No.9 カリスマお嬢様と薬剤師
はい、第9話です。主人公の設定に煮詰まってますが…まあ、気晴らしに始めた作品なので行き当たりばったりです。
一度消えて泣きそうです…良い感じで書けてた物消えると…orz
はい、俺こと、フランドール・スカーレットです。
ちなみに、戦闘にはなりませんでした。その時の回想に入っちゃうけど良いよね?ね?
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「お、思い出したって…大丈夫なのか?」
「フラン…」
「ふん、手間が省けて良かったわ。さぁ、帰るわよ?フラン」
心配そうに見つめる魔理沙とアリス、それと、傲慢な態度ながらも赤い瞳の奥で心配そうに揺らぐレミリアが此方を見下ろす様に見ていた。
「あ…あ…ぁ…」
まるで糸の切れた人形の様に座り込み、両肩を抱いて震える俺に、アリスが慌てて顔を覗き込んでくる。
「フラン!!だ、大丈夫?」
優しく背中を撫でてくるアリス
「っ!!?フラン!?どうしたら!?医者!?咲夜!!医者!!永琳連れてきて!!」
泣き出しそうに慌てるレミリアの声が、意識がブラックアウトする間際に聞こえてきた。
ガヤガヤと数人の話し声が聞こえて来て、水中から水面へと向う様に意識が浮上していく。
目を開けると、知らない天井…と言う事はもう無く、アリスの家の天井が見えた。
「ここは…そっか…夢じゃ…無いんだ」
そんなぽつりと呟いた声に、一人の女性がベッドの側に歩み寄って来た。
「気分はどう?」
そちらに視線を向けると、赤と紺の服に、ナースキャプ見たいな紺色の中央に赤い十字マークが付いた帽子を被り、綺麗な長い白髪を三つ編にした女性が、優しそうな笑顔で此方を見ていた。
「看護士…さん?」
「当らずとも遠からず…って所かしら?一応、医者と言う事になってるわ。薬師をやってるの。医術の心得もあるから安心してね」
「…あ、あぁ…そっか」
確か彼女の名前は、八意永琳…
「あの…フランは大丈夫なんですか?」
ふと、アリスが声を掛けてきたのに気が付きそちらを見ると、心配そうに見つめる魔理沙とアリス、戸惑いを隠せていないレミリアが涙目で此方を見ていた。
「そうね。今の所異常は無いみたいだけれど、確か記憶喪失って事だったかしら?話を聞く限りは、記憶の混濁による失神って所だと思うけれど、吸血鬼なら丈夫だろうし心配は無いと思うわ。一応、問診はしておきましょうか」
「あ、はい」
体を起こそうとした所で永琳さんに押し留められた。
「はい、そのままで良いから、ムリしない程度に答えてね?えっと…自分の名前はわかる?」
「…俺の名前は司です。」
「司…ね」
そう言った瞬間、永琳さんと咲夜さん以外の表情が硬くなった。
「それじゃあ、わかる事ゆっくりで良いから教えてくれるかしら?」
「ちょっと長くなりますが…」
そう言うと、永琳さんはベッドの側の椅子に腰を下ろし、ほかの皆もそれぞれ椅子に座って此方を向いたが、咲夜さんだけは、不動で立ったまま動かなかった。
~少女説明中~
「…それで、気が付いたらこうなってて…」
「それじゃあ!…っ」
黙って聞いていたレミリアが声を荒げ立ち上がるが、睨む様にこちらを見て口を開いた
「フランは…どうなったの?」
「…ごめんなさい…わかりません」
「っ!!?わからないですって!?ふざけるな!!フランを、私のフランを返して!!」
今にも殴り掛かりそうなレミリアを、魔理沙とアリスが押し留めた。
「まあ、待ちなさい。解決できるかわからないけど…白玉楼に行けば何かわかるかもしれないわ」
「「「!!?」」」
「あの…」
「何かしら?」
「白玉楼って…確か行くの結構めんどくさいって話では?」
「あら?知っているの?まあ、最近は、色々行き来が多いらしいし、誰かに案内させれば大丈夫でしょう」
「あと、俺、飛び方わかりません…」
「「へ!?」」
「あら?その体なら飛べるんじゃないの?」
「…ん~……っはぁ」
そう言われ、ベッドから起き上がり背中の羽を動かそうと頑張るが、ピクピクとしか動かず、疲れた様に肩で息をしだした所でやめた。
「…やっぱり、無理みたいです…」
ふと、皆の顔を見ると一部は顔を背け、もう一部は口元を抑え目を見開いて此方を見て、永琳さんは、しょうがないわねって感じの笑顔を浮かべていた。
「何?この可愛い生き物…」
ぽつりと呟いたアリスの一言で俺の思考は停止してしまった。
「それって…能力が使えないってことかしら?」
「そう言えば…」
今まで黙ったままだった咲夜さんの言葉で皆が視線を向けると、咲夜さんはお辞儀をしつつ口を開いた。
「フラン様…司様でしたか?」
「えっと…はい」
「司様は、どうやって紅魔館から脱出なされたのですか?」
「あっ、ごめんなさい!…その、廊下から外に飛び出して、門の所に行ったら、美鈴さんが寝てて…」
「…っ、またあの子はサボって…帰ったらお仕置きですね…あぁ、そう言う事ではありません。吸血鬼の弱点でもある、雨が降っていた筈ですが、どうやってここまで来られたのですか?」
「あっ…そう言えば、私が見つけた時は昼間だったわね?かなりボロボロだったけど…」
「そ、それは…森で迷子になって…その、ちょっと転んじゃって…」
赤くなって苦笑いを浮かべると、一部が噴出す音が聞こえた…恥かしいです。
「んー、不可解な事が多いみたいだけど…憑依のせいで力を失ってるのかも知れないわね」
「じゃあ、何か?今のフランは人間と変わらないって事か?」
どうやら俺は、普通の女の子と化しているようです。
「なぁ、フラン、腕相撲しようぜ」
「ちょっと、司でしょ?司ちゃん、お姉ちゃんとお着替えしましょう」
「司なんて認めない!!フランは、私のフランなんだから!!」
「もう、一応、病人の前なんだから静かになさいな!」
「あうぅ…(エーリン、エーリン、タスケテエーリン)」←頭の中でこんな曲が流れています。
文章最初書いたよりおかしくなった。ちょっと首つってくる。
あ、もし修正できそうだったら今度やっておきます。
次回もよろしくお願いします。




