第5話 ユウコと◯ョロゾ 出会いと進化
テッカニン「ミーンミンミンミンミン…」
(学校 体育館)
校長「えぇぇ、明日から夏休みに入るわけですが、学生の本分である、勉学を怠ること無くしっかり取り組み、また、めいいっぱい遊んで、(ダラダラ)」
(学校 教室)
まっさん「えぇぇ、校長先生から話があった通り、夏休みに入るわけですが、みんなも知っての通り宿題が(ダラダラ)…」
ユウコ「ふぁぁぁ…」
☓ ☓ ☓ ☓
まっさん「…忘れないようにっ。それじゃあ一学期最後のホームルームはこれで終わりですっ。それじゃあこれで解散!」
男子1「終わった〜〜〜!!なぁこれから川行かね!?」
女子2「まっさんの声ってマジで眠くなる…」
女子3「分かるw」
男子4「zzz」
ユウコ「んんんー(背伸び)」
【ユウコが帰る準備をしていると、ミアが駆け寄ってくる】
ミア「ユウコこれ見てっ!(スマホを見せる)来年のシコクリーグの応募ホームが出たわっ!!」
ユウコ「えっ、あぁ、もぉそんな時期か」
ミア「ねぇユウコ!私と一緒にシコクリーグにエントリーしましょうよ!!」
ユウコ「えっ、なんで私まで!?」
ミア「だって一緒に出たほうが楽しいじゃない!!」
ユウコ「いやいや、私を巻き込まないでよ」
◯ョロゾ「(元気良く)ニョロニョロ!!」
ミア「ほらっ!◯ョロゾはやる気みたいよ!?」
ユウコ「えぇぇぇでも…」
ミア「一緒に出ようよっ!!」
◯ョロゾ「ニョロニョロ!!」
ユウコ「う〜〜ん、ちょっとお母さんに相談してみようかな…」
ミア「うんっ!分かったわ!」
◯ョロゾ「ニョロニョロ!」
(マコトが横を通り過ぎる)
ミア「あっ!!ねぇマコちゃん!!マコちゃんも一緒にシコクリーグにエントリーしない!?」
マコト「ん?俺もうエントリーしてるぞ?」
ミア「えぇぇ!そうなの!?…えっちょっと待ってよマコちゃん!!一緒にエントリーしようって言ってたじゃない!!(怒)」
マコト「いやそんなの知らねぇよ。というかその呼び方やめろっ!!」
ユウコ「………」
(ユウコの家 リビング)
ユウコ「ただいまぁ」
◯ョロゾ「にょろにょろ〜」
母「おかえり二人とも〜」
(ユウコの家 リビング 夜)
【ユウコ ◯ョロゾ 母 父 が夕飯を食べている】
ユウコ「…ねぇ、お母さん。ミアからシコクリーグに出ようって誘われたんだけど…」
母「えっ!ユウコあなたっリーグ出るの!?すごいじゃない!」
父「おお!いいじゃないか!頑張れよ」
ユウコ「いや、出たいとかじゃなくってさぁ。どうしようかなって…◯ョロゾは出たいって言ってるんだけど…」
◯ョロゾ「にょろにょろ!!」
母「あらそうなの?まぁ…◯ョロゾが挑戦したいって言うならやらせてあげたら?」
ユウコ「ん〜〜、まぁそうなんだけど…」
父「ん?なにか気になることがあるのか?」
ユウコ「 うん………ほら、◯ョロゾはまだ最終進化じゃないし…」
父「なるほどなぁ。あっ、それなら父さんの知り合いに、水の石を持っている人がいるぞ」
ユウコ「水の石?」
父「あぁ、◯ョロゾが進化するのに必要な石だ。明日休みだし、もらってこようか?」
ニョロゾ「ニョロニョロ!!」
ユウコ「(ニョロゾの顔を見る)………うん…」
(ユウコの部屋)
【ユウコはベットに横になり、スマホで「◯ョロゾ 進化」と調べる】
ユウコ「えっと…◯ョロボン、水、格闘タイプ。 泳ぎで鍛えた筋肉は太くたくましく正拳突きで大きな岩も粉々にする。筋肉をすべて使ったダイナミックな泳ぎが得意だがなぜか地上で生活する…」
