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プロローグ

 ノイズが走る。

 ―うるさい、うるさいうるさいウルサイウルサイウルサイ

 白く冷たいものが眼前に広がる。多くの人の靴が見える。ここで自分が倒れたことを理解する。

 心配そうな顔で女性が駆け寄ってくる。「大丈夫⁉救急車呼んで!」

 お前は…いや無事で…失敗した…何が起きた…?

 記憶が混雑する。音が大きくなる。頭が割れそうなほど響く。響き反響して響く響く。わからない。何も考えられない。

 「声聞こえる⁉目を閉じちゃダメ!ねぇ!」

 必死な声が聞こえるが遠くなっていく。

 ―あ、だめだ

 暗闇が覆いかぶさる。

 …あぁ、またか。

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