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小春の時雨日和  作者: 藤宮はな
第三部:魔族的生活のスタート
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第47話ドリーム・ナイト、ドリーム・ラブ

 寝る前に温かいお茶を飲んでたら、ソーニャさんがやって来た。どうやら今日は三人で寝るつもりらしい。その方が都合がいいとか。


「そうだそうだ。少し思い出したぞ。余の眷属になった吸血鬼達は、皆一様にファンタスマゴリアの力を借りる事が出来たんだ。今は力が弱いから難しいかもしれんが、時雨や、お主らにも恩恵を与えられるかもしれん」


 なに、それ。


 時雨が強くなったら、もっと頼もしくなって、ますますかっこいい女性にクラスチェンジしちゃうじゃない。


「どれ、余の血をまず飲んでくれ。小春ご主人、お主もやっとくと、もしかしたら可能性あるかもな」


 そう言って、爪で指を切ろうとするソーニャさん。


 えー、わたし血縁関係じゃないし眷属でもないけど、魔力パスが繋がってしまったから、同じ様な感じになってるのかな。


「お嬢さまが今までよりパワーアップとか素敵です。今のストーン・コールド・クレイジーでもお強いのに、この先があるなんて」


 目を輝かせてる時雨。しかしこの特殊な関係での能力のあり方って、正直ずるみたいで、反則技だよねぇ。だって普通、一人一能力でしょうに。


「小春サンのオ役ニ立ツのはワタシダケカト思ッテイマシタノニ。チョットしょっくです」


 ああ、SCCちゃんが悲しんでる。やっぱり出来るだけ、わたしは自分の能力だけで何とかしたいなぁ。


「とにかく余の血を飲むんじゃ。さっさとせい」


「は、はい。じゃあ失礼して」


 時雨がペロッとソーニャさんの指を舐める。むむむ。なんかちょっとジェラシー。


 ・・・・・・しかしこれは儀式なんだ、と自分に言い聞かせる。大体、ご先祖様に嫉妬しても徒労なだけだ。


「ほれ、小春も」


 う。これって時雨と間接キスじゃない。思わぬラッキー展開だよ。これならさっきのも許しちゃう。


「ペロっ。うん? 何だろう、凄くしっくり来る味。ソーニャさんってこんなに美味しいんだ」


「お嬢さま! そんなエッチな言い方はいけません。ご先祖様もお嬢さまの気持ちを横取りしないで下さいよー」


「知らんよ。繋がりが深い分、吸血鬼同士だと味が美味に感じるんだろう。お主も美味しそうに舐めておったじゃないか」


「それはそうですけど・・・・・・」


 何やら今度は時雨が不満気。いけないいけない、こっちがそんな思わせぶりな言葉を不用意にするのも困った展開になっちゃうよね。


「さて、寝ようか。夢の中で覚醒したら、色々やり方を教えるから、一先ず同じ布団で寝ようではないか」


「ちょっと待ったー! あたしも仲間に入れて下さいよー、マスターのいけずー。あたしもマスターの僕なんですからねー」


「おわっ。ティナか。うむ、そりゃあお主も貴重なファミリーだ。入れてやろう。しかしお主はもう大分、夢の扱いは慣れておるではないか。今日は練習とか講習だぞ」


 ギュッとされるソーニャさんは満更ではなさそうだ。


 この二人もやっぱりいい関係性だな、と徐々にわかって来たかも。ティナさんはまだ生まれたてでもあるし、甘えん坊だ。


「あたしも復習なのです。それにご主人様や時雨さんの先輩になるんですから、マスターを手伝えるかもしれませんし」


「わかったわかった。一緒に寝よう。しかしそれならファンタスマゴリアの中じゃないと、皆で寝られんぞ。それにお主、ほぼ感性でやっとるから、人に教示なんてホントに出来るんかのう」


