第十三話 貴方の作った産物は規格外……現実になればオタク女子もびっくりです。
ルトロスを落ち着かせ、元の場所に戻る……何事も無ければいいが……。
次に水晶玉が映し出されたのはウガタ村になる。
「チッ……この村の盗賊団が離反したらしいな。」
「隊長、仕方ありません。私達だけでも行きましょう。」
コイツらはガルバルド傭兵部隊……小隊並みの数で30人近くいる……盗賊団と待ち合わせをしていたらしいが、悪いが今は僕の陣営だ。
「くそ……まぁ良い……盗賊団の取り分をこっちに回すよう交渉するのみだ。デカイ屋敷らしいからな……金もたんまりあるだろう……。」
すいません……一文無しです……。
「おーい!僕だ!山崎だ!」
なんだその下手くそな挨拶は……。
傭兵部隊と接触したのは僕もとい僕に化けたヤミコ……ドッペルゲンガーだからこういう事も出来る。
「おう、待ってたぜ!丁度盗賊団がバックレたみたいでな……取り分が多くなるぞ。」
「それは楽しみだぜぇ。」
俺ってこんな口調だっけ?
「僕がその例の屋敷まで案内するよ、さっき下見をして来た……中には誰も居ないし、安全でい。」
「おう、やるじゃねぇか!だが、誰一人として居ないのは気になるが……まぁ良い。」
傭兵部隊はヤミコの後に付いていく……なるほど、わざわざ巣に招き入れて捕食するのは合理的だ。
ヤミコは彼らを庭にまで招き入れる。
「この先が屋敷の入り口ですぜ!ボス!」
ヤミコから見た僕ってこんな感じじゃないだろ……。明らかに下っ端みたいじゃないか……否定はしないけど……。
「良いか!中に入り全ての部屋を調べろ!班を作り散るんだ、作戦内容には魔剣の回収とだけ記されている……それっぽい物は片っ端から全部頂け!」
「おう!」
「外にも目を配れ!隠された入口も素早く探すんだ!モタモタしてると燃えカスになるからな?!」
「了解です!」
さすが、隊長と言うべきか指示がよく通る……部下にも信頼されてるようだな。
ガルバルドの指示を聞き部下が班を作って散っていく。
「よし、ヤマザキは俺たちと来い。ギルドでも恐怖の死神と恐れられた俺の実力を見せてやるよ。」
なんかダサくね……?恐怖の死神とか小学生か……。
その様子を監視室でフォスノーラとロンガが見ていた。
「まさか、監視カメラが機能するとは……。」
「ここの設備は全部使える……ただのお飾りじゃない事を示しましょうロンガ……。」
フォスノーラはボタンを押す。
——「しかし不気味ですね……誰も居ないとは……。」
「良いか?隊長の言う通り素早く終わらせるぞ?航空戦団が来て空爆を始めたら俺達は助からねぇからな?」
ガルバルドから離れた班は廊下を歩いており周りには大きな甲冑のオブジェクトが武器を持って佇んでいる。
「しかし不気味だ……この廊下いつまで続くんでしょう?」
「慎重に行こう……あまりに不自然だ……。」
彼らの背後からガシャりと音がする。
『不届き者を排除する……。』
傭兵が振り返ると、佇んでいた甲冑達が動き出す……。
「く!お前ら、迎撃を!」
傭兵部隊は魔法やら剣で攻撃するも甲冑は倒せない。
『ここはハル様の家であり我が家……同時に私達『アーマードセキュリティーシステム部隊』の家でもある……私達に居場所をくれたハル様の恩に報いるため貴様らを供物として捧げてやろう……。』
え……コイツらにも意思があったのか……初めて知ったんだが……。このオブジェクトはガチャで手に入る……簡単に手に入り後付けとしてダンジョン制作時には戦わせる事も可能になった……ただそれだけなのだが……オブジェクトもNPC同様に感情があるのか?
