制服
「どうぞ」
朝早くカウアンニとイビリが到着した。
アイイラが起きた時に自分の物を集まって、あたしの血の魔術のおかげで音もなくアイイラの物全部を誰も起こさずにアイイラの家から出せた。その中に九十個の果実もあった。二個はアイイラに情報を売ったの支払いだ。
もっと欲しかったの。
それに肉も捌いたから、全部順調だ。
「腕輪すげーな、ヤ」
「そうそう。あそこに書いた情報がすごかった」
二人の喜ばしい姿の逆にアイイラはあたしの後ろに大人しく頷く。
あたしの集めた情報が皆を喜んできて嬉しい。
「それはいいことだね。で。どんな情報が好きだったか」
「俺には土魔術と土の性質についての情報」
「私には経済と表計算の魔術が便利でした」
「自動執筆の魔術と魔術遊戯がすごいよ。自分も一つの遊戯の作成を仕掛けたんだよ」
全員熱意満々だね。
「なにそれ」
カウアンニの言った遊戯にイビリは興味を持った。それに、そんなイビリを見てカウアンニがイビリの腕を取って、自分の腕と並んだ。
「これを見てみて」
「遊戯の欄って書いたやつか?知らないものばっかだから何も開かなかった。じゃ、この飛行船と遊ぼ〜うって開こう」
「それはすごいよ。真実だと思われる」
二人ともいいことを選んだ。後に三人で遊ぼう。
「えっと、目に直接に映すかって書いている。何それ?」
「はあい」
カウアンニの元気な返事にイビリが少し躊躇って、覚悟を決めたらはいと書いたところを押した。
「隣に人がいますか」
「いいえ」
あたしの言葉にイビリがまたどこかを押すと腕輪から砂が彼の目の前まで浮揚する。見えないほど少なくても、あたしが作成した魔術だから今何が起こってるかよく分かる。
その彩り砂が彼の目の前に一重に敷く。
「うわ。地上に上ったか」
焦りに満ちた声だ。
「いいえ。ただ魔術で地上の景色を目の前に作成したんだよ、これはね……」
この仮想現実のようなものは面白いね。でも、魔法と物理のおかげ目蓋越しにでも景色が見えるから、瞬くたびに魔術が画像を切らないと疲れることがあって、瞬くたびに画面を消すの機能も書かずにいられなかったね。
「そんなこともあったか」
「動ける。体が動かないのに地上で動ける」
あたしの説明を聞いたカウアンニの他に、イビリが仕方を学び続けた。
「仕事しないといけないですよ、ヤ」
アイイラの言葉にあたしがしないといけないことを覚える。
「カウアンニ、三人で行こうか」
「いいよ」
「では、店を開く前に、制服に着替えよう。魔石板で物を開いて、服を選んでください」
あたしの部屋に入って、制服から始めることにしたんだ。
「家で自分が使った。たくさんのかわいい服があるね」
「そうですね。説明に従ってあたしの体にぴったり付くの下着ができました」
「えっ?本当の服も出来たか」
「皮革があればですね」
「二人は早いね」
まあ、時間があったからこのくらいを使えたのは当然だろ。
では、あたしが魔道具を取って、二人の前に戻ったら黒い筒の魔道具をアイイラに渡した。
「体に着いた服を作るための魔道具だよ」
「えっ?血が入っています!?」
瓶を渡されたアイイラが瓶を開き、大分驚いた。血の瓶を渡されたらそうになるね。貴重品だし。
「魔道具だよ。魔法防止のある服を外したら、発動してみて」
こちらを向いたアイイラがまた瓶をあたしに渡して、服を外す。本当にあたしの魔術でできた下着を着ているね。
「下着を作ってもらいました時に不完全な魔法防止をかけるように提案されましたのはこの魔道具を使うためでしたね」
「そうだよ。服にはもう完全の魔法防止があるからそれでいいはずだ。カウアンニも魔道具を使いたいか」
興味深いの彼女は魔道具から目を離さないから、その提案をした。
「そうだけど、あたしの下着は普通のもので……」
