表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

4.対談

全然かけてませんがちょくちょく書いていきます。

「だから、魔王にならないか?って言っておるのだ」


ぽかーんとしている勇者に対してもう一度聞いてみた。


「なんでそうなる。私は負けを認めて殺される覚悟なんだぞ。それが憎っくき魔王になるなんてありえない」


まぁ、普通そうだよね。


「まーとりあえず魔王っぽく話すの疲れるから素で話すぞ」


勇者が再びぽかーんとしている。


「お前は一回命を捨てたんだからその捨てた命を俺が使っても問題ないんじゃないのか??」


「ふざけるなっ。愚弄するのもいい加減にしろ」


「いや。してないから。お前はなかなか強い。そんじょそこらの人間にはまず負けないだろう?魔王としてこの地を守るためにはそのくらいの力が必要だ」


「人間を襲う魔王になんて誰がなるか」


「いや、何回も言うけど俺たち魔王は人間を襲えと命令した覚えはない。むしろ人間に被害が出ないように魔物を管理するために俺たちがいる」


「そんなバカな話信じられると思うのか?現に私の住んでるところでは魔物の被害がすさまじいんだぞ」


これもさっき言ったんだがな・・・・。


「それはお前たちが魔王の一角である【森の賢者】を討伐してしまったからだ。俺たちは各々領土を持っている。魔王の仕事はその領土内の魔物の管理と、都市や町の管理だ。町には魔人だけでなく、獣人やエルフ、精霊、それに人間もいる。」


「人間もいるのか…」


「あぁ。人間もちゃんといるぞ。人間が統治している大陸では魔王は忌み嫌われていて、討伐対象かもしれないが、魔王とは【魔法や魔術を極めし王たる器】に与えられる称号だ」


「そんな…。私が今までしてきたことはいったい…」


「そう落ち込むな。これは人間の王が我々を認めていないからこその結果だ。お前のせいではない」


「私には何ができる…?」


おっ。目の色が変わったな。

かかったかな(にやり)




評価いただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