(ミアの部屋)
スマホ「ピンポンッ」
ミア「ん?………(スマホを見る)ユウコからメッセージなんて珍しっ」
− − − −
ユウコ「ねぇミア、ちょっと明日家に来てくれない?」
ミア「うんいいよ!!ユウコからメッセージなんて珍しいわね!?なにかあったの!?」
ユウコ「ちょっと用事があるの」
ミア「おっけ(スタンプ)」
ユウコ「おやすみ〜(スタンプ)」
− − − −
ミア「メッセージ終わるのはやっ!!………なにかしら?」
(ユウコの家 昼)
◯ッカニン「ミーンミンミンミンミン」
【ミア イワちゃんがユウコの家の玄関前にいる】
インターホン「ピンポーン」
ユウコ「はぁぁい(ガチャ)あっミア、入って」
ミア「おじゃましまぁ〜す」
イワちゃん「イワンッ」
母「あらミアちゃんいらっしゃい!」
ミア「こんにちわ〜」
イワちゃん「イワンッ!!」
母「あらっ!その子ってもしかして!」
ミア「はい!私の相棒のイワちゃんです!」
母「やっぱり〜、かわいいわねぇぇ」
イワちゃん「イワンッ!!」
ユウコ「ミア〜行くわよ〜」
母「それじゃミアちゃん、ゆっくりしてってね」
ミア「ありがとうございます!」
(ユウコの部屋)
◯ョロゾ「にょろにょろ!!」
ミア「◯ョロゾ、こんにちわ! それで、話ってなんなの?」
ユウコ「実はね。◯ョロゾを進化させるか迷ってて…」
ミア「えぇぇぇ!?◯ョロゾ進化するの!!良かったわね◯ョロゾ!!」
ニョロゾ「にょろにょろ!!」
ユウコ「……いや違うの…」
ミア「ん?違うって?」
ユウコ「あのぉ…私は別に進化しなくてもいいと思ってるの」
ミア「えぇなんで!?進化させたら良いのに!!強くなるし、何より◯ョロゾも進化したがってるじゃない!!」
ユウコ「そうなんだけど…」
【ニョロゾがユウコの膝に頭を乗せる】
【ユウコはニョロゾの頭を優しく撫でる】
ユウコ「…なんて言ったら…私は、◯ョロゾは、◯ョロゾのままでいてほしい?ていうかね。別に進化する必要なんてないというか…」
ミア「ふ〜〜ん、私にはよくわかんないなぁ………。◯ョロゾって◯ョロモから進化したじゃない?それとおんなじなんじゃないの?」
ユウコ「えっと…あの時は突然だったから別に…どちらかといえば嬉しかったし…でも今回のは…違うじゃない?」
ミア「違うって?」
ユウコ「う〜〜〜〜〜ん…もう、訳が分からないわよ…、なんだろう…進化させるのが、怖いっていうか…」
ミア「怖いかぁ…私はイワちゃんが進化してくれたらとっても嬉しいけどなぁ…」
イワちゃん「イワンッ!!」
【ミアが窓から庭の池を覗く】
ミア「そういえば私、ユウコとニョロゾがどうやって出会ったか聞いたことないかも」
ユウコ「確かにミアに話したことなかったわね」
ミア「ちょうどいい機会だし、二人の出会い教えてよ」
ユウコ「いいわよ…」
− −(ユウコの回想シーン ユウコの部屋)− −
【ユウコ(6歳)が部屋で本を読んでいる】
池「ぽちゃ」
ユウコ「ん?誰かいるの?」
【ユウコが部屋から池を覗く】
ユウコ「あっ、◯ョロモ!」
【◯ョロモが1匹で池を泳いでいる】
ユウコ「かわいいぃぃ」
【ユウコはしばらく◯ョロモを見つめる】
ユウコ「モーモーミルク飲むかな?」
【ユウコはモーモーミルクを庭に置き、しばらく様子を伺う】
ユウコ「………あっ来た(小声)」
【◯ョロモはユウコを横目に見ながら、ゆっくりと近づいてくる】
ニョロモ「ニョロ?(ゴクゴクゴク)ニョロ〜♪」
ユウコ「ふふふ♪」
