第19話 そして計画実行へ……
フーシェー氏との交渉は、結構どころか凄く強引だったが、とりあえず約束を取り付ける事が出来た。
その翌日、ボクは自室でメモや今までの計画を書いた書類を机の上に広げていた。
短期的に出来る計画と中長期になりそうな計画を整理していく。
王城では羊皮紙、この世界では最高級と言われている紙が、普通に使われているのだ。
短期的に出来る計画
天然酵母でふわふわパンの作り方を伝授
揚げパンを伝授(これは油が必要)
森でキノコ探し
紙の原料になる物探し等等……
中長期的な計画
オリーブの栽培
胡椒の栽培(温室を建てる事が必須)
大豆の栽培
葡萄畑の造設
シャトーの建設
各種野菜果物の栽培
乳牛や肉牛用の牧場・養豚場・養鶏場の建設
農業用水路の建設
運河を使った物流拠点建設等等……
メモ・書類を分け終わる頃にはお昼頃になっていた。
昼食を取った後、ジェロマンを呼び、赤胡椒・大豆・オリーブの実を麻袋一つづつ集め、城に運んで来るようにギルド長への言伝を頼んだ。
ジェロマンがフーシェー氏の下へ出かけた後、ボクはウーンと伸びをして、部屋の空気を入れ替えようと窓を開けると、心地良い風が入ってくる。
その風を受け、深く深呼吸する。
不意に外から強い風が吹き、室内にやや強い風が入ってきて、机の上に広げてあったメモや計画書がバサバサと飛んで床に散らばる。
「あぁん! 紐で綴じるの忘れてたー!」
ボクは慌てて窓を閉め、メモや計画書を短期的計画書と中長期的計画書を仕分けて紐で綴じて小脇に挟み、部屋から出る。
さぁ、これから計画を進めるために、人集めや父である国王様に、この国をもっと発展させる為の相談をしなければ、そう思いながら廊下を進む……。
次章へ続きます(*゜▽゜*)
今年の6月から書き始めたこの『異世界食道楽アドベンチャー』ですが、結構な人数(海鼠腸ファンかな?)に読まれて、結構嬉しかったりします。
今年はありがとうございました!ヽ(´▽`)/
来年はもっと伸びるように神頼みしなければw
次章は1月中に仕上げるつもりです _(:3 」∠)ノシ ジタジタ
では、良い御年を!ヽ(´▽`)/