「あたしの皮革から取っていいよ」
あたしががそれを言いながら皮革を指差す。
その逆にアイイラは瓶を取って魔法を発動する。間もなく血が外へ出て、アイイラの体を覆っていく。
「何?」
「血魔法の魔道具だと?どうして?」
敬語を忘れてもおかしくない出来事だね。
土と風の魔道具があっても、血の魔道具を作成するための理論では難しいことができないね。液体を魔法で操るのが難しいから、あたしの物理の計算なしでは感覚がいい数少ない人しかできない。
「血が服になったね」
後ろからカウアンニガそう言って、アイイラが頷く。
「それに、おかしい。この服を引っ張ったら大きくなって、手離したら元に戻します。ここまでできる皮革は見たことがありません。珍しい作り方の下着でもそこまできなかった」
服を弄ってるアイイラが感想を述べる。
子供の頃から皮革と働くアイイラが弾性の高い皮革を見たことはないなら、自然にあれば超珍しい物だろ。
どっちにしても、この血でできた服が珍しく見えそうだ。
「出来たよ」
後ろからカウアンニが来て、アイイラから魔道具を取って発動する。
「魔石板か、腕輪通りに服の形を変えることがができるよ」
「そうでしたね」
二人が簡単な血の服を着てるから、あたしも自分の腕輪から血を流して服にする。着てた服を脱ぐとあたしの新しい服が前着てた服と同じものになった。
「では、この制服はどうだ?」
あたしが自分の魔石板を取って弄る。そのすぐにあたしの服がこっちの世界の普通服とそんなに変わらない服になったが、桾が短くて、袖が別物じゃなくて服についたんだ。
「ヤは本当に尻尾を持ってたね。思ったと違う」
あたしの尻尾を見たカウアンニは少し驚いた。
アイイラも何とか知ったかもね。あたしが朝から薄い服を着てたから。
「教会に働いた間に制服には尻尾が出るところがなかったが、この制服は自分たちによく似合うようにしないといけないと思うから尻尾が出る所も施した。また何か変更したいか」
二人が考えれば、カウアンニが口を開いた。
「飾りがないんだけど」
「どんな飾りがいいか?設計していいよ」
カウアンニにあたしがその提案をあげる。どんなことができるか示すにはあたしが腕輪を弄って、小さな血の帯を表す。それをレースにして、袖に付く。
「こんな風で?」
「すごいですね」
「腕輪を接触したら自分の服もこのようにできるよ」
あたしが説明し終える前に二人ともが自分の服をあたしの制服に替えたんだ。よく似合った。
「色を変えてみる?」
と言おうとしたんだけど、また二人はあたしが言う前に自分で色を変える機能を見つけた。
こんなに早く学ぶなら放置してもいいと思う。
「どんな色に触っても服がそんな色に変わっているね?いい機能だ」
「黒を追加してないから、まだたくさんの色が欠けるんだけど」
「黒も出来ますか」
アイイラの驚いた顔が一瞬にこちらに迫った。
興味深いアイイラなら服の店を担当したほうがどうかな。後に話せないといけない。
「生きてる人の肌と髪以外は石しか黒くないから目立つ過ぎる。でもほしかったら、腕輪に四分の一の黒貨を追加したらできるよ」
「もう目立つ過ぎると思いますが……」
使える色が大雑把なこの世界では色合いがいつでもばっちりだと目立つだよね。皮革を超小さな部分に切って他の色と合わせることで遠くから他の色として見えるしかしてないのに。
「あたしがこの店に長く働くつもりはないから君たちに任せるぞ。皮革を使ってもいい」
「じゃ、この飾りは可愛いじゃん」
あたしとアイイラが話した間にカウアンニが飾りを作った。
「石の飾りのほうがよくありませんか」
「あれは重いよ」
カウアンニの腕輪と接続したらこの飾りがあたしにはちょっと長いと思った。
