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この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

物理が違う異世界へ写されたあたしが飛行船を目指しながら、共産主義を広げちゃった

作者:ハ・グリ
「革命をはじめようか」

短い共産党宣言を読み終えたところでそんなことを言ったあたしだったが

「革命を導いてが良い」

がどこからか分からずに脳に響いた。他の言葉と一緒に。

するかよと突っ込み返りたかったんだけど、記憶が不安定になった。

時間が流れるくらいは何とか分かっていって、場所も変わる途中だ。

本当に声があったのか?

音でもあったのか?

数秒にも及ばない内に異なる所にいると把握できて、轟音と破壊に囲まれた。周りの悲鳴と近くに子猫か赤ちゃんの鳴き声も聞こえる。

母さんが抱きしめて走ってる。ちらちらと裏から大きな……

何あれ。大きい過ぎて早すぎて、でも輪郭不明。音だけで死にそうだ。

来たか。

突然回されて母さんと向き合う。

「ごめんね、ヤ」

とだけ言い、あたしを土に置いた。そして母さんが突然消えた。

あそこへ向いたか。どうしてそんなこと。|娼婦《しょうふ》が何を出来てるの。

近い子猫か赤ちゃんの泣き声が悲鳴になった。慟哭になった

ああ。

あたしだね。

夢か。きっとそうだよ。

破壊音が激しくなる内に、終わりを待つしかない。

目を閉じて記憶がまた不明になる。そのうすると混乱が遠ざかる事に気づいて目をまた開ける。

町の姿がない。目を彷徨わせた最後に誰かのおじいさんの腕にいた。

「母親によく助けられたな。二人とも」

彼の視線を追ったら、遠く下に建物があった。

記憶がまた不明になる前の最後の記憶は轟く悲鳴だった。
プロローグ
2023/12/27 14:42
教会生活の変化
2023/12/27 21:02
日常
2024/01/01 00:00
商談、その一
2024/01/10 19:42
六歳での観光
2024/01/30 19:45
新生活の始まり
2024/02/20 05:19
近所付き合い
2024/03/05 07:51
店の手続き
2024/03/25 10:28
制服
2024/04/05 20:53
商談、その二
2024/04/15 20:23
店開き
2024/04/25 19:33
洞窟
2024/05/05 08:24
採掘の機械
2024/05/15 19:30
労働条件の改良
2024/05/30 18:20
出発
2024/06/10 19:20
飛行船の検査
2024/06/30 15:10
青の国に到着
2024/07/20 08:10
飛行船の作り
2024/07/30 18:30
飛び立つ
2024/08/15 20:00
少しの休憩
2024/09/05 20:00
友達
2024/09/25 19:30
仕事の準備
2024/11/15 18:29
仕事仕事
2025/03/05 10:10
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