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015 ウフソーリングの太陽石

 突然の宴に引き込まれてあざみたちはキョトンとした表情になったが、屋敷に招かれたからには上がらねばなるまい。


 積もる話などもあるらしく、酒食を囲みながら大いに語り合うこととなった。夕刻と言っていたが日がとっぷり暮れてもまだぼちぼちしか人が集まらず、最後の一人が現れたのは、もう宴もお開きにしようかといった頃だった。


「自由かよ! この人たち自由なのかよ!」

 大概時間にルーズなあざみですらつっこまずにはいられなかった。


 時間に対しておおらかすぎるだけではない。夕暮れ前までは勘違いが原因であれだけ血相を変えてジュリを捜索していたのに、そのジュリが見つかったことに対して理由をとやかく詮索することなくこうして純粋に喜び合っているのだ。あきれながらも、それでも少しだけ心が温かくなってくる。


 桜童子から念話が入って、あざみはその場で応答する。

(大体、そっちの様子はヤクモが身振り手振りで教えてくれたよ。宴会か?)

「そうなんだよ、にゃあちゃん。突然すぎる祝宴」

(カカカ、まあ、そっちはそっちで楽しんでくれ。こっちの港は安全らしいから、おいらたちは船の上で休むことにするよ。じゃあな、たんぽぽ、お休み)


 念話をやめると、アキジャミヨたちが顔を覗き込んできた。

「念話かー。今のが念話っちゅーやつかー、彼氏かー?」

「んー、にゃあちゃんはさ。頼れる兄ちゃんって感じ。彼氏って感じじゃないなー」


 近所のおっちゃんも会話に混ざる。

「彼氏といえばー、お前さん、ジュリちゃんを使いに出したのはー、誰かと近いうちに結婚しようというハラじゃないのかいー。彼女をーまずわしらに紹介しろよー」

「おれは心に決めたんだー。クリスマスまでには嫁にするってー」

「だからー、相手は誰さー」


 <ウフソーリング>は、金銭にはほぼ無縁の生活だが、結婚の結納にだけは財貨が必要になる。そのときに財貨をわずかばかりしか用意できなければ、大変不名誉な評判を得ることになる。嫁いだ方も半人前の家に嫁いで可哀想にと同情の目で見られることになる。これは彼らの自尊心が許さない。そこで、キラキラとしたもの集めが得意な彼らは、その習性を利用して外貨を得るのである。



 あざみが割って入る。

「ちょーっとまってちょっと待って! クリスマスっていつなの」

「さあ、わからんー」

「え、クリスマスはいつか分かんないのにクリスマスまでにはって決めてんの?」

「そうさー」.

 これまでの<ウフソーリング>の生態を見ればありえない話じゃない気がして言葉に詰まるあざみ。

「ぐぅ、じゃ、じゃあこっちではスノウフェルってどうなってんの?」

「スノウフェル? こっちでは雪降らんしねえー。知らんねー」

 アキジャミヨが言うと、向こうの方で飲んでた青年が答える。

「なんか、大昔のことだけどー、花火が上がって鹿が出たって言ってたよー」

「花火?」

「鹿?」

 ハギが首をひねると、イクスも同じように首をひねった。

「鹿じゃないってー」

 炊き立ての白米を頬張っている他の青年がそれに答えた。

「トナカイだってー。じいちゃん言いよったぞー」



 あざみもこれにはピンときた。


 ゲーム内では1日が2時間、つまり12倍速で時間が流れていた。つまりまるっと一日プレイすればエルダーテイルの世界では12日が過ぎたことになるのだ。単純に言えば1年で12年が過ぎ、3年で36年経ったことになる。どうやら、セルデシアでの大地人たちの時間認識はそのようであると桜童子が言っていた。


 つまりは「<大災害>より何年か前に、この地域での冬イベントに成功したプレイヤーがいて、そのとき花火が上がりシカに似た生き物が登場した」ということが語り継がれているのだ。


