第51話愛しの小春お嬢さま
「ふーん、オン・リフレクション使わなくても、日光が平気になったって? 良かったじゃない。じゃ、わたしは宿題してから本読むから、邪魔しないでね」
こうですよ。この頃、夜、夢の中ではあんな・・・・・・あんななのに!
ああ、夜が待ち遠しいですけど、今のツンデレ風お嬢さまも捨てがたい。
こう言っては何ですけど、あんなにつれないお嬢さまも凄く愛おしいんですから。
あの会合の後、しばらくしてから、ご先祖様の準備も整い、私達は魔族としての属性を強化されました。
それで丸薬を飲まされたんですけど、それを飲むと嘘の様にすんなりと、魔力が体に馴染んでいって、段々体も心も安定する様になりました。
成分はこの際だから、聞かないでいようと思ったのですけど、聞かされてもあまり何が何だかわからなかったので、あまり考えない事にしました。
これでもう昼夜逆転だとか悩まなくてもいいのでしょうか。ご先祖様は夜型でもないみたいですし、多分普通に暮らせると思うのですが。
とにかく体の調子が違うのが本当に快適なんです。スピリット能力は応用も出来るから便利ですけど、それでも使わずに日中外出出来るのが、こんなに楽だなんて!
気を張らなくて済むから、本当に安らぎます。ハイデイライトウォーカーってこんなにいいものなんですねぇ。
で、その件をツラツラと述べた時のお嬢さまの感想が、先程の物なのです。ね、素っ気なくて優しくないと、普通なら思うでしょう。
でも、私はお嬢さまがもうわかっていますので、何も心配はないのです。
あの方は、本当に素直になって人と接するのが苦手なのです。
強がって、自分を大きく見せてみたり、虚勢を張る癖に卑屈になったりなど、忙しい。
しかし、その奥底には真に優しく温かい感情が流れているのですから。
ある意味で本好きな方は、そう言う自己表現が苦手な少女が多いのかもしれません。
いえ、これは一種の偏見かもしれず、もっと生徒会長とかやるほど活発な方でも、毎日一冊くらいのペースで読むお嬢さまの様な方もいらっしゃるかもしれないとは思いますが。
それでもやはり、私は自分の実人生が何も過不足なく満足していられる人は、そこまで本の世界に没頭する事はないと思います。
だからこそお嬢さまは想像力が豊かですし、相手の気持ちを推し量る事が出来るのです。
対応の方は、些か知らない人だったら困る事もあるのではないかと、少しだけ心配になってしまいますが、でも私達にはあのままでも何一つ問題はありません。
そう言う話をご先祖様にしていると、リズムゲームをしながら器用に会話をしてくれます。
「小春? ああ、確かにどこか仮面を被っていると言うのでもないが、内面を全て見せない様にはしてると感じるな。うむ、そうだなぁ。もっと余の様に素直になってみる方が、ご主人も気が楽になると思うのにな」
うんうん、と自分の言葉に納得されます。
「マスターはホントに素直で、あたしも扱いが楽でいいですよー。反抗期みたいなのだったら、厄介ですー」
「誰がそんなチョロいやつだ! 余はなぁ、素直だがくみしやすくはないぞ。ま、まぁ余よりも小春ご主人の方が気難しい性格なのは確かなのだが」
「やっぱりお嬢さまは頑固って言うか、偏屈ですか? 私はそんな事ないと思いますけど。とっても可愛いですし」
私が少し反論すると、ハハハと笑ってご先祖様。
「いやいや、あやつは相当に難儀なタイプだぞ。お主も最初は心を開かせるのに苦労したはずだ。子供らしい激情はあるから、そこから突き崩せそうとは言え、ちょっと何がトラウマなのか知らんが、人を信用せん所があるんじゃないか。学校での周りへの態度を見れば、うん、やはり懐いたやつにしか尻尾を振らんって感じだ」