甲冑が手前の傭兵をバッサリと斬り殺す。
「た、助けてくれえええええ!!」
「た、退避だ!!奥の扉まで進め!!」
あの甲冑のレベルは固定でコモンが20でノーマルが30、レアで50と決まっている、ただし武器装備の付け替えが可能……僕は彼らにストーリーモードで手に入る、ボスから入手できる武器を持たせた……最終的にはガチャやら自分で作った方がいい武器になるからな……ただ単に屋敷を豪華にするため飾りとして彼らに持たせたのだが……まぁ、活用してくれて嬉しいよ……僕は……。
甲冑達はさらに傭兵を斬り殺しながら扉へ追い詰める。
「ぐわああああああ!!」
「どうした?扉を早く開けろ!」
「鍵がかかってまして!万能の鍵でも開きません!」
「急げえええええ!!甲冑のバケモンが押し寄せて来ておる!!」
扉だが、鍵穴は飾りです。電子扉のようでフォスノーラのいる監視室で操作しないと開きません。
甲冑達が傭兵部隊を血祭りに上げながら扉を必死に開けようとする傭兵達にジリジリと迫る。
カーペットは内臓をぶち撒け赤く染まっている……ちょっとグロいな……。
「ああ……。」
数人を追い詰めると反対の扉の下から血が流れる……一昔前の海外スプラッター映画のように……。
役目を終えた甲冑達は自分の定位置に戻り何事も無かったように佇むだけだった……。帰ったら、拭いてやろう……。
次は書斎……様々な本がありそれらは魔法やスキルを付与できる本のアイテムが多く揃っている、もちろん職業や経験値をも与える物も存在する、もちろんレアな奴は書斎最奥の鍵付きの部屋に全部しまってある。
「全くスゲー量の魔術書だ。」
「ですが、全て一般的な内容……持って帰る程でもないでしょう。」
この世界においてもコモンやノーマルの魔術書アイテムは一般的という価値観なのだろう……。
「気になるのは奥の鍵の付いた部屋……禁書もあるかも知れません。」
「ならさっさと開けようぜ。剣もあるかも知れねーしな。」
「ま、待て!」
「どうした?」
傭兵の一人が本棚の奥方をゴソゴソと弄っている。
「なんだこれは……初めての感覚に俺は衝撃を隠せない……。」
傭兵の手に持ってた本は『熟した若い柘榴〜未亡人の果汁。』という作品だ……いや、待て……。
「おお……なんだ……この泣ける芸術品は……文字は分からねぇが、ひしひしと伝わるぜ……性と寂しさを埋めるこの感情は……涙無しじゃ見れねぇ……。」
それ、俺のエロ本ンンンン!!間違いない……ルトロスの野郎……俺の泣けるエロ本を……こんな雑なトコに隠しやがってええええええ!!
「「おお……」」
おお……じゃねーよ!仲良く読んでんじゃねええええええ!!
