついに口を開いたイビリが疑問を尋ねた。そんな質問にあたしがただ頷いたけど。
「じゃ、どんな方法で出来た建物の中にあった砂を除いたか。この大きさならバレないはずがないだろ」
地下に建てた建物は大体地下の砂を少し結合したら、出来た建物の中に残った砂を後に除くことになるね。でも、あたしの魔法では違う。
「砂を壁にしたんだよ。周りの砂は個体じゃなくて、砂は穴だらけだからその全部を個体にしたら普通の砂より体積が低くなる。この方法では効率が高くて、建物の壁は超厚いんだよ」
「言われば腕輪にそんなことっぽい何かを読んだ。地下で何かの建物を作る時に少しの砂を建物として結合し、残った砂をどうしたほうがいいか説明された。普通は建物の中で残して後に地上へ運ぶことになるが、それは魔力が大分必要だ。でも、建物を作る間に建物の外へ砂を押すことと地上まで砂を運ぶのも魔力の同じほども必要じゃなかったか」
「そう、地上までの砂を上げるのは食べ物と魔力の大無駄遣いんだ。それに砂を建て立てた建物の周りに押すのもそのくらいの無駄遣いだね」
「だから普通は隣の洞窟を埋めることになるね。ここから地上までの砂を上げるにはどれだけの魔力が必要かな」
あたしが最初の発言に頷くと彼のぼやいた質問を計算する。
「普通の球体なら十万人の一日分の魔力以上だよ。砂を球体から押すにはその上にある砂も上げる必要があるから同じくらいかかる」
「十万人か?まさか、それは五十ス以上の心臓なんだよ」
つまり、五十人の大人の心臓を魔エネルギーとして使ったら、あたしの作った球体の中の砂を地上まで上げることができたんだ。
建物を建てるには大々無駄遣いんだよ。
「どうりで普通は地上まで上げなくて、隣の洞窟を埋めることになるね。でも、どうしたらヤがそんな魔力を手に入れたか。それは無理だろ」
隣に砂を収める程大きな空いた洞窟があっても地上まで砂を上げるの一割の魔エネルギーが必要だったからあたしにも無理だね。
「言ったんだろ。隣の砂の間に開いた穴を埋めただけだ。これで砂を押す必要があっても、数サしか押さなくてもいい」
「あっ、分かった気がする。でも、それでもこの球体の中の砂と隣の砂も押すのはまだ成長中のヤにも簡単じゃなさそうだ」
「実は、魔術と機械を使うことであたしに簡単になったんだ」
「機械って独楽の発射機のようなものか」
少し考えるイビリがそう尋ねた。
「うん。魔術に頼るだけでは効率が低いからね」
「魔術より便利なものがあるか」
あたしが頷くと洞窟を降り終えて、平の洞窟に入った。
「魔術で石の色を選別できないので黒い石などを見つけるには人の目が必要のように、機械が魔術を上回る場合もある」
「そうだったね」
「だから、効率よく建てるために球体の周りの砂をそのまま個体化したからその上の砂とかを上げずに済んだよ。それに機械を使ったから砂を魔術か、人力で二百サくらいを上げずに、機械に任せるともっとの砂を上げないといけなくなっても、一ペテインも上げなかったことになった。だから十万人の一日分の魔力じゃなくて、五十人の一日分の魔力しか使わなかった」
「なるほど、じゃなくて。なんでー」
「もう一度。言ったんだろ。あたしの魔術と機械で効率が大分上がる」
「そこまでかよ」
考え深いになったイビリを非常門通りに連れて行った。
「それなのに、危険すぎるだろうと思ったけど、これは非常の時に皆を守るための門だよね」
地球の岩の中の洞窟と違って、この世界では洞窟の壁の外は砂だけだ。壁にひび割れがついたら超高圧の差で全部が壊れると砂が外から突っ込む。
危険すぎだから街路のあちこちにも街全部が一度で埋まれないように非常門がある。
砂が入ったらその砂が門を押して、門が頑丈な壁に突っ込む。門は壁より大きいから砂に押される門が壁の穴に嵌まれるようになる。
摩擦力も低いから門が簡単に動かれるね。
街の中に一門しかないから、問題があったら町の半分が失われるけど。
