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南極の北極星  作者: 夜月星野
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第六 かくれんぼ ~Part1妖しげで美しき遊園地~ (応募作品から除外)

※この "かくれんぼ" は応募作品には入れなかった作品です。

生まれて初めて描いてみたホラー作品でもありますw

「もーういーかい?」

「もーういーよ」


里奈は振り向いた。

そして思わず声を漏らした。


「どこ?ここ」


今の今まで児童館にいたはずだ。

なのにここは、薄暗い空から夕陽が差し込む遊園地。


1人も客のいないメリーゴーランドが、幻想的なメロディーに、赤や黄色の光を眩目映く放ちながら、目の前で怪しげに回っている。


美しすぎて、むしろ不気味だった。


「みんな、どこ?」


里奈は心細そうに呟いた。


遊園地には、里奈以外に人はいない。

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