『エロ本セキュリティー発動!ルトロス様のプログラムにより排除開始!』
なんだそのセキュリティーは……。
書斎の中央に巨大な絵画がある、あれはガチのオブジェクトであり飾りなのだが……。
『立ち読みは厳禁です……敵なら尚更……その本を見て良いのはルトロス様だけです。』
お、俺は……?絵画に描かれた女性はここの司書であり、本アイテムの引き出し管理の際はこの絵画に話しかける事で出来る。てか、お前も感情みたいなのがあるんだな……。
「良いとこで邪魔してんじゃねええええ!!」
傭兵が炎魔法で絵画を攻撃するも魔法陣で防御されてしまう……。
『マジックオーバーシーリング。』
絵画の女性が書斎全体に魔法封じを仕掛ける。
「なんて力だ!矢を放て!」
魔法が使えないと分かり弓に切り替える。
『メデューサアイ。』
絵画から不気味なオーラが出ると弓を構える前に傭兵達は石へと姿を変え時期に戦闘不能となる。
お前戦えるんか……。さっきの甲冑はともかく、これに関しては例外も例外だろ……後でルトロスに聞いた方が良さそうだ……。
今度は地下……ヘイムス・ヴィティズの寮も存在する……しかしここは誰も入れない……いくつか抜け道が存在するが見つけるのは至難の技のはず。
「しかし、よく見つけたな?なんでも、抜け道が見えるんだろ?」
「ああ、この傭兵部隊に入る前は盗賊でな……この力は特殊らしいんだ……これならマッパーもいらねぇよ。」
なるほど、以前ネット掲示板に書き込んだプレイヤーもそんなスキルを持っていた……『千里眼』と言うスキルだが、ダンジョン攻略時にはとても役に立つ……職業はマッパーなどの探査系が覚えられる……この傭兵はたまたまそのスキルを覚えているのかも……。
「しかし、迷路みたいだな……迷っちまいそうだ。」
「大丈夫だ、俺がいる。」
「でもよ、剣の位置とか分かるのか?」
「明らかに広い部屋がある、そこにありそうだ。」
いや、そこはヘイムス・ヴィティズの寮なんだよなぁ。
「足元に気をつけろ……この用水路に流れている水……結構深い……。」
「ああ……ん?」
用水路から何かが浮かんでくる。
『ゴボボボ……。』
「なんだこれ?」
「警戒しろ!」
すると何かが水飛沫をあげ出てくる。
『これより先はヘイムス・ヴィティズ寮……孫娘の様に可愛い子達の住処……荒らす訳にはいかぬ……。』
正体はクラーケン……この用水路に設置したダンジョン用トラップモンスターだが、コイツも感情がありそうだな……。
「戦闘に入るぞ!」
傭兵が武器を構える。
『バカめ……スライム達よ!エサの時間じゃ!!』
クラーケンの口から墨が出て傭兵の目を潰す。
「がああ!!」
「落ち着け!目をやられただけだ!」
傭兵の足元はレンガで出来ておりその隙間からスライムが滲み出てくる。
「あ、足が!!」
傭兵の一人が少しずつ足を溶かされ消化……体制を崩し倒れると群がるようにスライムが覆い被さる。
「ど、どうした?!」
もう一人は目が完全に開かない……状況が分からず動揺するしか脳に残ってないようだ。
『愚かな奴よのう……この地下ダンジョンの用水路の水自体……スライム……彼らが水を濾過するだけとお思いかな?』
ああ、確か浄化石とスライムをこの用水路にぶち込んだっけ……だから水洗式トイレが使えたりシャワーが使えたり出来たのか……とはいえ転生した時に最初話した水質検査は必要だな……。
『さて、ワシも腹を空かせてるでな……。』
触手がゆっくりと近づき傭兵を掴む……後は想像の通りだ。
——今度は外に変化あるようだ……。
「ほう、神聖な雰囲気を感じる。」
「あ?こんなボロボロな棟にか?」
「俺は元々僧侶だ。わかんだよ。」
傭兵達が見つめていたのは東棟の教会……マオとナショルナによって半壊状態なんだよな……。
「とりあえず、開けるぞ。」
「おう。」
傭兵が教会の扉を開けようとした瞬間……。
「だぁれ?」
まずい……マオとナショルナが傭兵より先に扉を開けてしまった。
「おい、こいつ!」
「なんだよ、ただのガキだ。」
「バカか?『竜族』を知らねぇのか?奴隷商に売れば一生不自由ない暮らしになるぞ?!」
「マジかよ?」
竜族?いや、FOOでは龍神族だ……名前が違うだけで同じ存在がいるのかも。
「よしよーし。おじさんが、お菓子を買ってあげるよ……さぁ、おいで?」
「分かった!!」
ナショルナが餌に釣られた……なんてこった……。
「ダメだよナショルナ……イカノオスシ。」
偉いぞ……マオ……ていうか誰が教えたんだ?
「何それ!?」
「じゃあお手本見せるね。」
マオは傭兵にゆっくり近づく。
あれ?行かない、乗らない、大声、すぐ逃げる、知らせるじゃねーの?
