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1.おわりからはじめる

 雪は好きだ。


 全てを白で覆い隠してくれるから。


 何も無かったことにしてくれるから。


 そこら中に散らかったガラクタ達を雪が白く染めていくのを横目に、目の前に立つ人の顔を見た。


 あなたはなぜ泣いているの?


 自分はなぜ笑っているの?


 ああ、そうだ。


 あなたがとてもやさしい人だったから。




 チョコレートが雪のように融けて、脳を蕩かした。


 それは、これ以上なく甘くて。


 死ぬほど甘くて。


 もう死んでもいいと思えるほど甘くて。


 ほっぺたが落ちるほど甘くて。


 何も考えられなくなるくらい甘くて。


 自分はこのために生まれて来たのだと思うくらい甘くて。


 自分が幸せだと錯覚するほど甘くて。


 そして、鉄のように苦かった。

受験期に書き始めたはいいものの、途中で飽きて投げっぱなしになっていた作品を書き切ることにしました。


バレンタインデーに合わせてどっかに出そうと思っていたのですが、いつの間にかホワイトデーすらも過ぎておりました。


作中の季節が冬であることから私の不真面目さは伺い知れると思われます。


ゆっくり書いていこうと思いますので、長く暖かい目で見てやることを推奨します。

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