【川沿い 薄暗い】
(ユウコと母が買い物袋を持ち、家に帰っている)
ユウコ「それでね!◯ョロモがモーモーミルクを飲んでくれたの♪」
母「あらっ、そうなの?」
ユウコ「ふふふ、私、◯ョロモと友達になっちゃった!(にっこり)」
母「それは良かったわね(にっこり)」
【母が川の方に顔を向ける】
母「あっ!見てユウコ…」
ユウコ「えっなに?」
【ユウコが川を見ると、◯オーと◯パーの群れが泳いでいる】
◯オー「ヌオ〜〜」
◯パー「ウパ〜〜」
ユウコ「うわ〜◯ケモンいっぱいだ♪」
母「◯オー達が群れてるなんて珍しいわね」
ユウコ「かわいいね」
母「そうね」
(次の日 庭)
◯ッカニン「ミーンミンミンミンミン」
【◯ョロモがいつものようにモーモーミルクを飲んでいる】
◯ョロモ「(ゴクゴクゴク)」
ユウコ「もしかして………あなた、一人なの?」
◯ョロモ「ニョロ?」
ユウコ「………一人ぼっちはさみしいもんね。いいよ、一緒にいてあげる!」
【ユウコが◯ョロモの頭を優しく撫でる】
◯ョロモ「ニョロッ!」
【◯ョロゾがユウコの膝の上に乗ってくる】
ユウコ「よろしくね。◯ョロモ♪」
◯ョロモ「にょろにょろ!」
− − − −
ユウコ「それで今に至るわけよ」
ミア「へぇ、いい話じゃない」
◯ョロゾ「ニョロニョロ」
ユウコ「それが今では進化して、◯ョロゾになって」
ミア「大きくなったわよね」
父「ただいまぁ!」
母「おかえりなさい」
ユウコ「あっ、お父さん帰ってきた」
☓ ☓ ☓ ☓
父「ユウコ、水の石もらってきたよ」
ユウコ「ありがとうお父さん」
ニョロゾ「にょろにょろ!!!(飛び跳ねて喜ぶ)」
父「◯ョロゾ!良かったな!!」
ミア「こんにちわ〜」
父「あぁ、ミアちゃん来てたのか。ちょうどいい、これから◯ョロゾを進化させるんだ。よかったら見ていってくれ」
ミア「もちろんですよ!!………ユウコ、どうするの?(小声)」
ユウコ「(◯ョロゾを見る)………まぁ、ここまで来たら…やるしかないわね」
父「はい、ユウコ」
【ユウコは父から水の石を手渡される】
◯ョロゾ「ニョロニョロ!!」
ユウコ「………◯ョロゾ、進化するわよ」
ニョロゾ「にょろにょろ!!!」
【◯ョロゾはユウコから水の石を受け取った】
【………おや!?◯ョロゾの様子が……!】
【◯ョロゾの身体から青白い光が溢れ出す!!】
【◯ョロゾは◯ョロボンに進化した!!!!】
ミア「すごい!!!進化した!!!!」
父「やっぱり、進化はいつ見ても圧巻だなぁ…」
【ユウコが◯ョロボンの頭を優しく撫でる】
ユウコ「◯ョロゾ…大きくなったわね…」
◯ョロボン「ニョロボッ!!!!」
【◯ョロボンがユウコに飛びつく】
ユウコ「ちょっと!◯ョロボン、くすぐったい(笑)」
母「ふふふ、進化しても相変わらずね」
ミア「おめでとう二人ともっ!!ねぇ、進化した記念に、◯ケモンバトルしない!?」
イワちゃん「イワンッ!!」
ユウコ「◯ケモンバトル…いいじゃない!!あの時の決着をつけましょ!!」
◯ョロボン「ニョロボッ!!!」
父「二人とも、いつの間にか成長したな…」
母「そうね…」
(公園 バトルフィールド)
【ミア イワちゃん ユウコ ◯ョロボン バトルフィールドにいる】
【父と母が遠くから見守っている】
ミア「イワちゃんっ!!思いっきり行くよ!!」
イワちゃん「イワンッ!!」
ユウコ「…◯ョロゾ。進化してからの初めてのバトル!張り切っていくわよ!!」
◯ョロゾ「ニョロニョロ〜!!!」
