表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】魔欠落者の収納魔法~フェンリルが住み着きました~【web版】  作者: 富士とまと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

128/128

最終話

あとがきを読んでね.

休載のお知らせです。

しばらく冬眠する作品ですと書かないとクレームがくるんで仕方なく。

本文はどうでもいいただの飾り。ただし、冬眠されても困ると言うのであれば完結だと思ってください……という体裁。

「ルーク、しばらく見ないうちにずいぶんでっかくなったな?」

 ファーズさんの言葉にルークが眉を寄せる。

「僕は、もう28歳ですよ……毎回それ言ってますけど、前会った時とは1mmも身長伸びてないですからっ!」

「ふふっ、ふふふっ」

 レイナさん二人のやり取りを笑って私を見た。

「エイルは、ずいぶん大きくなったわね。お腹」

 日に日に膨らんでくるお腹をそっとさする。


 みんなと出会ってから20年がたった。

 いろいろなことが変わった。

 魔獣の森の村は今はもうない。

 今は、ブルー王国と呼ばれている。


「どんな子が生まれるのかしらね?」

 レイナさんが私のお腹に手を当てた。

「ルークとエイルの子供か、特化者かな?水か、火か……収納特化だといいな」

 ファーズさんの言葉にちょっとだけ頷きそうになる。

 ブルーのご飯はみんなが用意してくれるようになっているから、私が死んでも大丈夫だけれど……。

 収納魔法の中にいるブルーとの心安らぐ繋がりを、この子にも知ってほしいと、少しだけ思った。

 だけれど……。


「どんな子供でもいいの」

 六法満足であってほしいとは思わない。

 魔特化者だといいなという思いもない。

 五体満足でさえあればなんて、それすら思わない。



 私のところに来てくれた愛しい命。



 もう、それだけで、あなたは私の宝。

 愛しい私の子……。




 だって、生まれてきちゃだめな命なんてあるわけがないんだもの。

 ブルー王国はそういうところ。



 

どうも。

本当は「未完」のまま寝かせておくつもりでした。

(そのため、第三部スタート部分をのせておりましたが、2話ほど削除して、第二部完結部分にしました)


どうしても今は書けない。いつまで書けないか分からない。

だけど「完結はしてない」だから完結マークをつけずにおいてあったわけです。

いつか書けるかもしれない。

……いい加減な終わり方はさせたくない……その思いで。


ただ、最近「完結させてから新作書け」「完結してない作品を放置とか作品に愛情がない」など色々と何度も言われるようになりました。数名ですが、とてもストレスです。


作品を大切にして、愛があるがゆえに完結させない、できない、したくないという気持ちは、読者側にはどうでもいいこちらの事情なのでしょうね。


だけど、無料で公開してる小説に対して、どうして私の気持ちを犠牲にしてまで無理に完結させないといけないのでしょう?色々思うことはあります。


これは本来の完結ではありません。

エイルの持っていた青いペンダントの秘密、出生の秘密が隠されている色々な事情など、物語の中にはいくつも伏線を含めて書き進めてきました。


もし、また書ける状態になったら、本来の道筋できちんと物語を完結させます。

そのつもりだったので、長いスパンで更新停止状態だけれど完結設定にはしていませんでした。

ただ、今は書けません。


精神を削る作品です。難しいテーマを扱っているがゆえに、いい加減な気持ちで向き合うことができません。



というわけで、”とりあえず”完結させておきます。不本意ではありますが「新作書くな」とこれで言われない。それだけのための処置です。

また書けるようになったら、しれっと再開いたします。

それでは、ここまでお付き合いありがとうございました!


それでは、何年後かの未来で再びお会いできる日を夢見て

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 始めから最後まで一気読みしました!!! この物語の空白部がまたうまれてくるのを楽しみにしています! 素敵なお話をありがとうございました!
[一言] 作者様のお気持ち受け取りました(*^^*) マンガから検索してたどり着きましたが、紹介欄の最終話で… の文字をみて先にこちらを読ませて頂きました! あえて納得できるまで眠らせる、逆に愛が伝わ…
[良い点] とても良い作品で、最後まで一気に読みました。人の考え方、物事の捉え方、いろいろ考えることができ、ステキな小説を読ませていただけたことに感謝しています。 [一言] あとがきも読みました。作者…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