 たしかに<スノウマン>が闊歩するイベントなんて熱帯雨林のこの地にはふさわしくない気もする。出てきたとたんに自分で溶けてしまいそうだ。

「なんだ、こっちはトナカイかー」

 あざみは呟いた。「まあ、可愛ければにゃあちゃんにペットとして飼ってもらおう」とも考えていた。話によると桜童子の十二の召喚契約枠には空きがあるらしい。



「そもそもクリスマスがいつなのかわかんないんじゃ話にならないわ。ほら、クガニが言ってたじゃん。なんだっけ、何とか関」

「ぶ、相撲取りみたいな名前になってんじゃねえか」

「そういうアンタは思い出したの?」

「あーあれだろ、えー、あれだ。ホラ、ジュリ。時間の分かるやつ」

 結局バジルも酒が入っているのでさっぱり思い出せない。

「太陽石のことですか」


「あーそれそれ! 明日見に行こう!」

 バジルとあざみは同時に叫ぶ。そしてお互い顔を見合わせてむっとする。


「なんだかんだ言って息合ってるにゃねー。このチームは」

 イクスは山丹にキウイをやりながら笑う。そうして平穏な夜は過ぎていく。


■◇■


「ふぅおお、やっぱ、港の甲板の上は、テント張ったって寒いわ。やべ、息白ぇ」

 そう呟くのは港居残り組のツルバラだ。もう時間は深夜を回っていた。

 この時間に起きたのは小用のためだが、ついでに船も点検するあたりはもう職業病とも言えよう。ただし、明かりはほぼない島の夜である。<冒険者>の目をもってしてもあまりよくは見えない。ただ白く昇る息ははっきりと見えた。

「あ、流れ星」 

 こぐま座のあたりでゆっくりと星が飛んだ。



■◇■

 

 明け方になった。泥酔している<ウフソーリング>はまだ起きてはいないが、あざみたちはすでに起きていた。現代人の魂をしっかりと持っていても、日が落ちてしまうと寝る習慣が身につくと日の出には起きるのも苦じゃなくなるらしい。



「にゃあちゃん。こっち合流する?」

(先に行っておいてくれー)


「今、何かしてる?」

(修行中だー。おいらは絵を描く修行で、ディルは縄の結び方を港で習ってる)


「はあ?」

(だから、シンブクを倒すためのだなー)

「こっちもがんばってんだから、にゃあちゃんたちもがんばってよねー」


 念話をそこでやめて、出かける準備をする。どうにも戦闘用の修行には思えないが、桜童子は意味のないことはやらない。それだけは間違いなく信じている。

 

 アキジャミヨは完全に酔いつぶれていて動けないので、ジュリが案内を勤める。島を反時計回りに進んでいく。

 冬ではあるが眩しい日差しで、頬をなでる潮風が心地よく感じられる。ジュリの長い髪が風に靡く。白い麦藁帽が風に舞わないよう手で押さえている。相変わらずジュリは白いワンピースで、季節感がないが、この島ではよく似合う。

 <冒険者>の足ならこんな道なりに進まなくてもよいのだが、道を外れようとすると、ジュリからとがめられる。

 <水の島>と呼ばれるように小さな島でありながら水源がいくつもあり、これらは大切に祀られているのである。下手に踏み込もうものなら、水域を穢すものとして厳しく処罰されるという。一緒に飲み明かした仲といえども断行されるに違いない。ひょっとすると一緒に飲んだということ自体もう忘れてしまっているのではないかという危惧さえある。




「ジュリさん。夕べはどちらへ?」

「え?」

 しばらく進み、小道に入っていった頃のことだ。突然ハギは切り出した。ジュリは振り返る。ハギは和服の袖に腕を突っ込んだまま少し険しい表情をしていた。

「どうしたの、ハギパパ。突然」

「あざみさん、実は周辺警戒も必要だろうとハトジュウを眠らせないでおいたのですよ」

 術者と感覚を共有しているから、それではハギもあまり眠れてはいないかもしれない。

「そうしたら、ジュリさん、みなさんが寝静まったころ、屋敷を抜け出ましてね、こちらまで来ていたようなんですが。ひょっとして、私らを罠に落とそうとしてます?」



 ジュリは首を振って言った。

「覚えてないのです」

 てっきりハギは、しらばっくれる敵役のように「だとしたらどうします?」とか「あら、私がそんなことをしそうに見えますか?」とか言うのだと思っていたから拍子抜けした。


「そうですか。夕べは結構気温も低かった様子。夢遊の癖があるのなら気をつけなければいけませんね。私はてっきりあなたが悪事を働いているものだとばかり」


「心配おかけしてすみません」

 少女は立ち止まって謝った。ぱさりと帽子が落ちてしまい慌てて拾う。


「もしそうだとしたら化けの皮をはいでやろうと思ったのですが。そうですか、あなたが悪事を働いていないとわかれば問題ないのですよ」

「疑うなんて人が悪いぞ、ハギパパー」


「あー、二日酔いでぼーっとする。オイ、ハギ、こんな嬢ちゃん疑うなんてどうかしてんぜー」

「そうにゃー! ハギパパがなんかいじめっ子に見えてきたにゃー、あだだ、頭がずきずきするにゃ」


 四人が笑いながら先を歩いていると、後ろからジュリが大きな声で呼んでいる。

「みなさーん! 通り過ぎましたよー」

「何ー? ジュリ!」

「こっちなのでーす」

 あざみが高速でUターンしているのに対して、寝不足のハギと二日酔いのバジルとイクスは足が重い。山丹もどうやら二日酔いらしい。やっと全員がそろってジュリの指差すところまで戻ると、うっそうとした緑が伐られその空間に海が見える美しい景色が見えた。