ならばあたしが飾りに叩いて、大きさを減る。
「こんなものもできる?」
「もちろんよ。ほしいままに作れるようにしたつもりだから、ほしいままに作ってみてください。出来ないことを見つかったら後に新しい機能を追加するよ」
「分かった。あっ。でも、靴はどうする?」
「私の一つを取っていいですよ。いい高い靴があったほうがいいですからね」
カウアンニがそう尋ねたらアイイラが自分の靴を提供したんだ。
土に施される魔法防止は人が魔法を土にかけないようなものだけど、裸足で魔法防止に踏むと腕輪の魔術に差し支える場合もあるね。腕輪を一人で三日の内に六回しか発動できないから魔術が停止しないように備えたほうがいい。
だから魔法をかけるにいい靴は魔法防止のない高いやつだ。
それに床に魔術が書かれたらそこに魔法防止なしで踏むと知らずに危険な魔術が発動したら大変だから、ちゃんと足を床の二センチの範囲の中に入らないように高い靴が必要だ。
「魔道具で靴に書いた魔法防止を削ったら腕輪の魔術であたしが履く靴のように変えられるから試していいね。普通の靴より少し心地よいと思って、安全も上がるんだ」
「すごい。ヤのような靴が欲しかったの。どんな魔道具が必要か」
「腕輪に書いた魔道具欄を入ったら何かを解体するっていう選択肢がある」
「えっと、小さい目のやつを選ぶと、ぇえ?」
腕輪の一部分が切られて、カウアンニの前に浮揚しかけた。もちろん、魔法をかける人に繋がないとだめだから血の糸がその浮揚する腕輪の石の破片に繋いだ。
そのすぐに血の糸の少しが破片の一枚の前にこっちに置いてくださいという言葉に変えた。
靴を取りにいたアイイラが戻るとすぐに靴の一つをその上に載せた。
「開始していいか」
空中の言葉が靴が載せられたことで開始しますかッていう言葉に変えたんだ。
「まずは選択を見てください」
「石より硬い物って選択しなきゃね」
その下に書いた文字には石より硬いですかっていう選択肢がある。石で削られない靴の硬い部分を削るには硬いものが必要だけど、それは高いから腕輪にないものだ。
でも、靴の怪物から来た原料自身が硬いんだからその少しを切れば、それで靴を削れるようになる。
「そう。開始していいよ」
あたしの言葉にカウアンニがそれを押した。
まあ、まずは魔法防止が施されてない所を探さないといけないんだ。そのために一人が同時に二つの魔法をかけることで魔法防止が利く範囲を探る。
探るには血の糸が石の筒を魔法防止の限界で動かし震わせることで中の血の位置を登録する他の魔術が続々と停止し、発動することを繰り返すことでどこが限界か把握できる。
その後に超音波で解体される物の模型をすると魔法防止がない所を発見したらその少しを切り取る。
それから早くなった。魔術が自動的にその靴の一部分を刃に変えると魔術がそれを使いながら靴の表面に書いた魔法防止を削った。
「服の店でしました時より大分早かったですね。本当に魔法防止がないか確認するために血が全部に触りましたまで」
「色を尋ねられるね」
「そう。色を入力したらその塊に他の情報と一緒にどんな色かが書かれる。そうすると後で誰にでも簡単に使えるようになる。例えば、たくさんの色の原料があれば色を混ざることで新しい色も作れるようになる」
「いいですね。私の靴全部を」
「取りに行くよ」
アイイラガ言い終わる前にカウアンニが他の靴を取りに行ったんだ。
楽しんでる皆は何よりだ。
「仕事の環境を改良してありがとう、アイイラ。後に渡した靴にちゃんと払われるようにしてね。原料の質も登録されたことで値段を計算して、店の黒貨で自分を払ってください」
「分かりました」
「他の靴を取ったよ。全部解体していいか」
もう一つの靴を解体するためののところに置きながらそう尋ねるカウアンニだ。
