戦争への参加通告
「ふぁ~あ」
なかなか意識が覚醒しない。俺は昔から目覚めが悪い。このせいで幾度なくと遅刻をしている。いうなれば、遅刻魔だ。覚醒しない頭のままでゆっくりと制服を着る。
俺はカスティール王国の兵士だ。
名前は佐藤伸二、黒髪の25歳の普通の兵士のはずだった。王様からこんなことを言われるまでは……
「佐藤伸二、今日からお前には最近頻繁に起こっている戦争に指揮官として参加してもらう。任務は終戦まで」
え?今、王様はなんて言った?戦争に参加しろって?嘘だろ。
「はい!?なぜ私なのでしょうか?他にも任せられる兵士がいるのはご存知のはず、それなのに私を?」
「ああ、儂はお前が適任だと思っている。理由はな、この戦争はありとあらゆる種族が入り混じったものなんじゃ。それで、どんな時でも冷静に物事に対処できるお前がいいと思っている。」
俺は反論してもこの結果を揺るがないことを悟り王様の命令に従うことにした。
「わかりました。私が承ります。それで、私は何処の軍に所属なんですか?」
もうどこでもいいよ。今はそんな気分だ。
「お前は、エルフと共に戦ってもらう。」
エルフだと!?よし!やる気が出てきたー!
「それで、日時は?」
「明後日の昼12時に出発してもらう。予め地図は渡しておく。では、気をつけて行くのだぞ。」
「わかりました。必ず生きて帰ってきます!」
多分、普通の兵士なら何かしらの理由をつけて断るだろう。だが、俺は違う。なぜなら、俺は伝説などに出てくる精霊とかが好きで特に、エルフが大好きだ。だから、この話は俺にとってラッキーと言えることだった。
俺は上機嫌のまま王室を後にする。
こんにちは!龍川 里狐です。
どうだったでしょうか?まだ、小説には慣れてないもんで、話が毎回短くなってしまいますが。頑張って、だんだんと長くしていきますのでよろしくお願いします。
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