すると、マオは傭兵にボディーブローを捻りこ込む。
「ぐわああああああああ!!」
「『いか』がなさいましたか、お客人。」
いや、如何する方なのか……。
「ふざけんじゃねぇ!!クソガキ!!」
もう一人の傭兵がマオに襲いかかる。
「調子に『乗らない』で下さいませ。」
口から炎を出して傭兵にダメージ……脈絡なんもねぇ……。
「『お』おごえを出して差し上げます。」
マオはドラゴンと同じ声量で咆哮する……傭兵の精神力はゼロになる……いや、そこは当たってんのかい……。
「『す』ぐ対処が必要でしょう。」
今度は傭兵をガンガンと蹴りまくる……えぇ怖い……。
「死亡確認…。」
塾長おおおおおおおおおおおおおお!!
「すっごーい!!」
すごくねぇから!!すごいけど!!
「ミトラス様が教えてくれたの。」
あいつかあああああ!!
——気を取り直し、最後にガルバルド本人だ……ヤミコはどうやら宝物庫へ繋がる通路へ案内している。
「なるほど、この先に例の剣がある訳か。」
「そうっすよ。」
天井には下半身が蛇で上半身人間の彫刻が三体それぞれ左手にシャンデリアを持ち右手に槍を持っている。
「確かにこの豪勢さ……その先に剣があると見た。お前ら、前に進み扉を開けろ。」
ガルバルドの部下が扉まで寄ると下に魔法陣が出現する。
「あああ!!助けて!隊長!!」
「うお?!待ってろ!!」
前にいるヤミコを抜き部下を助けようとするガルバルド。
「シャドウハンドか?今、聖水を!」
魔法陣からは黒い手が出て来ており傭兵達の足を掴んでいる。
「ヤマザキは他の部下に伝えろ!!俺は……あれ?」
振り向いた時には僕に化けたヤミコは姿を消しておりガルバルド本人は状況を飲み込めてなかった。
「一体……。」
ぼうっと考えていると、頬に切り傷が出来る……だが、標的は明らかにガルバルド本人でなく後ろの部下だった。
「え……。」
上を見るとシャンデリアを持った下半身が蛇で上半身が人間の彫刻が動いていた。槍に血がこびり付いている、ガルバルドは振り返る……。
「な……?」
部下が一人腹を抉られており死んでいた……。
「おおおおおおおおお!!」
ガルバルドは剣を抜き応戦……だが、部下は足を掴まれ動けない……彫刻三体にガルバルド一人の戦いになるが、結果は見えていた。
——「と、このように……屋敷では誰一人として危害は無く順調です。」
「おう……そうか。」
無事で何よりだが、酷いな……悪く思うなよガルバルド……。
——そして問題の帝国航空戦団だが……。
「艦長!動力部に異常なし!例のポイントまでもうすぐであります!」
「ああ、流石魔導エンジン……帝国最強の科学力だな……。」
「後方の『帝国戦闘戦艦』も同時に異常ありません。」
「全く……我々航空戦団まで雇ってまで屋敷を落とせだ?マルクレイブ卿の金払いは良いが……一体何を考えておるのだ……。」
その様子を下からサマニアとソワレが見ている。
「メインシステム セントウモード キドウ……。」
「何それ?」
サマニアが思わず突っ込むが……。
「ご主人が一時期ハマってたゲーム!『ガーマードゴア』!」
「あ、そうなんだ……。」
「よし!頑張って褒めてもらうぞ!!」
「と、とりあえず……私が幻惑を見せて、ソワレが戦艦破壊ね?」
「任せてよ!」
ソワレは白いコンテナに手を掛け開く……中には近代武器がどっさりだ。
——「よし、そろそろポイントに到着だ……お前ら……。」
戦艦の艦長が周りを見渡すと衝撃的な光景が広がる……。
「悪い!俺は男に目覚めたかもしれん!!うおおおおお!!」
「アアアアアアアアアー♂!!」
——「うわあああああああああああああ!!」
