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異世界食道楽アドベンチャー  作者: 海鼠腸
第1章 転生~幼少編
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第10話 とりあえずビール!……じゃなくて財政再建?

結構書くのに時間がかかってしまったヽ(´Д`;)ノ

エタったと思った人 ボッシュートです (テレッテレッテー)

なんてなーw (ノ∀`)ペチッ

 王城に戻ってきた。

 が、一番後ろを歩いていたリリアーナだけが門番に止められたので、俺は門番に事情を説明して、なんとかリリアーナを入らす事が出来た。

 リリアーナの今の格好は薄汚れて髪の毛もボサボサで少し臭う…。

 とりあえず、リリアーナを身奇麗にさせて来てーとシャロミーに頼み、王城内広場にある寛ぎスペースで、俺は椅子に座り、ミルクティーを飲みながら小一時間待つ……。


 

 身奇麗にして戻って来たリリアーナを見て感心した、没落しても流石は貴族の家の者だな……と。

 透き通るような白い肌、髪色はプラチナブロンド。

「ふむ、洗えば綺麗じゃないか。まぁとりあえず、話でもしようじゃないか」

 リリアーナの事情聴取開始である。

 俺は腕を組み、ややふんぞり返り気味な姿勢でリリアーナに質問した。

「なんでまた食べ物を盗んだりしたの?」

 するとリリアーナは満面の笑顔で。

「お腹すいたから!」

 それを聞いた途端、俺はずっこけて、椅子から転げ落ちた。

 シャロミーが慌てて俺を起こしてくれる。

 椅子に座り直し、他にも聞いてみる。

「リリアーナ、キミはお金は持ってないはずだよね? 」

 キョトンとした顔で。

「え? お金払わなきゃいけないの? なんで? どうして?」

 頭が痛くなってきた…。

「ボクが居なかったらどうするつもりだったんだよ! 殺されてたかもしれないんだよ! もっと考えて行動しろよ!」

 カッとなり、声を荒げてしまう。

 俺の怒りの声に、リリアーナはビクっとなって半泣きになってしまった。

「リリアーナ! キミは目を離すと悪い事をする様だ、だから今後、ボクの下で、奉公人として働いてもらう! 今決めた! 今日はもう帰っていいですよ」

 そう言い、リリアーナを家に返すことにした。

 勿論、また盗みを働かない様に監視の兵を付き添わせる事にした。


 その後、部屋に戻り、貴族達の無駄遣いを減らすべく、策を講じてみる。

 まず始めに、貴族達に対して、これ以上お金を貸さないように徹底してみよう。

 うん、そうしよう! んで! 寝る!。

 ベッドにダイブ、そのまま就寝……。

 

 翌朝、朝ごはんを食べてシャロミーに、文官を呼ぶように命じる。

 数分後、僕の部屋にシャロミーの後ろから文官が入って来る。

「最近、ボクが国王様に、金融対策を命ぜられた事は知っているか?」

 僕の聞いたことに、文官はピシッと姿勢を正して。

「はい! 聞いております!」

 うん、良い返事です。

「今後、貴族への貸金は、書類を通して行う事とする! 書類はボクが目を通したいから、部屋に持ってくるように! よろしく頼む」

「はいっ! 承りました!」

 伝えたいことは済んだので、文官に退室を促す。


 よし、後は貴族達の反応を見るしか……。



 数日後、書類が来た。

 ついでに、クレームも酷いようで、書類を運んできた文官が青ざめてる。

 書類に目を通す……うん、金額が凄いな。

 使い道は……う~ん、殆ど夜会に使っちゃうのね。

 そんな調子で書類を次々と捌いていく。

 勿論、却下が多い。

 正午、お昼に軽いものを食べて、食後の運動代わりに剣の訓練で軽く汗を流す。

 訓練を終わらせて、自分の部屋に向かう。

 自室に近づくと、何やら騒がしい。

 部屋に入ると、文官が責め立てられていた。

「騒がしいな、何の騒ぎだ?」

 俺がそう言うと、文官を責めていた男たちがこっちを向いた。

「私に言わないで、カサード様に言ってください! 私は言われた仕事をしているだけです!」

 文官が俺に話を振ったので、男達は俺の周りに群がり。

「お金を貸せ! 金がなければ、予定していた夜会が出来ないじゃないか!」

 と、言ってくる。

『なんだ? 随分と勝手な言い分だな~?』

 と俺は思った。

「そんなにお金が必要なら、貴殿らの家を担保にすればどうだ?」

 と提案してみると、男達は途端に黙って部屋から出ていった。

感想が書かれないから、書いてる物語が面白いのか、面白くないのかが判断が出来ない……(゜д゜lll)

出来たらで良いから感想書いて!お願い!

ヾノ。ÒдÓ)ノシ ジタバタ

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