「え? これが太陽石?」


 そこには風雨の影響を受け黒くなった石があった。あざみはストーンヘンジぐらい大きいものを期待していたからだろう。たしかにこの石が視界には入っていたが、完全に見落としていた。直径2メートルほどの石が鎮座してあった。 



「これが太陽石なのです」

「た、ただの黒っぽい石だね」

「昔は太陽の位置で季節や日時を割り出していたのだと聞きます」

 ジュリが言うと、ハギは近づいて観察する。


「ははあ。上面に線が描いていますね。ほとんど風化してますが、棒か何かを立てて影の落ちる位置で時間を割り出したのでしょう。あ、なるほど」


 そう言ってハギは回り込むと、太陽石に寄りかかって海を眺めた。



「水平線上に島が見えますね。ジュリさん、あの島は?」

 太陽のある方角を指差すと、その指の先に島が見える。



「<アグーニ>だとご主人様は教えてくれたのです」

 ハッとした表情をハギは浮かべた。地図で△のついていた島が<アグーニ>だ。

「おそらく冬至の日の出の位置ですね。じゃあ、夏至はあのあたりか、あの島は?」


「<ケーラ諸島>の島のひとつなのです」

「おい、ハギ。オレ様も見たい」

 ○がついていた場所だ。太陽石は×印。3枚の地図がひとつにつながった。だが、何も起きない。ハギは首をひねりつつバジルと場所を交代する。


 続いてイクスが立つ。最後にあざみが石に近づいたときに変化が起きた。ハギが声をかける。

「ストップ、あざみさん」

 

 太陽石が光学迷彩の機能を有したように、背後の景色をうっすらと透過しはじめたのである。さらには電子回路のような光る文様が表面に走ったのである。ただ、まだうっすらとしているので、よく分からない。


 あざみはそっと動いて変化を見る。手で触れる。尾で触れる。くるりと回る。                                      

「あ、きた」

 腰の刀が近づいたときに、透過率が上がり、文様も強く浮かぶ。閃いたあざみは短刀「暮陸奥」を鞘から抜き放ち石にかざす。文様が地中からエネルギーを吸い集めているように脈動する。刀身の青く美しい輝きを抱きたがっているようにも見える。刀を静かに石に載せる。


 石の透過率が最大になった。不思議な光景だ。直接真後ろに立っている人の姿は見えないのに、景色は透かして見える。


「アルブの新機能ってメタマテリアルですか!?」

「まだなんか起こるにゃ!」

 文様がさらに内部に走り、新たな文様を浮かび上がらせる。


「ん!?」

「こりゃあ、文様っていうか」

「数字ですね」


 一風変わったフォントではあるが、数字だ。小さい数字は12とスラッシュのような線があって、23が並ぶ。

 大きな数字は0、8、1,9。8と1の間に二つの点があり、一秒間隔で明滅を繰り返している。数字が0,8、2,0に変わった。


 意味がやっと分かり、ハギと、バジルとあざみは大爆笑した。イクスは感動の叫び声をあげている。ジュリは宝石でも見るようにうっとりと眺めていた。


「わっはっは、これはなかなかなジョークコンテンツですね」

「ぶは、ギャハハハ。まさかの! ひー、おっもしれえ」

「なんだよー、あの荘厳さは。ふふ、まさかデジタルになっただけって」

「なになになに! 何でみんな笑ってるにゃ! すごい技術にゃ! 神業にゃ! 時が見えるようになったにゃ! まさか、冒険者にかかる呪いにゃか!?」


 太陽石は<ルークィンジェ・ドロップス>の放つマナによって、デジタル時計になったのだ。あざみの持つ短刀は<ユーエッセイの歌姫>の力で、最強の切れ味のみではなく、<ルークィンジェ・ドロップス>の性質を持つようになっている。


 現代人である冒険者からすれば、デジタル時計は百円程度で売られる安物であり、自然現象で時が計れるほうがよほどすごいと感じるのである。これは、先人が知恵と技能を結集して作り上げたその仕組みを知らずとも時が読めるようになり、なおかつ物の価値を金額の多寡でしか判断しなくなったことの弊害であるのかもしれない。下手をすれば、「すぐ狂う」「安物だからね」などという小バカにする心理さえ働く。3人の笑いはそうしたもので、イクスの真摯な態度に少し反省した。