はやっ。
「いいですよ。それが終わるまで飾りを完璧にしましょう」
「はーい」
大きな笑顔で熱心に制服を弄り続ける二人を少し眺めて、あたしが他のことをしに行った。
「イビリ、仕事の時だよ」
あたしの言葉にイビリの目を塞いだ砂が腕輪へ戻って、イビリが現実を直視した。
「すげーな、ヤ。本当に飛行船を操縦したと思ったよ。あの地上の高い町の中に飛ぶなんて難し過ぎるけどね。風がいつでも変わるから町と岩にぶつかったばかりなんだよ」
「風の方向を分かったと思えば突然変わってくるのは面白いね」
「それにもう無理だと思ったら砂嵐が来て、すぐに飛行船が壊れたんだ。残酷な遊戯だよ」
「まあ、簡単だと思ったけど。では、イビリの仕事を始めようか」
「うん。いいよ」
あたしがイビリをあたしとアイイラの間の部屋に連れる。あそこに載せられた果実の近くに座ってイビリを促す。
「この魔道具を果実に接触して発動してください」
イビリが道具を取ったらあたしが果実の一つを彼の前に置く。そうすると彼があたしの言った通りにしたんだ。
「遊戯の飛行船の中にあったもののようだな」
道具の近くに文字が浮かんだことね。遊戯の中で見たものと似合うから驚かずに彼が指示を従った。
魔道具が果実を切ったら、中からの味付けを取ると全部を彼の前に浮かぶ。もちろん、魔法がそんなな大きな離隔で働かないから血の糸が浮かぶ物の後ろに通る。
「一つの部分に触ると画面で同じ色の探すんだね」
画面の色を変えるには血の服の色を変えるための機能を使っただけだ。
「うん」
彼が色を選んだら、この木からの果実ですかと画面に現れた。女子達がこの木からと果実をもう捌いたからこの魔道具にそんな情報があるね。
彼が何も言われずに自分で続けるね。
「うまくいくな。では、十個の果実を裁いたら、味付けを持つ魔道と二つの果実を勘定場に備えてくださいね」
「でも、この果実全部を今日の内に裁けるでしょう。その後に何すればいい?」
「安心してよ。イビリの好みの仕事を見つけるつもりだよ」
「採掘か」
大きな目でこちらを向いたイビリにあたしが笑顔を見せて、店へ戻る。
「制服をできたよ」
二人のできた制服はあたしがしたのように店の色の水色を使って、自分の肌と髪の色に似合う小さな飾りもある。
それに店の象徴の飛行船の絵を懐と背中に付いた。
「かわいい。もう生地に作ったね」
血でできた服を保つには魔エネルギーと意志が必要で、魔法防止の影響で壊れがちだから物理的な生地にしたほうが安全だね。
「魔術ですぐにできたからね」
「でも、このタイツという長い靴下を履いていいですか。技術が優れますからバレたくないでしょう」
技術がバレるとは難しいと思うけど。
タイツの糸を作るには柔軟な皮革がないから魔術でなんとかしたんだ。それは、タイツにたくさんの飛行船の皮革の影に覆われる所が魔術的に隣の糸を引っ張ることで柔軟さを模倣するのだ。
それに。
「足に魔法防止が必要だろ。安全第一だから大丈夫だよ」
「やったー」
可愛いの好きだな、カウアンニってば。
「ヤグアラウナも作りますか」
アイイラが皮革をあたしに渡そうとするからそれを取ることにした。同時にカウアンニから魔道具も取り、あたしの血の服を魔道具に保存された制服の設計に変える。
タイツと飾りはは飛行船ちゃんのような鮮やかな赤紫色にして、靴は皆のように黒にしたんだ。
あたしの体に合うために少しの変化を一瞬で終わったら、渡された皮革をあたしに触ると皮革の少しが自動的に服になる。そうしたらあたしの血の服の血が腕輪に戻ると終了だ。
「では、始めようか」
「「はい」」
皆さん、制服を着ますか?
いい制服かな?
女子達のように制服を設計出来たら、どうしますか?
興味深いですね。