2話
2話となっておりますが、後々、割り込み投稿で所々に過去のお話とかが入ることがあります。
これを書いたのは、記憶が新しいうちに書き残しておこうと思い、執筆しました。
MF文庫Jの新人賞(第二十一回、第四期)の一次選考の結果が、今日、発表されました。
結果は残念なことに、『落選』です。
応募した作品は、『異世界転生したらメカ少女になっていた!!』です。
小説サイトに投稿しているのは、『初稿版』ですが、応募したものは『改稿版』で、スキルを削除した作品となっております。
理由は『一巻で全メカ少女のスキルが判明しないから』です。
主人公一人だけスキルが解明しないまま一巻を完結させると、審査員の人から『なんで?』と思われそうなので、削除してあります。
今、藤谷葵戦記を執筆している最中に、落ちた原因と思われることを考えたのですが、浮かんだのは二つです。
一つ目は、世界観。世界観がレーベルカラーに合っていなかった可能性があります。他の方の作品を見ても、異世界ものは少ないように見られ、異世界転生の時代は終わったのだろうかと、悲観しました。自分が書きやすいものが異世界転生だったものですから。そして、『メカ少女』というのが、ファンタジーとアンマッチだったのかもしれません。
作者としましては、王道の異世界ファンタジーであり、隙間を狙ったSFで、いけるとおもっていたのですが、このような結果になって残念です。
まあ、メカ少女の作品は、作者自身が気に入っているので、他のレーベルに応募しようと思っています。
二つ目としましては、『文章力』ですね。
書籍化作家さん、ウェブ作家さん、どちらの方々の作品と比較しても、私の描写は粗いところがあると感じます。練習をしてみたり、推敲のときに考えてみたりはしているのですが、それでもまだ未熟に感じるところが多いです。
勢いで書くスタイルの藤谷葵としましては、『もっと外の世界を体験して感性豊かにする』が足らないのだと痛感しました。
部屋に引き籠ってひたすら書いていても、成長はしないということですね。
この文章を書きつつ、『評価シート』が郵便で送られてくるのを、待っているところです。
手ごたえとしては、前回応募作品よりは『登場人物の葛藤や成長』が見られた分、良いのではないかと思っております。