〜個性豊かなクソ野郎共〜
黒木です!第2話です。今話から秘密のベールに
包まれた演劇部の部員が登場します。私が演劇部にいた頃の部員をモデルにしているので推しを
見つけてらさらにこの話は面白くなると思うので是非!
「うわ!誰だよ?」
びっくりして思わず大きな声が出てしまう。
「いくら同級生だからって、誰だよ?って
酷くない?」
背が高いので先輩かと思ったら彼女は同級生
だった。隣の亀ちゃんを見るとオドオドして
いてまるで屍のようだ。
「まぁ、多分君達演劇部の仮入部だよね?」
「は、はい」
俺が言うとその同級生はくしゃっとした笑顔を
俺に見せて
「ホントに?男子が全然来なくて不安だったんだ。」
と安堵の表情を俺に向ける。
「えっと...あなたは?」
亀ちゃんが震えた声で尋ねると
「あ、忘れたね。私は梅音 乃々華(ばいね
ののか)一応、正式な演劇部員なんだ!
で、君達は?」
「俺は倉浜 光太郎。よろしくな!」
「俺は亀岡 渉です。
よ、よ、よろしくお願いします」
「倉浜と亀ちゃんか!よろしくね!
じゃぁ、部室入ってよ」
梅音に連れられ部室に入ると、やはり女子女子
女子。そこらかしこに女子だらけで亀ちゃんは
卒倒してしまいそうだ。
「あなたが仮入部に来てくれた子?」
といかにも先輩!って感じの人が俺と亀ちゃんに
近付いてくる。俺が身構えていると
「私の名前は伊井 遥希
一応この演劇部の部長なんだ。よろしくね」
「ぶ、部長様でしたか。俺、じゃなくて
私めの名前は倉浜 光太郎と申しまして...」
と媚びを売っていると
「まだ入ってないのに部長に媚び売るとか
気色悪いんですけど」
と声の高い女子が俺の悪口を言ってくるのが
聞こえたので声のする方を見ると、黒髪
ツインテールにピンクのブレザーに校則違反の
短いスカート。全身アザだらけ。いかにも地雷臭が漂う女がそこにいた。
「うわ!メンヘラ」
もう亀ちゃんは心の中に留めるという事を放棄
していた
「亀ちゃん!流石にそれは失礼だよ。
思ってても言っちゃいけないよ」
と言うと
「うっせェんだよ。黙って」
とキレられた。最近の女子は怖いなと思っていると
「姫華、もうやめようよ。2人とも困ってるよ」
と小柄で大人しそうな女の子が仲裁?に入っていた。この子はまともそうな子なんだろうな
と思っていると
「お前がギャーギャーうるさいせいでこの世の
酸素が使われてるんだよ!お前が喋ると酸素の
無駄使いになるから、もう喋るなよ!」
と別人格と思うぐらい豹変してメンヘラを
説教していた。俺が驚きの目で見ていると
「あ、ごめんなさい。取り乱しちゃって」
と俺達に二重人格です。とアピールしだした。
女子は怖すぎる。まともなのは梅音と部長
だけじゃないか。でも、流石に変なのはこの2人
だけだと思っていた。いや思いたかった
「ふふふ。今日も私って天才✨なんでも
出来ちゃうんだから。うふふふ」
えっと、何を書けばいいかわからないので
出できた登場人物の設定でも書いときますね
倉浜 光太郎
元気明るいバカ。恥ずかしいという感情を母の
お腹に捨ててきた少年。全校集会で喋りだしたり
公の場で常に自分らしくいる、ある意味世間知らず。インターネットが無い家で育ったためどこか
ずれている。
亀岡 渉
真面目でプライドが高い。幼馴染で友達が多い
人気者の光太郎に引け目をいつも感じている。
友達を少ない事を気にしており、それをからかわれると怒ってしまう。キレ症の現代っ子
梅音 乃々華
明るくお淑やか。お嬢様で常に誰に対しても
優しくクラスからも圧倒的人気を誇っている。
しかし、気が弱く、小学生時代はいじめを
受けていた過去も
百田 姫華
完璧主義者だったのだが完璧になれない自分に
対して精神を病みメンヘラになってしまった
少女。決してファッションメンヘラでは無い。
満たされない心を援交で満たすなどダークな
部分も
春川 莉沙菜
二重人格の子。本当は二重人格ではなく、ホントの自分を隠しているが幼馴染の姫華の前では
本性を出してるという感じ。いつもは大人しく
1歩下がった所でみんなを見てる。しかし、
裏は超毒舌で口の中にマムシを飼ってると
言われるほど
伊井 遥希
演劇部部長。常にしっかりしており真面目。
演劇部員を厳しくも愛のある教えて舞台の成功に
導いている敏腕部長。実は大のジャニオタである