確かにそうですよね。初め、結構警戒されてました。
向こうの方から、割とすぐに折れてくれたみたいでしたから、私もそこまで苦労はした覚えはないのではあるのですが。
・・・・・・何でしょう。今、変な言葉が聞こえた気が。
「あのう。まだお嬢さまを盗み見てるんですか、ご先祖様。見つかったらまた怒られますよぉ。私だって自重してますのに。もっと有意義な事に能力を使ったら如何ですか」
ジトっと見ていたのだろうか、少しばかりご先祖様は狼狽えます。
「い、いや別にしょっちゅう見ているって訳じゃないんだ。し、しかしだな。こう平和だと能力を使うのもどうすればいいか、生活の知恵とかくらいにしか使えんでな」
ははあ、そんな物ですかね。
戦いに明け暮れてたらしいですから、戦闘用に応用するアイデアは沢山浮かぶんでしょうか。
それと生活の知恵って言うのは、この間のプールとか温泉みたいな施設ですよね。
「書庫なんかも専用に作ってやったんだがな。ファンタスマゴリアで専用の空間を作ってやって。そしたらあの親子、いたく喜んでおったぞ。これでもっと本を買う事が出来る!ってな。全く、あの親子はどれだけ本に埋もれたら気が済むんだか。電子書籍も利用すると言っておったが、やはり紙の方が馴染むらしいな。余もそれは同意なのだが。年寄りはやはり最近の文化についていくのは、大変でなぁ」
「ふふっ。奥様もお嬢さまも賢い方ですから。常に本がないと落ち着かない様ですしね。そんなお嬢さまが一番素敵だと思いますよ」
ふーん、なるほど人はそれぞれだなぁ、とご先祖様は呟く。・・・・・・どう言う意味でしょうか。
「いやなに。あんなに本ばっかり読む恋人だと、相手してくれる時間も短いだろうに、よく耐えられるなぁ。もっと愛を語らって仲睦まじくしたいとは思わんのか」
それなら大丈夫なのですよね。ふふふ。
「何だ。何か秘訣でもあるのか」
「いえ、何て言うんですかね。お嬢さまって結構本読んでても、ちゃんと私が話しかけたら相手してくれるんです。顔は本から上げませんけどね。会話は通じるし、あっちからも言葉は引き出せます。だからでしょうか、あんまり不満はないんですよね。ちょっと鬱陶しそうにされるのだけ、ショックですけど、本心は二重の心理で嬉しい気持ちもあるのがわかりますから」
ほーと感心するご先祖様。そうなんです、やはりお嬢さまは凄いのです。
「それは確かにもう書痴のレベルだなぁ。そんな文豪もなんかいたんじゃなかったか。来客の相手をしている内に一冊読んでしまうとか」
ああー、何かお嬢さまに聞いた様な気もします。
「それでまぁ本人達が不満がないのなら、いいのだがな。余なんかティナの顔見て、でれーっとする時間がないと気が済まんくらいだからな」
「わー。マスター、ぶっちゃけちゃっていいんですかー。マスターの甘えん坊な所も教えてあげた方がいいでしょうかー?」
「わわ、わ。ティナ、余も口が滑っただけだ。二人の秘め事は二人だけで、な? お主が真の底から余に優しいのはわかりすぎるくらいにわかっておるから」
ホントにこの二人、急速に仲良くなっていきますね。
これくらい歯の浮く言葉も、気軽に言えるのはどれだけいいのでしょうか。
私もいつかお嬢さまに言って貰いたいですね。あ、そうだ。
「そう言えば、お嬢さまってば、最近夢で凄く私に懐いてくれるんですけど、それがもう可愛くって! ご先祖様の素直さにあの時ばかりは引けを取りませんよ」
「ほう。夢で抑圧が解放されておるのかもな。時々、夢魔でも本性が出る奴とかおるぞ。起きてる時の性格と全然違うじゃないか、って類のな。詐欺だって言う相手もいるくらいで」