 むぅーとなっているティナさんはいいとして、どうやらソーニャさんの空間で寝るらしい。まぁ、いいけど。


 でも何気に緊張しちゃうな。枕が変わると寝にくいんだよね。


「ほれ、では準備しようではないか」


 決まりらしい。ええい、もう覚悟を決めるか。時雨との未来の為だ。



 目が覚めたら夢の中とは、何気に言葉が変な気もするけど、とにかくそこは自分の部屋だった。


 つまりはソーニャさんの部屋じゃなくて、わたしの部屋だったって事で、ここがちゃんと夢の世界だとわかった次第。


 ってなに、これ。なんですか、この恰好。


 時雨やソーニャさんが着てた様な、露出度の多い衣装じゃないですか。お腹も見えてるし、胸元も開いてる。肩も出てるんだよ。


 黒いのがまだ格好いいかと思うけど、これはわたしには恥ずかしすぎるよ。


「おお、お嬢さま、お目覚めですか」


 時雨の声がしたのでそちらを見ると、メイド服の時雨。あなたはいつもの服なのね。


 そしてソーニャさんはわたしとお揃いで、ティナさんもこちらは赤い衣服の違いはあるものの、同じ服の色違いであるらしい。


 皆、どうして吸血鬼ってこんな恰好ばかり好むのかな。


「なんじゃ、不満かご主人よ。時雨の仕立てなのにのう」


 なんですと?! と言う事は、これ時雨の仕業か。


 夢は何でもありだからって、好き勝手してくれちゃって。エッチなメイドですこと。


「そんなに嫌なら、自分で設定変更すりゃあええよ。余はこの感じ気に入ってるんだがな。イメージ的に魔力が通いやすいし、戦いやすいんだ」


「あたしもすっきりしてて好きですー。何たってマスターの発案ですからねー。マスターって割とセンスあるんですよー」


 本当だろうか。ティナさんの発言は疑わしい。


 自分ら好みだから、勝手な思い込みがあるんじゃあ。


 でもそうか。自分がやりやすい恰好の方が、魔族的には便利なんだ。


「じゃあ、わたしもやってみるけど、どうすればいいのよ」


「念じればいい。上手くイメージが繋がれば、しっかり反映されるだろうしな」


 ふむふむ。何やらわたしは才能が見込まれるみたいなので、頑張ってみよう。いつまでもこのままでも恥ずかしいし。


 むむむ。えいやっと。


 そうして、わたしは衣装替えをした。


 青い染めた様なシャツを下に羽織りながら、エプロンを着用。エプロンには雪空書店と記してみた。


 それで下はスカート。ミニではない。


 とりあえず図書館とか本屋さんとか、その手の仕事の人のイメージである。


「何と! お嬢さまらしくて、可愛らしくて素敵です。如何にも仕事が出来そうです!」


「ふうむ。地味だのう。流石、インドア派ってとこか。しかし、自分のモチーフでやるのが一番だからな。こんな吸血鬼と言うのも変なもんだが」


 時雨はいつでも褒めてくれるけど、ソーニャさんは訝しんでいる様子。


 やっぱりわたしにはそんな夢魔だとか吸血鬼らしさなんて無理なんだよ。


 大体、角が生えたのも白いメッシュになっちゃったのも、ホントに色々困るんだから。だからわたし流のスタイルは、これなの。


「うむ。ではそうだな。時雨には先に幾つか教えて置いたんだが、夢の中ではイメージの豊かなもんが制すると言っても過言ではない。よくあるだろう漫画なんかで。あのイメージ力で力が決まると言うやつだ。ある意味スピリットも精神力が肝だから、似た様なもんだしの」


