表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
南極の北極星  作者: 夜月星野
16/24

第十六 ロックンロール

――次はCROWのみなさんです。

曲はBlack Cat.

どうぞ――。



ダダダダダダダッ!


雷のようなドラムを合図に、あたり一面、炎の海が焼き尽くす。

俺たちは、目もくらむようなスポットライトに負けじとばかり、

エレキギターを弾き鳴らす。

嵐が巻き起こったかのように、落雷の叫びを響かせて。



これがロックというものだろう?



一言一言魂込めて、俺たちは思いを歌にする。



ほら気づいたか?



俺たちのいるこの空間、観客もみんな総立ちで、

奴らも思いを口にする。

俺たちが一つになる今この瞬間(とき)、一つの世界が誕生した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