「マスターは裏表のない素敵な人ですから、安心ですねー」
「おい。それは裏表の激しい奴に阿って言う言葉だぞ、ティナ。余はホントに繕うと言う事が苦手だから、素のままが出てしまうだけでな」
何だか時折漫才の様になるお二人です。でも見てて楽しいですよね。
「とにかく、それだけ心の結びつきが深いなら、言う事はない。何かよそよそしいとか、作り笑いしてるとか、そんなのだったらちょっと雲行きは怪しいが」
そんな事はお嬢さまに限って、あり得ません。いつだってお嬢さまは私に遠慮はしませんよ。
「なら、問題はないな。よし、ティナよ。夕方は魔族会議に出かけようか。この街の魔族に顔見せしておかんといかんからな。と言う訳で、時雨よ。今日は余とティナは夕飯はいらんから。そのつもりで皆にも言っておいてくれ」
何ですか、その会合は。そんなにご先祖様のコミュニティが発展してるとは。
これはネットの方もそろそろ色々出来るのでは。そう言うと、ご先祖様はゲームを終わらせて、スマホを畳みます。
私はとりあえず、言われた事を胸に刻んで、今日の夕飯の準備を始めるのでした。
ああ、もうちょっとで夜です。今日も楽しみですね。お風呂も時々一緒に入れてくれるので、その日は至福なんですけども。
お嬢さまとは結構一緒に寝るようになってから、長くなったと感じます。
それだけ懐いてくれてるみたいなので、嬉しいのですが、ここの所は何故か向こう向いて寝てしまわれるのです。
しかし、寝入ってからはすぐにこちらに抱きついて来る癖は抜けず、私はうっとりしながら眠りにつく日々を過ごしております。
そうやって寝てから、夢で過ごすのはどれくらいでしょうか。最近、パワーアップもしましたし、扱い方に慣れて来た感じもします。
「もー、時雨ぇ、遅いよぉ」
甘い声が聞こえると、そこにはお嬢さま。
この頃気に入っているのか、お嬢さまは吸血鬼なのか令嬢なのかって恰好をしていらっしゃいます。
肩は剥き出しですが、胸元はそれほど露出していない、黒いビキニと短パンの様な姿。恥ずかしさも少しは薄れたのか、お腹と太ともも出ているので、少々刺激的に感じてしまいます。
その肢体がまた魅惑的で、細い足に色白な太股、またちょうどいいサイズのお腹。すぐに駆け寄ってギューッとしてあげたくなってしまいます。
また胸元からチラッとだけ見える膨らみかけの胸も超キュート!
しかし、私が何もする事なく、お嬢さまはこちらにギュッと引っ付いて抱き寄って来てくれます。
「しーぐれっ! 大好き! 今日も優しく撫で撫でしてね」
このギャップは堪らない物があります。
お嬢さまがこんな素直に甘えて来てくれるなんて。起きてる時では考えられません。
だから、こちらも言いなりになって、ただでれっとなって撫でてあげます。
「ああぁー、時雨の体柔らかくて好きぃ。胸もこれくらいあったらいいなぁ。私も魅力的な女性のプロポーションになれるかなぁ。時雨に気に入って貰える自信ないよ」
そう言って、私の胸に眼鏡も一緒に顔を埋めるお嬢さま。夢だから眼鏡も大丈夫なのでしょう。なんか本当に可愛いです。
「そんな事気にしてらしゃったんですか? 大丈夫ですよ。今でもとっても魅力的に映ってますよ。だから、お嬢さまはそのままでいて下さい。私も精一杯、何でもしますから」
むぎゅーっとしたままで、お嬢さまはじゃあとまた甘えた声を出されます。声にフェロモンでもついているのでしょうか。
私の脳はもうそのお嬢さまの声色だけで、メロメロでビビッと感電死しそうなほどです。
「ねえ、それなら、小春って呼んでくれない。いつも単にお嬢さまじゃない。前も言ったよね。小春って言ってって」