「で、何すればいいの。いまいちどうするのかわかんないんだけど」


「そうだな。ならば自分の好きな物を出してみるとええ。髪型変えたり、髪の色変えるのでもいいしな」


 そっか。とりあえず遊び半分で靴下を虹色に、と念じてみる。そうすると、パッと一瞬でカラフルな靴下に大変身。


 うん? でもどこか変な様な。ああ、長さが短いのか。


 お姉ちゃんは短い靴下が好きだけど、わたしはそれなりの長さじゃないと嫌だし、これはもう一度やり直しだ。


 うんしょ。今度はと見ると、一応成功みたい。これだけでも中々骨が折れるんだな。なら他には何をしようか。


「はー、流石にお嬢さまはセンスありますねー。わたしも前から結構練習してるんですけど、案外上手くいかなくて」


 ちょっと、今話しかけないで。集中しようとしてるんだから。


 よし、気を取り直して、文庫本のイメージ。ちゃんと出せるかな。えいやっ。


 しかし出て来たのを見ると、表紙は普通に無難に出来ているのだけど、中身は大半が白紙で、活字の部分はほぼない。


 ああ、そうか。これちゃんと内容がイメージされてないと無理なのか。それなら、夢の中で自由に読書って訳にはいかないのか。これは厄介だ。


「はは。ご主人よ、そりゃあ無茶だ。そんなに記憶力がいい人間はおらんよ。ある程度イメージだけで形を成せる物をチョイスせにゃあな」


 うーん、中々難しい。そうか、それならマイコップなんてどうだろう。ライオンの絵柄くらいは思い出せるし。


 うむむ、と少し時間を掛けてやってみる。念入りにしっかり頭に想像を巡らせてから、よいしょっと頑張って出現させる。


「おお! やはり上手いもんだ。ご主人はやはり発想や想像力が豊かだな。このコップは傑作だぞ」


「ま、まあね。本ばっかり読んでるから、妄想とかそんなのは割と得意なのよ。って、何言わせるの」


「凄いですお嬢さま! 素敵です格好いいです! 尊敬がますます深まります!」


 今度は二人とも褒めてくれて、ティナさんもパチパチと拍手してくれる。


 えへへ、ちょっとは自信持っていいのかな。こんな小物程度で満足していいのか知らないけど。


「とりあえずはここら辺までは軽く出来るレベルにだな、仕上げて欲しいんだが、これは余も結構鍛えるのに時間が必要だったし、まぁそんなに現代人に期待しとらんから」


 そう言って、ソーニャさんは精密に作った、大剣とか銃とか刀とか色々出して来た。はー流石にファンタスマゴリアの使い手は違うな。


 でもホントはあなた、戦いの時にこんなの使わないでしょ。


「まあな。余はファンタスマゴリアは空間の操作で使っておったし。夢での戦には、しかし色々武器がいるぞ。血の刃とかもイメージで沢山作れれば、かなり便利じゃし」


 ははあ。ソーニャさんにはソーニャさんなりのやり方がある訳ね。それを知る機会は果たしてあるのか謎だし、そもそもわたし達も戦うかどうかは未知数なんだけど。


「夢の移動についても教えておこうかの。練習は徐々にお主らでやればいいから、今日は余が連れて行ってやる。お主らでの行き来もしたいだろうし、見とれよ。どれ、どこに行こうかの」


 なんだなんだ。そんなポンポン次々に、色々な技術を教えられても困るよ。


 イメージで物を作るのはわかったけど、今度は他人の夢の侵入って事だよね? だったら、知り合いの、それも女の子がいいなぁ。


「当たり前だろ。男の夢に入るなんて怖気がするわい。昔一度入ってみた事があるが、それはもう女子に何を妄想しておるのか・・・・・・いやいや、あれはなかったなかった。あんなの嘘だな。うむ。さあ、行こう行こう」


 かなり動揺してる。そんなに嫌気が差す夢だったんだろうか。


 まあ、男性の夢の中で行われてる行為なんて、そりゃあ女子から見たらドン引きな内容なのはわかるけどさ。


 でもわたしはまだ小学生女子なので、それほど男子の危なさとかわからなくて、成人男性の事件とか諸々聞いてるだけであんまり恐怖を募らせるのも違うし、ちょっと判断保留してるとこ。


 勿論、恋愛的には一切関わる気はないんだけど。


「可愛らしいおなごの夢で、楽しみを得たいのう。どこがいいだろうか。お。何だあれは、おもろいのう。ほれ、ご主人。真冬じゃ」


 へ? まふちゃん? どれどれ。


 と見ると、その夢の空間にはパジャマ姿のまふちゃんがすやすや寝ている。


 ゆ、夢なのに寝てるとは中々ユーモラスだ。それに少しはだけたパジャマがエロ可愛いですよ。


 わたし達はまふちゃんの中に降り立って、そのまふちゃんの傍に座る。むにゃむにゃ言ってるけど、これはそうっとして置けばいいのかな。


「ふふふ。ここはコッソリ魔力を頂いて・・・・・・」


「駄目!」


「駄目ですよそんないきなり!」


 わたしと時雨が同時にソーニャさんを叱る。


 う、と勢いが衰えたソーニャさんはあまり反省の色はない。多分、こんな感じで勢力を広げる事もしていたのだろう。


「ん、むにゃ。んーなに、こんな時間に。あれ・・・・・・?」


 わ。そんな事言ってたら、まふちゃんが目を覚ましちゃったじゃない。って夢だから覚醒したとは言わないのかな。


「ハルちゃん・・・・・・? って、え? わたしの家にもしかして来ちゃったの。それならそうと言ってくれればいいのに。いつでもわたしはハルちゃんを受け入れる準備オッケーだよ。あ、時雨さんが許してくれればだけど」


「構いません。私に後で事細かに報告さえしてくれれば」


「いや、えっとそうじゃなくってぇ。って時雨も何言ってんの! だから、その、これは夢なの。わたし達、夢で色々出来るか試してる途中で。ごめんね、勝手に入っちゃって。それは事実だから」


