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君への手紙 ~HAIR'S.WORLD~

君の耳毛が長い訳

作者: まさかす

 音を聞く為の耳。そこに伸びている耳毛は何故に必要なのだろうか。そもそも耳毛が伸びている人を私は見た事は無い。……いや、私は毎日目にしている。


 そう、それは鏡に映る私の姿。知らない人が私を見ると黒い線のイヤホンをしているように見え、人によっては「人が話しているのにイヤホンをしているとは無礼だ」と怒る人も居る。


「いや、これ、耳毛なんです……」


 そう言うと相手はバツが悪そうにして無言で立ち去っていく。中には「抜けば良いじゃん!」と逆切れする人もいる。確かにそれはそうだし、私だってそんな事を人に言われずとも分かっている。そして実際に抜いているのだ。私は毎朝髭を剃る時にいつも耳毛を抜いている。だが毎日髭を剃る訳でも無いので耳毛が伸びたままの日もある。当然痛みもあるが、私は抜いているのだ。


 だが耳毛は「それが当たり前だ」とでも言う様に、抜いた直後から伸び始める。元の長さをキープしようと伸びて来る。それは目を疑う速さでグングン伸びる。まるで耳からミミズでも出てきたのかと思う程に、目で見て分かる程にグングン伸びる。それが30センチ程の長さになると一旦落ち着き、それ以降は頭髪や髭と同様の伸びの速さに落ち着く。本数で言えば50本。それが纏まっていれば確かにイヤホンにしか見えない。だが纏まっている訳では無いので風が吹けばゆらゆらと揺らめく。イヤホンだと思っていた人はその様子に目を見開き驚く。別にその姿を楽しんでいる訳では無いが、毎日抜く事にも疲れて最近ではそのまま放置している。まあ、今となっては見慣れた耳毛であるが、これは本当に必要なのだろうか。





 それは誰が書いたのかも分らないずっと昔に書かれた手紙。とある病院の一室、真っ白いベッドの上で横になる高齢の男性は、そんな内容の手紙を感慨深げに読んでいた。


「っていうか耳毛を抜いても抜いても直ぐに生えてくる人がいるとはな……。何とも羨ましい限りだ。こんな特殊な人も過去には居たのだな」


 手紙の主同様、その人も耳毛が長かった。だがその人は手紙の主とは異なり、とある理由から自らの意志で以って大事に育てていた。


 それは60年程前の事だった。当時その人は耳毛を育てていた訳では無かったが、伸びる耳毛をそのままに放っておいた。そしてその耳毛の長さが50センチを超えた時、ある異変が起きた。


 暖かな陽も射すある日の午後、その人は人気の少ない大きな公園内を、日ごろの運動不足解消とばかりにのんびり歩いていた。


「おい、右耳の中が汚れてるぞ」


 右の方から若い人の声が聞こえた。


「右だけじゃないぞ。左も汚れてるぞ」


 左からも先とは別の声がした。その人は誰か近くにいるのかなと、歩みを止めずに何気なく周囲を見渡すも誰1人としていなかった。砂利道の両端は管理された雑木林が広がり、そこに人の気配は一切なく、故に単なる空耳だと思い、その声を無視した。


「おい、聞いてんのか? っていうか聞こえてるだろ?」

「こいつ無視しているよ。いやこの場合は無聴かな?」


 その人は動揺した。周囲に誰1人としていないにも拘らず声が聞こえる。挙動不審と言えそうな程にキョロキョロと見回すも何も無い。空を見上げるも何も無く、地面を見下ろすも何も無い。雑木林の木の上に誰かいるのかと目を凝らすも誰もいない。


「おいっ! 誰かいるのかっ!」


 その人は恐怖を感じ、周囲に向かって大声で叫んだ。


「いや、此処に居るっての」

「こいつ馬鹿なんじゃないの? ははは」


「おいっ! 誰だ! 出てこい!」

「だからぁ、耳だよ耳。右の耳毛」

「おいらは左の耳毛だよん」


 そんな言葉に、その人は自分の右の耳毛を掴んで顔の前へと持ってきた。


「イテテっ! そんな乱暴に掴むんじゃねーよ! イテぇじゃねぇかっ!」


 自分の指でつまんだ耳毛が、毛先をウネウネとくねらせながらそんな事を言った。その人は声も出せない程に驚くと、その足で以ってすぐに病院へと駆け込んだ。


「先生! 耳毛がしゃべるんです!」


 その人は目の前の『白衣の天使』ならぬ『白衣の丸餅』といった、頭髪の無いまん丸い顔に丸眼鏡、そして丸い体を持つ高齢の医師に対し、前のめりになって自分の状況を伝えた。医師はひじ掛けの付いた事務椅子に両腕を預け、背もたれにギシリと背を預けると鼻で笑った。その間も耳毛はしゃべってはいたが、医師には一切聞こえていなかった。