ああ、そうでした。ついお嬢さまとだけ呼んでしまう癖がついていますね。
「そうでしたね。じゃあ、小春お嬢さま」
「いや。今日は小春って呼んでくれなきゃいやなの。時雨の方がお姉さんなんだし、何より・・・・・・恋人なんだし」
「ええ?! そ、それは困ります。仕えている相手に呼び捨てだなんて。そ、そうですね・・・・・・」
必死に考えて、アイデアを捻り出します。
「そうです! それなら、小春さん、ではどうでしょうか?」
気のせいか、お嬢さまの手が余計に強まった気がします。
「うん、それならいいよ。わたしもそれなら、時雨さん、って呼ぶね」
うわぁ、これは何でしょうか、昨日までの甘え方とはまたアプローチが違って、大変私は動揺してしまいます。でも見かけは冷静さを装いますが。
腰に回されていた手が、不意に手の方に回されます。
ギュッと手を握って来てくれるお嬢さま、もとい小春さん。
恋人がする様に、キュッと絡めて来て、とてもドキドキしてしまって、やはり冷静ではいられなくなりそうです。汗とか大丈夫でしょうか。
「ねえ、わたしっていい子かなぁ。あんまり素直になれないし、虚勢張っちゃうし、時雨に嫌な思いさせてないか、不安なの。でも自分で自分を上手くコントロール出来ないって言うか、いつも気がついたらああしちゃってて。うぅぅ、時雨さぁん」
何だ、そんな事考えてたんですか。やはり心配性ですねぇ、小春さんは。
「大丈夫ですよ、小春さん。こうして素直になれてるじゃないですか。起きてる時にどうしても難しいなら、夢の中でこんな風にしてくれてもいいんですよ。それに、いつもの小春さんも凄く可愛らしくて、私は好きですけどね。だって、見ててどう言う気持ちでいるのか、大体わかっちゃって、凄く尊い気持ちになるんですもの」
こちらもつられて、素直に心情を吐露してしまいます。でもそれを素直に受けてくれる小春さん。
「そっか。じゃあ、時雨さんはどんなわたしも好きでいてくれるんだね。こんなに子供っぽくしてても、嫌じゃない?」
「ええ。寧ろ、とっても可愛くて、その衣装もですけど、何ともキュートでプリティーで、もう何を言っていいかわからなくなるくらい、興奮してしまいますよ!」
つい力が入ってしまいます。そうしたら、小春さんは、右手を離して、その手を私の頬に当てて、
「ホント? じゃあ、わたしの事、可愛がってよ。ね?」
すりすりされて、手の柔らかさもあって、わたしは通常状態を保つ事が出来ません。
段々、顔が近寄って来て、その綺麗で小さい可愛い物がくっつけられてしまいます。
「ん・・・・・・、あ、おじょ、小春さん・・・・・・。私、凄く嬉しいです。こんなに愛されて」
「うん、ちゅ・・・・・・。わたしもこんなに人と触れ合えるなんて思ってなかったから、時々自分の気持ちに戸惑っちゃうけど、時雨さんの事、好き・・・・・・だよ。だから、ね? ちゅっちゅっ」
そうして、暫し抱き合っている私達。小春さんの微妙な膨らみを感じて、その心臓の音まで感じてしまう様で、私はもうドキドキなんてものじゃなくなりそうで。
「ねえ、膝枕で寝ていい?」
ふとそう言われて、私は正気に帰ります。ああ、ここもある意味現実ですよね、と。
「え、ええ。はい、どうぞ、小春さん」
「うん、ありがと。そう言えば、メイド服なんだね。この前の吸血鬼衣装じゃなくて。それなら、ちょっと足の方捲らせてね」
小春さんにスカートを捲られるのも、されるがままになっていて、そのまま太股に頭を埋めてしまう小春さん。
小春さんの顔がこんなに愛らしい頭が、私の太股に・・・・・・!