僕も遠隔で見てるけどマジでこれは何だ!サマニアはサキュバスで幻惑を見せるけど……お前BL知識あるのか……僕の本はBLないからな……いや、ショタ物が確か……まさか……ルトロス……。
——「何をしておる!!いかんぞ!!禁忌じゃ!!」
「それを乗り越えた先に愛があるんだあああああ!!」
帝国艦長が必死の説得をしてるが、周りが全部盛ってやがる……どういう地獄だ……しかも乗組員は全員男……これは効果的だが……なんだろう……何かが僕に訴えかけてくる……言葉にできない何かが……。
帝国の戦艦の間に何かが超スピードで抜ける。
「なんじゃ!」
正体はソワレであり両足に近未来な推進器をつけ背中にジェットパックを付ける……両肩にミサイルと左手に大型レールガン……右手にビームアサルトライフルとこの世界の先の技術を何千年も先取りしたであろう装備だ……。
「ターゲットロックオン……排除開始……。」
ソワレの性格は『オタク』……職業もアクトレスということもありそれっぽいセリフを連発する……ああ……SFオタク女子すぎる……。
「急ぎ、防衛行動を取れえええええ!!」
帝国艦長が指示をしている間……盛ってた乗組員は急いで持ち場に着こうとするが……間に合わない……。
「ミサイル全弾発射アアアアアアアアアー!!」
先に後方の一隻を大量のミサイルをお見舞いする……戦艦は簡単に崩壊……爆破が他二隻に伝わる。
「おおう!?……急いで、舵をきれ!振り落とされるな!!」
破壊された戦艦の再爆破を危惧し離れようとする。
「ミサイルコンテナパージ!!」
ドフンという音共に両肩のコンテナを外す。軽量になり更に速いスピードで敵を撹乱する。
「おおおおお!!殺人的な加速だ!!」
お前、それ言いたいだけだろ……?
「蝿を撃ち落とすのだ!」
戦艦から対空砲が撃たれるとソワレは簡単にかわす。
「当たらなければどうという事はない!」
分かった分かった……もう良い加減決着をつけてくれ……。
ソワレはレールガンをチャージせず対空砲に放ち破壊、狙撃ポイントを確保する……。
「良いか?魔導エンジンからパワーをチャージ、拡散魔導砲を撃て!散弾なら当たる!」
「チャージなどさせるものか!」
そのセリフ知ってる奴いるのか……。
「エネルギー充填!50……60……。」
ソワレのレールガンがバチバチとパワーを貯める。
「外しはしない!」
レールガンの方がチャージが早く……魔導エンジンに直撃……戦艦がもう一隻沈む……。
「嘘だ……我々帝国航空戦団が……いとも簡単に……。」
戦艦の艦長が絶望する……。
「レールガンのオーバーヒート確認……!」
ソワレはレールガンを捨て、対空砲の間を縫いビームアサルトライフルで牽制……。
左腕のパワーを貯め空に掲げる。
「なんじゃ!あれは?!」
戦艦の艦長も驚くが、緑のエネルギーの塊が天高く一つの棒になっている……いわゆる巨大ビームサーベルか……。
「オーラパワー全開いいいい!ダンクうう……」
いや、混ざってるし……。
ソワレが振り下げると戦艦は真っ二つになり破壊……めっちゃ強いけど……SFオタク女子なのが残念なんだよな……。
彼女が仕事を終え地上に降り立つ。
「勝利のポーズ……決めっ!」
ドカーンと後ろに爆発が……お前何なんだ(動揺)……。
「地下から這い上がる狂気……城郭都市はまだ見ぬ恐怖に包まれる……そんな中ハルマは何を思うのか……これは彼女達の愛故の行動と信念……行き過ぎた愛が彼を襲う!次回!『狂気の谷!ヘイムス・ヴィティズ』」……次もサーび……」
「えぇ……。」
サマニアがポカンとするが、僕もだ……とにかくソワレは戦闘も性格も規格外……考えるだけ無駄……ていうか、次の内容話しちゃってるし……。
第十四話へ続く……。