※BGM〈キラキラ〜アニメサイズver.~ :うた ユウコ〉
ユウコ「もう…なにも怖くないわ!!ニョロボン!!はらだいこ!!」
ニョロボン「ニョロッ!!ニョロッ!!ニョロッ!!」
【ニョロボンは自分の体力を削ってパワー全開!!】
母「はらだいこ!?」
父「自分の体力を削る代わりに攻撃力を最大にする技…いつの間にあんな技を…」
ミア「ユウコ、面白いじゃない!!」
ユウコ「ミア達が本気でリーグチャンピオンを目指すんですもの。私達も本気で行くわっ!!」
ミア「(むやみに近づけないわね…)イワちゃん!波動弾!!」
イワちゃん「うぅぅぅワンっ!!」
【小石が◯ョロボンに向かって飛んでいく!】
ユウコ「すてみタックルっ!!!」
◯ョロボン「ニョローーボン!!」
【◯ョロボンは守りを捨てイワちゃんに突っ込んでいく!!】
【イワちゃんの”波動弾”が◯ョロボンにヒット!】
【しかし、◯ョロボンは怯まず突き進む!!】
ミア「躱すわよっ!影分身!!」
イワちゃん「「イワッ イワッ」」
【イワちゃんが3体に分身!】
◯ョロボン「ニョロボッ!!!」
【◯ョロボは一体のイワちゃんに攻撃!】
【しかし、◯ョロボの攻撃は相手のイワちゃんには当たらなかった!】
ミア「もう一発 波動弾!!」
イワちゃん「うぅぅぅワンっ!!」
【イワちゃんの”波動弾”が◯ョロボンにヒット!】
ユウコ「やるわねイワちゃん!!(ニッコリ)」
母「あんなに楽しそうなユウコ、久しぶりに見たわ…ホントにいい友達を持ったのね」
父「あぁぁ…そうだな。頑張れっ、ユウコ、◯ョロボン…」
ユウコ「◯ョロボンッ!!次で決めるわよ!!バブルこうせん!!」
◯ョロボン「ニョロボーーー!!」
【◯ョロボンは泡を勢いよく発射!】
ミア「影分身!!(汗)」
イワちゃん「「イワッ イワッ」」
【イワちゃんが3体に分身!】
【◯ョロゾのバブルこうせんは一体のイワちゃんにヒット!】
【しかし、◯ョロボンの攻撃は相手のイワちゃんには当たらなかった!】
ミア「(にっこり)そう来ると思ったわ!!◯ョロボン!これで決めるわ!!ばくれつパンチ!!!!」
◯ョロボン「ニョロ〜〜〜ボッ!!!!」
【◯ョロボンは渾身の力で パンチをくり出す!!!!】
イワちゃん「イワッ!? イワーー!!(悲鳴)」
【◯ョロボンの攻撃がイワちゃんにヒット!!】
【イワちゃんは地面に倒れ込んだ】
※BGM〈キラキラ〜アニメサイズver.~ :うた ユウコ〉終了
イワちゃん「イワ〜〜〜〜〜〜(目がクルクル)」
ユウコ「や、やったわ!勝ったわ◯ョロボン!!!」
◯ョロボン「ニョロボッ!!」
ミア「………イワちゃん!お疲れ様!!」
イワちゃん「…イワンッ!」
【ミアがイワちゃんを抱きかかえて、ユウコの元に来る】
ミア「ユウコ!!◯ョロボン!!とっても良いバトルだったわ!!」
ユウコ「えぇぇ!ミア、イワちゃん。バトルしてくれてありがとっ!!」
ニョロボン「ニョロボッ!!」
イワちゃん「イワンッ!!」
【ミアはスマホを取り出す】
ミア「ねぇユウコ!私と一緒にシコクリーグにエントリーしましょうよ!!」
ユウコ「………えぇぇもちろん!!」
【ユウコもスマホを取り出す】
ミア「それじゃあ行くわよ」
ユウコ「うん」
ミア ユウコ「せ〜のっ!(ポチッ)」
ユウコ「これで私達、ライバルねっ!」
ミア「えぇぇ、次は絶対に負けないんだから!!」
こうして私とユウコのさらに熱い戦いの日々が始まったのです。
次回「ミアとイワちゃんの試練 挑戦!キョウジジム!」