「本当なんですよ、信じて下さいよ、私の耳毛がしゃべって勝手に動くんです」

「あのねぇ、常識で考えればそんな事ある訳無いでしょ? ひょっとして冷やかしにでも来たんですか? なら他の患者さんも待っているのでお帰りいただけますか?」


「じゃあ見てて下さいよ!」


 声が聞こえないというならばと、その人は自分の耳毛を掴んで医師の顔先に近づけた。すると、耳毛の毛先はフルフルと動いた。


「うわっ! ちょっとアナタ! 自分で動かしたでしょ?!」

「じゃあ先生が持ってみればいいでしょ!」


 医師はその人の耳毛を指でつまんで顔を近づけた。すると、先と同様に耳毛はフルフルと踊る様にして動きだした。


「うわっ! キモッ!」


 医師はそう言って耳毛を放し、床を足で蹴飛ばし椅子ごと後ずさりした。


「どうですか先生、これで信じてくれましたか?」

「いや……その……」


 とはいえ医師は動いたのを目にしただけ。まだしゃべった所は見ておらず、断言はできなかった。


「でもね先生、私はちゃんと耳毛の声が聞こえて会話出来るんです」

「うーん、もしかしたら、耳毛と意思疎通が図れるのはアナタだけかもしれませんね……。じゃあ、試してみますか?」


「試す?」

「ええ。じゃあ、そうですね……。私がいくつか耳毛に質問しますので、その耳毛に左右どちらかに振れて貰って確認しますかね。えっと……じゃあ、耳毛さん? で良いのかな? Yesなら右に、Noなら左に振れてください」


 医師がそういうと、耳毛はクネっと右に振れた。それはまるで稲穂が首を垂れるかのようだった。


「おお、私の声は届いているという事ですかね。じゃあ、えっと、君達は耳毛ですか?」


 耳毛はクネっと右に振れた。それからも医師はいくつかの質問をし、耳毛は答え続けた。


「どうです? 信じてくれましたか?」

「そうですね……現時点では信じざるをえませんね。とはいえ科学的に調査してみない事には断言はできません」


 そう言って医師は何処かへと短い電話をかけた。


「ではこれを持ってこの場所に行って頂けますか? 先方には今電話しておきましたので」


 そう言って医師は、ささっと書き上げた一枚の紙を入れた封筒と、地図が記載された一枚のチラシをその人に手渡した。その人は不承不承といった様子ではあったが、その足で以ってチラシに書かれた場所へと急ぎ向かった。


 数本の電車を乗り継ぎ凡そ2時間。徒歩を交えて正味2時間半かけ、その人はとある医療研究機関名が書かれた大きい建物に到着した。その建物の玄関前では、白衣を着た痩せ型の中年男性がその人を待ち構えていた。


「医師からここに来るよう言われた方ですね? 私、この研究所で働いている者です。お話は聞いておりますので、早速中へどうぞ」


 その人は到着早々建物の中へと連れ込まれ、凡そ30畳程の広さを持つ会議室へと案内された。そこには更に数人の白衣を着た、いかにもインテリ風の男達がその人を待ち構えていた。そしてそれらの人達による問診、耳毛の触診、そして先の医師同様に耳毛との意思疎通を図るテストといった調査が開始された。


「間違いなく、あなたの耳毛には自我が芽生えていますね」


 一通りの調査を終えた研究者達の中、一番年上と思しき男性が真顔で以ってその人に言った。


「他に分かった事と言えば、耳毛の長さが50センチを超えると自我を持つ事、そして耳毛の声という物は空気を通じて耳へと伝えているのではなく、聴覚に直接響かせているという事も分かりました。それ故に、耳毛の声は所有者であるアナタにしか聞こえないのだという事です」


「あの……。私はこれからどうすれば……」

「今回の件については中央に報告させていただきます。あと決して耳毛を抜かないように気を付けてください」


「いや……。そうは言っても偶発的に抜けてしまう可能性もありますし……」

「不可抗力であれば致し方ありませんが、極力注意して生活してくださいとしか、現時点では言えません」


「これがあったからと言って、私には何のメリットどころかデメリットしかないんですが……」

「現時点で確実な事は申せませんが、いずれ何らかの金銭的な保障等が国から得られるのではないかと思います。なので、まずは現状維持に最大限の注意をお願いします。又、我々の研究へのご協力も合わせてお願いしたいです。些少ではありますが何らかの対応はさせて頂くつもりです」