そんなに重要なものだから、この洞窟を渡された条件として非常ための門を作る必要がある。
こっちに二つの門がある上にあたしの魔術が強いから人々が球体に入った間に音もなくもう一つをこの洞窟の入口で建てた。
まあ、前にもう建てたから組み立てるしか必要なかったね。
皆驚くかな〜。
「そうだよ。そして、ここは機械の一機だ」
門を出たらその先の間の全部は採掘ための機械だから、あたしがイビリを隣にある機械に導いて蓋を開ける。
「これは複雑に見えても秤として考えれば分かると思う。機械の前から押される砂が均等的にこの機械の両方の皿に流したら何も起こらない。でも、こっち側に砂の大半が流れるようにして、重さで構造とともに下へ降りる一方あっちの軽い側の砂と構造が上へ上る。こうすると下へ行く砂からの力を利用して、砂の一部を上へ上げるために使える。魔術だけでこんなことをした場合と違って魔力の大部分を使わずに砂を上げることができる」
説明の間にあたしが機械のこっち側にある皿の一つにあたしの腰にあった瓶を置くとこっち側の皿が降りて、歯車通りに繋いだあっち側の空いた皿が上る。イビリも少し機械をいじったことにした。
「どうしたら砂を皿から動くか」
「物理的にか魔法を使うよ。物を動くには高度が変わらない限りにあたしの魔術で魔力が少ししか必要ではないんだ」
「魔法を使うには血が必要か」
「そうよ」
あたしがイビリに小さな瓶を渡し、空いた蓋の上部を指差した。
「その血をあそこにたっぷり注いでくれる?血がなくなったらイビリにもう一度注いでもらいたいからその瓶を任せていいか」
「いいよ」
イビリがはしごを登ると慎重に機械を血で満たそうとしたが。
「ここに取っ手がある。下に閉と全開と書かれて、その隣に機能、心、座り台の取っ手もある」
それは血を中に入れるの弁で、どこへ血が流れられるかと選ぶためだ。
機能の弁は機械が発動するに必要で、心臓と座り台は魔エネルギーの源を選ぶためだ。
心臓は心臓の粉から魔エネルギーを消費するためだから、教会のように労働者達が前に魔エネルギーを満たさないといけない。
そして座り台の弁が開いたら血を座り台に流れるようになって、皆が直接魔法に繋がられる。危険だから最初にしか使わないようにする。
そんなことを彼に説明すると支持を出した
「機能と座り台を全開まで回ってください。そうしたら血を注いでいい」
あそこから機械の全部を走る血が通れる筒は超細いだけど、血の表面張力は超低いんだから全部を満たすにはそんなに時間がかからなかったね。
「できた」
「今は皆を座り台通りに魔術に繋ぐようにするだけど、早くそれを変えないといけないんだ。最初の黒貨は制服と食べ物に必要だけど、労働者の数が大分上がる前に人の魔エネルギーを心臓の粉に保存したいんだ。ジャチコエとアイイラと連絡してね」
「そうなら安心する」
「その時にその瓶の魔術を使って機械にある血全部を瓶に戻して、また中に注ぐ前に座り台を閉じて心を開いてね。魔石板を機械のこっちに触ったらその情報がイビリの魔石板に写すよ」
そう聞いたイビリがすぐに自分の魔石板を機械に触ると魔術を発動した。
「これは本か。長いよ」
「機械の使い方が精密に説明したからだよ。では、仕事についてだけど……」
四メートルの直径で、数十メートル長い機械に数段階で千人以上ための座り台がある。
それは混雑だけど、大きくすると魔エネルギーの無駄遣いになるからしかたない。
「たくさんの座り台があるじゃね」
「この部屋が前へ進みながら後ろに新しい洞窟を建てる。でも、これが採掘ための機械だから、部屋の前の砂が中へ導かれて、座った人達の前に通る。ここから労働者が黒いと緑色とかの粉を探すのだ」
あたしに促されてイビリが座る。
「砂がこの斜め石板に流す間に労働者が選別するね?」
「そう。これを回ると出てくる砂の量を変えることが出来て、この道具を使ったら簡単に欲しい粉が取れるから地上より仕事が捗ると思うよ」