「でもよお、光学迷彩にデジタル時計って、オレ様にとっちゃフルコース料理のデザートが駄菓子の飴玉だったみたいな感覚になるわけよ」

「知らぬにゃ! これはすごいものにゃ」

 バジルが若干食い下がったが、イクスは頬を膨らせたまま石を拝んだ。


「あきさみよー」

 背後で声がした。アキジャミヨは自分の名を名乗ったのかと思ったが、「なんてこったー」という意味で使っているのがわかった。


 目が覚めたらいなくなっていたジュリを追いかけてやってきたようだ。二日酔いの上に走ってきたからだろう。可哀想なくらい目の下は落ち窪み、鶏冠のような突起物は萎びてしまっている。ジュリに抱きつくかと思えば、太陽石にすがりついた。


「12月・・・・・・23日。ダメだ。もう2日しかないじゃないか。このままじゃおれは半人前のままだ」

「ご主人様、あの金貨では足らなかったのですか」


「失敗した。見込みが甘かった。―――あれぐらいじゃ足りなかった」

「そんな」


 あざみは首をひねった。そして、すっと短刀を持ち上げると、鞘にしまった。太陽石は元の太陽石に戻る。ううう、と泣いて力を落とすアキジャミヨ。


「ちょっとアンタ」


 アキジャミヨは顔を上げる。もはや眼球から水分が出尽くしたんじゃないかというくらいくしゃくしゃな表情だ。

「ジュリのこと好きなの?」


「好きだー!」

 かっと目を見開いて言う。その表情はなかなか勇ましい。さきほどのしょぼしょぼした表情からは考えられないぐらい真剣な表情だ。

「ジュリ、ご主人様は好き?」


「ハ、ハイ。大好きなのです。でも、私のようなものが」


 ヤっちゃえばいいじゃない、結婚式。あざみはそう言いたい所をぐっとこらえた。2人は種族も違えば身分も違う。身分はどうということもないかもしれないが、ジュリはアキジャミヨのことを大切な人と公言するのをはばかっている。そのくらいの差はあるということだろう。また、多額の結納金を用意しなければジュリまで肩身の狭い思いをしなければいけない、というのであればこのまま結婚させるのは酷だ。

「ジュリ。私たちもう友だちだよね」



「ハ、ハイ。ありがとうございます」

「礼なんて言わないでよ、調子狂うなあ。ジュリは私たちの大切な友だちだから、私たちがプレゼントしてあげる」


 そしてあざみは念話を入れる。

「あ、にゃあちゃん。おつかれー。勝つための秘策、できた?」



■◇■



 こちらは港近くの学校跡である。どこか広いところを貸してくれと港にいた青年たちに頼むと、冬季は使っていない田んぼを貸すと申し出てくれた。しかし、桜童子がしようと思っていたのは地面を使った絵の修行で、いくら今使ってないとはいえ、今後大切なコメを作る田では気が引ける。そこで、近くのグラウンドを借りることになった。



 グラウンドには多くのギャラリーが詰め掛けていた。<ウフソーリング>はもちろん、桜童子のエンカウント異常に引き寄せられて、島の生物たちまで集まっていた。穏やかな性質のものが多く、おとなしく遠巻きに見守っている。


「おう、たんぽぽー。おいらの方なら順調だ」


(絵の修行でしょー? 本当に勝てる?)

「勝てるかどうかはわかんねえが、勝算は生まれたねえ」


 桜童子の足元には、幾何学模様が広がってる。グラウンドを埋め尽くすようにたくさんのカラフルな円が描かれている。高いところから見れば、きっとグラウンドをキャンバスにした抽象画に見えたことだろう。題は『勝算』といったところか。

 助手のような顔をしたサクラリアときゃんDプリンスも満足げだ。



 桜童子の足元にある図形は円ではなかった。しかし、そこから離れたところに、切り抜かれたように色のついていない部分がある。それはきちんと半径4.017mの円になっていた。


(ねえねえ、勝ったらドロップした金貨は全部アタシにもらえないかなあ)

「はあ? んー、レンに聞いとくれー」


 飲み込みの早い桜童子でも即答はムリだ。意図も目的もわからない。ドロップした金貨にはほとんど頓着のない桜童子には、どのくらいの金額になるのか概算もできない。ただ、あざみは自分のために使う金をギルドから調達しようなどということはまずない。自分のためなら倒すべき敵が二百体だろうが三千体だろうが、たった一人で稼ごうとしてしまう。


 だから、これはまた人助けか何かのつもりなのだろう。シモクレンはおそらく簡単にうんとは言わないが、結局はあざみには弱いので条件をつけて許してしまうのだろう。


「ふっ」

(ん? なんか言った?)

「いやあ、いい妹をもったなあ、ってな。たんぽぽ、次の戦闘も頼むぜ」

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