 その人は経済的に困っている訳でも無かったが、至極平凡な自分が何らかの研究の役に立つならばと、その申し出を受け入れる事にした。


 それ以降、その人はその耳毛を通じて体感できない程の微風も感じ取れるようになり、微細な音も聞こえるようになったという。後ろに目が付いている訳ではないのに、耳毛を通じて周囲の情報すら頭の中に入って来るようになったという。そしてその人と耳毛が会話をする際、右の耳毛、左の耳毛というのではいちいち呼びずらいという事で、右の耳毛を「ミケ」、左の耳毛を「ヒケ」という呼び名に決めた。そんな耳毛は一見便利そうな機能を持つとも言えたが、デメリットもあった。


「グギュゲェギャ――――――――――ッ!」


 就寝時、下手に寝返りを打って耳毛が抜けそうになれば、耳毛は悲鳴をあげた。


「ギョギャェェェ――――――――――ッ!」


 パーカーのジッパーを上げる際、耳毛を巻き込むとそんな悲鳴を挙げた。直接聴覚に響くその声は非常に不快な物であり、深い眠りに就いていたとしても即座に起こされる。風呂に入れば「おい、リンスもしてな」「もうちょっと丁寧に洗えよ」と、ミケとヒケは自分が主人だとばかりに口うるさかった。研究に協力するとは言った物の、やはり日常生活に支障が出始めた事で、「不可抗力で抜けてしまったという事にして抜いてしまおうか」と悩んでいたが、それは出来なくなった。


 人格が芽生えた耳毛を持つ人はその人だけでは無かった。全国の医療機関からも「耳毛が動いた!」「耳毛に人格があるようだ」と、その人以外の耳毛に関する報告が、行政や内閣へ続々と挙がって来ていた。最初は重要視していなかった内閣も、「これは緊急性が高いかもしれない」と緊急閣議を開き、「自我の芽生えた耳毛に人格を与えよう」と決めた。そしてそれを即座に国会採決へと図り、耳毛に関する各種法案を施行した。その中では「耳毛不遜罪」という法も定められ、万が一にも自我の芽生えた耳毛を切ったりしたら、懲役と言う実刑を免れない状況となってしまった。又故意で無く不可抗力であったとしても、社会的に傷つく事は必至であった。


 人格が芽生える前に短くしようとする者も居る為に、罰が決められたと同時にメリットも決められた。耳毛を維持する事で、あらゆる医療費が無料になると言う云わばインセンティブを与える事にした。それは功を奏し、それを目当てに耳毛を維持しようとする者も多くなった。それを維持したからとて社会に何がもたらされる訳では無かったが、一部から挙がっていた「人格を要した耳毛は人間と同じだ!」という声に、政府や行政も従わざるを得なかったという側面があった。


 それから1年近くが経つと、その人の耳毛の長さは既に1メートルを超え、膝辺りまで伸びていた。ミケとヒケは引っ切り無しにしゃべり続ける事で、その人は耳毛を煙たがるようになり、殆ど無視するようになっていた。とはいえ、朝になれば起こしてくれるので目覚ましが必要のない生活は有難くもあった。


「おい見てみろよ、後ろから可愛い子が来たぞ」「車が近寄っているぞ。気をつけろ」「下向いてねぇで前向いて歩けっての」「無視すんなよぉ。一心同体なんだしよぉ」

 

 その人はミケとヒケのそんな声を無視しながら携帯電話に目を落とし、幅4メートルといった住宅街の道を1人歩いていた。


 すると、グンっと頭が引っ張られた。いや、両耳が引っ張られて体ごと持って行かれ、その人は道の端のブロック塀へと激しくぶつかり、そのまま地面に転んだ。その瞬間、その人のすぐ近くを猛スピードで以って1台の車が駆け抜け、そのスピートから来る風圧で以って前髪が揺れた。


「うお……あぶね……」


 すぐにその人は気が付いた。自分を助ける為、ミケとヒケが近くの電柱へと巻きつき、自分を道路の端へと引っ張りこんだのだと。


「いや、つうか助かったぜ。お前らが助けてくれたのか。目覚まし以外でも役に立つ時もあるじゃねぇか」

 

 独り言の様にして耳毛に言ったが返事は無かった。ふと耳を手で触るも、そこに耳毛は無かった。両手で以って両耳を触るも、両方の耳に毛は無かった。ふと近くの電柱を見ると、その根元には1メートル程の長さの毛が落ちていた。