各人の流れる砂の量と手に入れた黒い石が登録されることで後に誰が他の仕事に行ったほうがいいか分かりやすくなるって言うことも説明した。
そんな長く話せたらイビリをここに残して、球体に戻った。
十分の時間が経ったのか道にもう吊床も何もなかったのだ。
早いな、皆。
もう少し歩くと球体に入った。
たくさんの人がこの球体を使う予定だから回路がなくて、戸の中にいい広間がある。外の白い洞窟と違って壁に飛行船の絵も塗られた。
数年前にここでよく遊んだ。
外で遊ぶと危険なことになれるから遠慮したが、多分他の子と遊んだ方が良かったかな。
会議室の近くにジャチコエ達が待ってるが、この洞窟に住むことになった騒ぐ子達がジャチコエ前にこっちに来た。
「黒猫が来たよ」
「誰か言って」
慌ただしくこっちに来る子達の中に一人があたしに向いて、口を開いた。
「すみませんだけど、家に吊床を接着するための所はないんだけど」
寝台が吊床の数倍の値段だとしても家の中は大体人が寝台を使うから吊床をつくための所を準備しなかったね。
では、それを改めよう。
「いくつが必要か」
そう言いながら砂がある間へ向く。
「えっと……」
砂の前に着いたらあたしが重い砂に手を浸すと砂を個体化しながら引っ掛けの形にする。それに壁に付くための所もし終えたら一つ目が完成だ。
「「すげー」」
「一瞬で出来た」
「魔法に参加した時にそこまで早くなかったよー」
後ろの驚いた子達を向かずも、砂に手を置くと魔術を発動する。
これで血があたしの腕輪から出て、砂を覆う。
「「おー」」
そのすぐに砂の少しが吊床を付くためのたくさんの引掛けに変えた。
「この数でいいと思う」
「「わ〜」」
騒いでる連中だね。
あたしの頬を緩む。
「では、魔法とかに興味あるか」
「「はーい」」
前のことも見たから、全員元気だね。
「では幸運になったぞ。子供はこの洞窟に始まる仕事に働けないが、魔法を教える授業くらいは提供するつもりだ」
「ぼくもそんなことができるか」
「わたしもしたい」
緊迫の上がる空間からして、皆よく勉強するだろ。
「どうかな。でも、機会くらいは皆に与えようよ」
「「わ〜」」
「今は袖を外せる人にしか出来ないことだけど」
「えー。なんで」
「ざんねんよ」
残念そうな子が多く出た。
「成長してからまたの機械を上げるようにしようね」
「「はーい」」
残念が消えなかったのに元気が少し戻った。
しようがないな。
「袖を外したら、試しにこの腕輪を使ってください」
あたしが吊床を付くための所を作ったことと共にこの腕輪も作った。
魔エネルギーを捧ぐ様になった子達全員がそれを腕にはめるとあたしが支持をまた出した。
「それの魔術を発動できるか」
自動的に発動するのは普通だけど、あたしが発動の支持が来るまで発動しないようにしたから腕輪を触るだけで意志が無駄に消費されないはずだ。
「オー。発動した」
「ほんとにー」
「腕輪を取れずに、これを家の壁に着いてみて。そうしたら結合してって支持を出したらこれが壁についていく。出来るかどうか知るためにこっちに試してよ」
一人の子が素早く壁へ走ると結合しろって叫びながら魔術を発動した。
「結合した。初めて魔術を使ったのに成功だ」
「わたしもしたいよ」
「ぼくも」
「「わ〜」」
最初の子の成績に触発されて、他の子もワイワイと魔術をかけようとした。
腕輪を持たない子達も応援しながら、皆が楽しんだ。
それは一番いい〜な。
「皆にこの仕事を任せていい?後に使われなかった物全部を返さないと駄目だよ」
「「はーーい」」
子供が毎日仕事をするのは駄目だけど、面白いことを学びながら家族と社会を支えるのは大事な経験だと思う。
では、本題に入ろう。
読んでくれてありがとうございます。それに、誤字などよくあるはずだからすみませんでした。
では、皆の命の改良に頑張ろうね。
また〜。