 一通り説明する。そうすると物わかりのいいまふちゃんは、大体の所をわかってくれる。


「なるほどね。それなら別に夢でなら、ハルちゃんもエッチな事し放題だね。時雨さんも良かったですね」


 いやいやいや、わたしと時雨は二人で目の前で手を振り振りして、否定をする。


 そんな人をエッチ魔人みたいに言わないでよ。それはもしかしてまふちゃんの願望なんじゃ。


「ふふふ。夢は自由に出来るんでしょ。だったら楽しまなきゃ。ね、ハルちゃん」


 ぬっとこっちに来たまふちゃんに押し倒される。きゃーと言って目の間から見ている時雨はまぁ助けてくれないだろう。


 ソーニャさんは、もう最初から期待してない。


「ぺろぺろ。ん、ちゅ。ハルちゃん柔らかーい。いい匂いだし、いい声だ」


「あ、あん。もう、まふちゃん、駄目だったら~。わたし、まふちゃんがこんなにエッチだと思ってなかった。こんなのこれから受け止め切れるかなぁ。って、んんっ。いけないったらぁ、ああんっ」


 首筋やら耳元やらとにかく舐められてしまい、お腹も撫でられて、わたしは放心してしまう。


 夢の中の方が感度がいい様な気がして、どんどん堕落してしまいそう。まふちゃんが凄く扱いが上手くて、その行為に身を委ねてしまいそうになる。


 でも。わたしはうっと心を強く持って撥ね除ける。


「もう! まふちゃん、いつからそんなに強引になったの? ちょっと前までは物わかりのいい、優しくて少し引いて物を考えられる子だったのに」


 ぷんぷんと説教する。ダメだったらダメなの。


 夢はそんなエロ妄想を吐き出すだけの所じゃないはず。フロイト先生には違うと言われそうだけど、絶対違う要素もあるんだから。


「だってぇ。ハルちゃんがこの頃、妙に色気づいてるから我慢してても堪っちゃって。ハルちゃんこそ、よくそんなに真面目ぶれるね」


 う。確かにわたしも時雨に迫ったりしてるかもしれないけど。


「それはそれ。いきなり仕掛けるのはNGなの。それより夢から覚めたら、ちゃんと反省してよ」


「いやご主人よ。こやつは忘れる可能性もあるぞ。夢なのだからな。ちゃんと証拠でも残さんと」


「「証拠?」」


 二人してハモる。うむ、と頷く成り上がりの大魔族さん。


「例えば、キスマークを付けるみたいにな。こう、小春だってわかる何かを刻むのだ。軽いやつなら、一日経てば消えると思うが、朝の記憶回復には有用だろう」


 そっか。それなら、例えば本のマークみたいなのがいいな。


「じゃあ、それも練習してみよ。本来は眷属にする目星を付ける為にするもんなんだからな。それを愛人の営みとしてするんだから、ほんに遊びに使う最近の若いもんは」


 なんかグチグチ言われそうなので、早速イメージしてまふちゃんに手をかざす。


 ふあ、とまふちゃんが声を上げるので、その艶めかしさに気を奪われそうで集中力が途切れそうになるけど、何とか踏ん張る。変な声出さないでったら。


 ギュッと掴む感じで刻印すると、広げた本みたいなマークがお腹に出た。


 やっぱり見えない所にやらないと駄目だろうから、そうしてみたんだけど。光ったから一瞬でそこだってわかったね。


「うん。覚えとく。また夢で遊べたらいいな。って言うか、わたしも仲間に入れて欲しいよ」


 うーん。このわたし達の活動に極力まふちゃんは巻き込みたくない。まふちゃんには普通の女の子でいて欲しいから。


「眷属が増えるといいのだが、まぁその辺はじっくりお互いに考えて貰うとするか。余もまだまだ焦らず、じわじわ足場を固めねばならんしな。って言うか、全然余は回復しておらんし」


 ええい。そうやって周りを巻き込もうとしないで。


 とにかくこの頃大変なんだから、皆気軽に考えすぎ。ソーニャさんはもう長いから麻痺しちゃってるんだろうし。


「あの、そろそろ帰りませんか。私、もう何だか疲れてしまいました」


 うん。時雨の言う通り。わたしも結構な疲労感がある。


 夢で活動すれば、それだけ体力も消耗するんだから、その辺の配慮もしないとしんどいよね。


「そうだな。今日の所はお暇して、皆でゆっくりして色々な方法論について語っておくか。じゃあ真冬。前向きに小春との事を検討して置いてくれ。余の能力なら子供も授けてやれるからな」


 最後に爆弾発言しない! それに、おいいねと、嬉しそうな顔のまふちゃんも心配だよ。


 一応、それはそれとして、わたし達は元の拠点に帰って、ゆっくり話合ったのでした。


 ソーニャさんは回復してないと言ってる割に、慣れてるからか、随分まだまだ喋り足りないくらいだったんだとか。


 わたしと時雨は、ゆっくりしていると次第に回復したって感じかな。


 それもまた夢魔とか魔族の力の一つなのかな。夢でリラックスすると良くなる、とか。




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