「――――ミ、ミケッ! ヒケーッ!」


 その人はその場で以って跪き、そこに落ちている耳毛を拾い上げた。「おいっ! しっかりしろ! 返事しろって!」と、声を掛けるも一切返事は無かった。左右の耳毛は危険を察知した瞬間に電柱へと絡みつき、その人を壁際へと引っ張り込んだ。その反動で以ってその人が転んだ際、左右の耳毛は抜けてしまった。


 その人はその場で以って天を仰ぎ、声にならない声を天に向かって叫び、溢れ出る涙を地面へと零した。その脳裏には走馬灯のようにしてミケとヒケとの思い出が蘇っていた。楽しかった事もあり、時には怒鳴った事もあった。その人が全力で走れば耳毛は後ろへとなびき、「ちょっと止まれっ!」と耳毛が言うと、「だったら俺より前にいれば良いだろぉ! あははは」と、遊んだ記憶が蘇る。眠りに就こうとしているのにミケとヒケがケンカして眠れない事もあった。電車に乗ろうとして耳毛がドアに挟まれ、気絶しそうな程の阿鼻叫喚といった声を上げられた事もあった。ウトウトしかけると鼻をコチョコチョされ、「おいヒケっ! 良い気持ちなんだから起こすなよ!」「ばかっ! 今寝ると夜眠れなくなるぞ」と、そんなどうでもいい会話も走馬灯として蘇る。


「ミケ……ヒケ……」


 その人は耳毛を両手で以って大事そうに胸へと抱え、泣きながらに自宅へと持ち帰った。家に帰るとリビングのソファにドカッと深く腰掛け、物言わぬただの耳毛を見つめ、短くも楽しかった出来事を涙ながらに耳毛に語り続け、その晩はそれを握りしめたままに、いつのまにか眠りに就いた。


 翌日、朝の日差しで目を覚ました。寝ぼけ眼に映るは縦に見えるリビングルーム。その人はソファで以って顔を横にして寝ていた自分に気が付くと、バッと跳ね起き耳に手をあてた。


「あ……。そうか……。もう、ミケとヒケは……」


 その人の手にはミケとヒケが握られていた。


「ミケ……ヒケ……」


 その人は俯きながらに目を瞑り、手にしていた耳毛を強く握りしめた。そしてそのままの状態で5分程が経過した後、おもむろに立ち上がると自分の部屋へと向かった。部屋に入ると物置を兼ねるクローゼットの扉を開け、ゴソゴソと何かを探し始めた。


「お、あったあった」


 その人が手にしたのは細く丸められたA2サイズの白い紙。それと同じサイズのアルミと思しきくすんだ銀色のフレームを持つ額縁。それを手に、6畳一間といった部屋の中央に胡坐をかくと、丸められた紙を開いて平らに延ばし始めた。そしてその紙の上に、円を描くようにしてミケとヒケを糊で以って貼り付けた。糊が乾いた後、その紙を丁寧に額縁へと収めると、部屋の真っ白い壁へと掲げた。それは一見すると前衛的な書道家の作品に見えなくもなく、それが耳毛とは誰も気付かないであろう独特な風情を醸し出していた。それと同時に、「おい、こんな所に入れんじゃねぇよ」と、今にも話しかけてくるのではないかと思う程に、生き生きとした艶を保っていた。以降その人はそれを見る度、ミケとヒケを思い出しては薄らと涙を滲ませた。


 それから早60年が経ち、その人は病院のベットの上で今際の時を迎えていた。寿命間近のその人の頭髪は薄く、残っている髪は根元から真白だった。そして又新たに2メートル近くまで伸びた耳毛も、艶を失い真っ白になっていた。


「おい爺さん、俺達はそろそろ逝かせて貰うぜ」「楽しかったぜ、じゃあ先に逝くわ」


 病院の真っ白いベッドの上、仰向けに寝るその人の顔先で、左右の耳毛は真っ白い毛先をクネクネさせながら言った。その動きは弱々しく、どこが苦しそうで、最期の力を振り絞っているようにも見えた。そして言い終えた瞬間、まるで凧の糸が切れたかのようにしてユラユラと、ベッドの脇へと垂れ下がっていった。


「世話になったな。お前たち。よく俺に尽くしてくれた。長い間、本当にありがとう……」


 その人は天井を見つつ、誰に見せるでもない優しい笑みを浮かべつつ言った。それは耳毛同様、最期の力を振り絞るかの如く、か細く弱々しい声だった。そして皺だらけの顔の中、窪んだその目には涙が溢れ、数滴の涙が枕をぬらした。


『今から向かう世界に、あの時のミケとヒケはいるのだろうか。もう一度会えるだろうか。だとすれば、今終わるのも案外楽しみと言える』


 その人は静かに目を瞑った。すると、手にしていた手紙がヒラヒラと、床に舞い落ちた。

2020年03月21日 初版

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