でもどこか私は慈愛が深まる気がして、気がついたら頭を優しく柔らかく撫でていました。それはもう動物の毛繕いをするかの様に。
「あ・・・・・・気持ちいい。時雨さん、わたし、またここでも寝ちゃいそう。時雨さんがこんなにしてくれるの、いつもより何だか嬉しくて・・・・・・。・・・・・・すぅ」
あれま、寝てしまいました。
でもそれだけ喜んでくれるのは、ありがたいです。私の方こそ、小春さんが好きで好きで仕方がないのですから。
その小春さんを眺めていたら、時間を忘れそうで、いつまででもそうしていられる気がしました。
でも実際は、そうやってしながら、いつの間にか私も意識を保てなくなっていたみたいです。
気がついたら、布団の中で一緒にパジャマ姿でいたのでした。
翌日、まだ眠っている小春お嬢さまを残して、私はお仕事を始めます。
いつもお休みの時は一緒にいられるのに、起きるのは別にしなければいけないのを残念に思うのですが、お嬢さまは早く起きるのはしんどいでしょうし、私はこの時間でないと支度が色々あるので、こればっかりはどうにもなりません。
朝食の準備をしていると、いつも通り皆さん起きて来られます。お嬢さまも同様に。
「・・・・・・おはよ」
「おはようございます」
ぶっきらぼうに挨拶されるのは、別に寝起きが悪い訳ではないようです。
そうではなくて、お嬢さまはどうもいつも朝の挨拶は特別苦手で億劫になっているだけだとか。
それ以上に、夕べの事を思い出して、開けっぴろげには私と挨拶しにくいのでしょう。そう言う素直じゃないお嬢さまもまた可愛いのですけど。
それからしばらくはお嬢さまを眺めていられます。
そう言えば、この頃は以前にプレゼントした、星形の髪留めも付けてくれてるみたいで、嬉しいです。
ですからそうやっている瞬間は最高なのですけど、お嬢さまが学校へ行く時に時折してくれる事が、今日はドンピシャリで当て嵌まりました、
「ん」
そう言って、手を差し出すのです。
普通だと何だろうと訝しく思うのでしょうけど、私達の間ではもうこれで充分です。
不器用に差し出される手が、これまた綺麗で尊い物に感じられます。
「はい。行ってらっしゃいませ」
ちゅ、と手の甲にキスをします。
忠誠の合図なんでしょうけど、これが朝の私達の間での愛の確認の様になっている時があるのです。
そうしてこれまでかと、お嬢さまが出て行かれるのを待っていると、中々靴をお履きになりません。
どうしたのかな、と思っていると、お嬢さまが鞄を傍に置いて、ギュッと私に引っ付いて来るではありませんか。
「時雨。ちょっと寂しいけど、待っててね。わたし、素直に中々出来ないけど、もうちょっとは頑張ってみるから。だから・・・・・・だから大好きな事だけは伝えておきたいの」
しっかりした言葉遣いで、そう言ってから、お嬢さまは私の手を取り、手の甲にキスをして、靴を急いで履くとささっと慌てた様に行ってしまわれます。
凄く尊い瞬間でした。
こうも直接に現実でお嬢さまからアプローチを仕掛けられるとは。
時々お嬢さまは突拍子もなく、何か行動的な時がありますが、今がそうだったのかもしれません。
それから、少しはアプローチして、愛を囁いてくれるお嬢さまを見られる様になったのでした。
お嬢さまは、ますます光り輝いて、より一層素敵さに磨きがかかった様です。
お風呂にも以前より入ってくれる事も増えましたし、寝る時もくっついてくれる回数も増えました。
好きと言ってくれる事もありますし、抱きついて来る事もあります。どんどん恋人らしくなっていって、私は結構理性を保つのが大変になって参りました。
もうすぐ冬ですが、私の心は既に温まりまくりなのではないでしょうか。冬にはお嬢さまの誕生日も控えていますし、色々忙しくなるのでしょう。
でも、待ち遠しくて今年は冬も楽しめそうです。




