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異世界食道楽アドベンチャー  作者: 海鼠腸
第1章 転生~幼少編
1/137

プロローグ

初投稿です

ある日の連休の夕暮れ時。

浜釣りを楽しんでいる一人の男 半挽はんびき こもり45歳 独身貴族。

某有限会社の管理職。

趣味は食べる事と読書に料理…おっと 彼は大物を釣り上げたようだ。


「釣れたー! って……何だ、ふぐか。でもデカイな~」

 途端に腹の虫が鳴きだす。

「おっと、腹が減ってきたし、家に戻るかな」


そそくさと釣り道具を片付け、車に入れて帰宅した。

自室に戻る頃にはすっかり暗くなっている。

早速、大物ふぐのヒレを切り取り、少し炙り、日本酒に入れて『ひれ酒』を楽しむ。

そしてほろ酔い気分でふぐを捌いた後、一人で調理した肝吸いやふぐ差しを食べ、ひれ酒を飲む。

ひれ酒を飲みすぎて酔いつぶれてしまい、テーブルに突っ伏して寝てしまう…。


次に起きたとき自室のリビングでは無く、道に仰向けで寝ていた……。

目を開けて飛び込んできた景色は、雲一つない青空……。

えっ?! 青空!? 俺は部屋に居たはずだ?!。

ガバっと飛び起きて見ると花畑の中の道だった。

「起きたようじゃの……全く……お主はもったいない事をした物よのう……」

背後からの声に驚いて振り向くと後光がさしてる女性が居た。

後光が眩しいので目を細めながら女性に問いかける。

「貴女は誰ですか?それとここは一体――」

すると女性は。

「ワシか? ワシはアマテラスじゃ。ここは現世と黄泉の境目ぞ。そしてお主は自分の作ったふぐ料理の毒で死んだのじゃぞ。」

(え? マジかよ……覚えてない……)

自分の行動に驚愕しその場で膝をつき、頭を抱えて激しく動揺する。

「何を動揺しておる? それがお主の運命だったにすぎぬ。だがお主は毎日先祖供養やお寺参りを欠かさずやっておったのぅ、その十分に高い徳がある様じゃから…そうさのぅ…お主!前世とは違った世界でやり直してみればどうかの?」

俺はアマテラスの神様の提案に即 乗ることにして激しく頷く。

「良し! ならばワシが来世に必要な力を授けよう。目を瞑るが良い。」

アマテラスの言うことに従い、俺は目を瞑った……。

そうすると、体中に心地良い感覚に包まれた――。


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